ヘルパンギーナで症状が軽いときとは?湿疹や鼻水や咳は?経過も
ヘルパンギーナという病名は、あまり聞きなれない名前かとも思われますが、ヘルパンギーナは主に乳幼児や子供を対象として発生するウイルス性感染症の一種で、夏風邪の1つでもありますが、症状が軽いときというのはどんな感じなのでしょうか?
そして、発疹や湿疹の症状はどのようなもので、鼻水や咳、嘔吐などもあるのでしょうか。
また、それらの症状の経過についても気になりますよね。
そこで今回は、ヘルパンギーナの症状が軽いとき、そして、発疹や湿疹及び鼻水や咳はどうなのか、また、その経過についても紹介いたします。
目次
ヘルパンギーナの症状とは?また症状が軽いときについても!
ヘルパンギーナにかかると、突然38度以上の発熱が2日~4日程続き、また、喉の奥にブツブツや腫れ、口内炎がみられるようになります。
そして、この口内炎や喉の痛みのために食欲が落ちてしまい、飲むのも食べるのもつらくなってしまいます。
また、発疹や湿疹や下痢、鼻水がでたりする場合もありますし、症状がひどいときは嘔吐したり、水分もとれなかったりして、脱水症状になることもあります。
逆に、症状が軽いときですが、その場合は熱があまり出なかったり、湿疹や発疹があまり出なかったりしますし、特に、大人がヘルパンギーナにかかったときは症状が軽くなることが多いですね。
しかし、その場合でも人への感染はしますし、重症化する場合もありますので、注意が必要でしょう。
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ヘルパンギーナの経過についてはコチラ!?治療の方法についても!
それでは、ヘルパンギーナの経過についてですが、まず2日~6日が潜伏期と言われており、この期間に高熱がでたり、口蓋垂(いわゆる喉ちんこの上部分)に小さい水泡がでてきます。
また、発熱に伴って熱性けいれんを合併することもありますが、一般的には発症後7日から10日ほどかけて徐々に治っていくものなので、焦らず安静にしていましょうね。
そして、ヘルパンギーナにかかってからウイルスが体に残る期間ですが、つば、唾液、鼻水にはウイルスが約14日、また、排泄物には約一ヶ月ほどウイルスが残り、そこから感染することもありますから、治ったと思っても油断しないようにしましょう。
また、ヘルパンギーナの治療方法についてですが、予防となる抗ウイルス剤やワクチンなどの特効薬もないため、安静を保って自然に治るのを待つしかありません。
したがって、もしなってしまったときは症状に合わせて治療していく対症療法で対応し、症状に合わせて薬などで対処していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずヘルパンギーナにかかると、突然38度以上の発熱が2日~4日程続き、また、喉の奥にブツブツや腫れ、口内炎がみられることがあるのですが、その症状が軽いときは熱があまり出なかったり、湿疹や発疹もあまり出なかったりすることが多いということでしたね。
また、ヘルパンギーナの経過についてですが、発症後から7日ほどかけて徐々に治っていくため、焦らず治療していくことが大事ということでした。
そして、ヘルパンギーナには特効薬がないため、基本的には安静にし、そのときの症状に合わせて治療していく対症療法となります。
最後に、ヘルパンギーナは症状が軽いときでも人には感染してしまいますし、重症化することもあるため、油断せずにしっかり安静にして治療していきましょうね。
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ヘルパンギーナの感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
ヘルパンギーナに感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえヘルパンギーナの原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける最も効率の良い方法についてご紹介いたします。
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