夏風邪の病名や原因ウイルスの種類と治療方法!発疹もある?

画像1夏の暑い季節はよく体調を崩しやすいといいますが、その夏に多いのが夏風邪という病気ですよね。

特に、夏は夏バテにも悩まされやすいので、夏風邪にかかりやすくなります。

しかし、夏風邪という名前はあくまで総称に過ぎず、実はその原因となるウイルスの種類や病名、発疹の有無、また、それらに合わせた治療方法などは意外にきちんと知られていませんよね。

そこで今回は、夏風邪の病名や原因ウイルスの種類と治療方法、また、発疹もあるのかどうかについてご紹介いたします!

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夏風邪の病名や原因ウイルスについてはコチラ!?発疹もある?

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風邪のウイルスというのは200種類以上もあると言われているのですが、中でも夏風邪の場合は、夏の暑さと湿気を好んで活発に活動するウイルスが原因となります。

そして、この、夏に活発に活動するウイルスに感染して発症する風邪のことを「夏風邪」と呼んでいるのですが、その正式な病名は原因ウイルスによってそれぞれ異なり、その種類は様々です。

そこで、以下で夏風邪のうち、特に有名な3大夏風邪を病名ごとに紹介いたします。

・ ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスが原因となる夏風邪の一種で、その症状は発熱や咽頭痛、喉に水ぶくれができたり、食欲低下や嘔吐などがあります。

そして、特に喉の痛みが強いと言われていて、ヘルパンギーナになると水分をとることができなくなってしまい脱水症状を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

・ プール熱

プール熱は、主にアデノウイルス3型が原因となる夏風邪の一種で、その症状は発熱や咽頭痛、結膜炎などがあります。

これは、夏の時期にプールを介して伝染していくことから、プール熱と呼ばれるようになったのですが、プール以外でもウイルスで汚染した手などを介して感染しますので、感染者に接するときは注意が必要です。

・ 手足口病

手足口病は、主にエンテロウイルスが原因となる夏風邪の一種で、その症状は、手や足、口の中に直径数mmの水ぶくれを伴った発疹が現れたり、軽い発熱などがあります。

また、この手足の発疹にかゆみはありませんが、口の中の水ぶくれは痛みが伴うことが多いという特徴があるので、もしもなってしまったら食事には注意が必要ですね。

と、このように夏風邪はその原因ウイルスによって病名が変わり、また発疹が出る場合もあるということですね。

それでは、実際にこの夏風邪にかかってしまったときの適切な治療方法はあるのでしょうか?

そこで、次は夏風邪になったときの治療方法についてご紹介いたします!

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夏風邪の一般的な治療方法についてはコチラ!?

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まず基本的に夏風邪には特効薬がなく、夏風邪の一般的な治療方法はその症状に合わせて治療していく「対症療法」となります。

そして、夏風邪はウイルスが原因となりますから、これらのウイルスを退治するために、自分の持っている体力と免疫力を高めてウイルスが排除されるのを待つしかありません。

そこで、夏風邪の治療方法として、ここでは体力と免疫力をあげるために大切な3つのことを以下で紹介いたします。

・ 水分

夏風邪になってしまったら、汗をかいて脱水症状になってしまう可能性があり、そうなると体力も落ち、熱中症などを併発してしまい大変危険です。

そこで、脱水症状にならないように、マメに水分を摂るようにしましょう。

このときに摂る水分は、ただの水ではミネラルが不足してしまい脱水症状が悪化してしまうため、スポーツドリンクや経口補水液といった塩分を含む水分が良いです。

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・ 睡眠

睡眠は体力や免疫力を高めるためにとても大切で、もしもあなたが睡眠不足の場合、免疫力は落ち、その体はウイルスに負けやすい体になってしまいます。

そうなってしまうと、夏風邪はさらに悪化しますし、他の病気も併発してしまう可能性も出てきますので大変危険です。

そこで、そうならないためにも具合の悪い時は無理せずゆっくりと睡眠をとり休むようにしましょう。

・ 食事

夏風邪のときは、下痢や腹痛といった胃痛障害を引き起こすことが多く、食欲がわかずに食べたくても食べられない辛い状況になってしまいますよね。

そんなときは、消化の良いタンパク質や炭水化物の食事を摂るようにして、胃腸を労りつつ、体力をつけるようにしていきましょう。

と、このように、夏風邪のときは上記の「水分」、「睡眠」、「食事」に気をつけて、体力や免疫力を高めて夏風邪の原因ウイルスを退治して、夏風邪を治療するようにしていきましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず、夏風邪というのはその原因となるウイルスの種類によって病名が変わり、その代表的な病名には、「ヘルパンギーナ」、「手足口病」、「プール熱」というものがあるということでしたね。

そして、その治療には特効薬がないので、あくまで、その症状に合わせて「対症療法」をとるしかなく、原因となるウイルスを排除するために「水分」、「睡眠」、「食事」の3つに気をつけ、免疫力を高める必要があるのでした。

最後に、夏風邪は誰でもなる可能性のある病気ですし、場合によっては危険な状態になることもあるので、今回紹介したことを元に、なるべく早く夏風邪を治すようにしていきましょうね。

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