ノロウイルスで筋肉痛があるときは要注意!起こる原因と対処法!
ノロウイルスは、冬から春にかけて流行しやすいウイルス性の胃腸炎ですが、ほとんど予兆がなく突発的に症状が現れるので怖いですよね。
そして、人によっては症状に筋肉痛が現れることがあるそうなので、注意が必要なのですが、ノロウイルスで筋肉痛が起こる原因や対処法はご存じですか?
そこで今回は、ノロウイルスで筋肉痛があるときの注意点や、起こる原因と対処法について詳しくお伝えしていきます。
ノロウイルスで筋肉痛が起こるのはなぜ?対処法も
ノロウイルスは特に冬に流行しやすいウイルス性の胃腸炎で、感染力が非常に強く、感染するとあっという間に体の中でウイルスが増殖し、激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れるそうです。
そして、子供から大人まで幅広い世代の人がかかり、下痢や嘔吐などに伴って37~38度程度の微熱が出るのですが、特に大人の場合はやや高い熱が出て、それに伴う関節痛や筋肉痛で眠れないほど辛くなる場合があります。
こうしたノロウイルスでの筋肉痛は、発熱によるものだけでなく、嘔吐や下痢等で過剰に内蔵が動き続けた結果、機械がオーバーヒートしてしまうかのように、身体が全身の各所を動かしすぎてしまうために起こります。
さらに、ノロウイルスでは体から大量の体液が失われて、脱水症状を引き起こすことが多く、脱水によって筋肉がスカスカの状態になっているにもかかわらず、急激に炎症が発生しており、内蔵のダメージも回復しなければならない状態になります。
そのため、体の免疫は内蔵を回復させることが優先するので、ダメージを受けた筋肉は後回しになり、結果的に強烈な痛みを引き起こしてしまうのです。
そのため、こうしたノロウイルスによる筋肉痛が現れた時には、ウイルスを便から排出する一方で、脱水症状の回復をすることで対処するようにしましょう。
そして、脱水症状では、水だけでなく、ミネラル(イオン)も失われているので、水分と塩分をバランスよく摂ることが必須となります。
そのため、スポーツドリンクなどをこまめに飲むか、それでは身体が冷えるようであれば温かいほうじ茶と梅干しなどを少しずつ摂るようにすると、楽になってくるのでおすすめです。
こうした脱水症状の対策は、ノロウイルスの症状が完全に緩和するまで注意して、こまめに行なうようにすると筋肉痛に悩まされることなく安心して休むことができますよ。
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ノロウイルスの発熱には解熱剤を飲んでもOK?
ノロウイルスで筋肉痛が現れるのは、前述のような原因も考えられますが、発熱によって身体のあちこちが痛む場合もあるようです。
そして、ノロウイルスではほとんどの場合が37~38度程度の微熱で済むので、大人にはそれほど辛くはありませんが、乳幼児にとっては発熱は体の負担になるので、市販の解熱剤を飲ませようとする方が多いようです。
しかし、ノロウイルスの場合はこうした解熱剤や、吐き気止め、下痢止めを飲むことは基本的にNGで、飲むことによって一時的に症状が楽になったように見えても、服用をやめるととたんに症状が再発し悪化することもあるので、注意が必要です。
そのため、特に子供が熱で苦しんでいるのを見るのはつらいと思いますが、解熱剤の使用は控えるようにし、もしも熱がなかなか下がらず高熱になってくるようであれば、ノロウイルス以外の病気の可能性も考えられます。
こうした場合は、市販の薬を飲まずに病院へ行き、医師の指示に従って薬を処方してもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ノロウイルスで筋肉痛があるときは要注意といったことや、起こる原因と対処法について詳しくお伝えしました。
まず、ノロウイルスで筋肉痛があるのは、下痢や嘔吐によって身体がオーバーヒート状態になり、免疫が内蔵を回復させることを優先させる結果、ダメージを受けた筋肉が激しい痛みを引き起こすからでしたね。
そのため、こうした場合は、脱水症状を防止するため水分と塩分をバランスよく摂るようにすると身体が正常な状態に戻され、筋肉痛も緩和されるのでした。
また、発熱などの症状が辛くても解熱剤などを飲んでしまうとかえって逆効果になるため、どうしても辛い場合は病院で処方してもらえる薬を使用すると良いとのことでした。
こうしたノロウイルスの筋肉痛は、高い免疫力があれば内蔵だけでなく筋肉の回復も早期にできるため、免疫力をつける効果的な方法について次の記事をチェックしましょう!
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?
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