手足口病は手のひらに出ないで手の甲に出る?手の症例について!
手足に水疱のような発疹が出る「手足口病」は、夏になると発生が多くみられる病気です。
その症状はわりと軽く、いつのまにか気づかないうちに治っていることが多いと言われていますが、この手足口病の発疹が手のひらに出ない場合があります。
一体なぜ、手足口病の発疹は手のひらではなく手の甲に出てしまうのか、またその具体的な症例はあるのでしょうか。
そこで今回は、手足口病は手のひらに出ないで手の甲に出るのかなど、手の症例についてご紹介します。
目次
手足口病は手のひらに出ないで手の甲に出る?手の症例について!
手足口病は手のひらに出ないで手の甲に出る?
手足口病は、ウイルス感染で発症し、文字通り手のひらや足の裏、口内に水疱ができる病気です。
発症したときに出る水疱の大きさは、約1mm~3mm程で水疱の周りが赤くなり、上部が膿んでいるかの様に白い発疹が出て、発熱することもあります。
しかし、手足口病は熱が全く出ないときもありますし、発疹が手のひらではなく手の甲に出ることもありますが、逆に水疱が全くないときもあるのです。
そして残念ながら、この手足口病には特効薬はありませんし、ウイルスに感染しても数日のうちによくなることが多いと言われており、受診しても対症療法のみで帰される場合がほとんどになります。
手の症例について
手足口病の症例は、主に発疹の中央が白く盛り上がり、その周囲は赤い発疹が出るのが特徴で、また手のひらだけでなく爪や頬(ほほ)などにも発症することがあります。
また、この手足口病は、子供が発症するとあまり痛みを感じませんが、大人が発症した場合においては赤い発疹が出るだけでなく、強い痛みを伴うことがあるので注意しましょう。
この子供とは違って発疹に痛みが強くでるのが、大人の手足口病の発疹です。
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手足口病は手のひらに出るとかゆみが出てくるの?
一般的に、手足口病は手のひらに湿疹が出てもかゆみが出ることはあまりなく、また子供の場合ですと痛みもあまりないようです。
しかし、万が一かゆみが出た場合は、病院で抗ヒスタミン剤などを処方してもらった方がよいため、早目に皮膚科で受診しましょう。
また、かゆみが出てしまっている場合は、患部を掻きむしると、水疱が潰れてしまい、中に潜んでいたウイルスで他人を感染させてしまう恐れがありますが、手足口病の家庭内感染は深刻で、お風呂やプールなどを媒介して兄弟や親子で感染することがよくあります。
特に、お風呂で体を洗っているときには皮膚がふやけて水疱が破れやすくなるのに加えて、体温が上がることでかゆみが増してくる場合もあるので、手足口病に感染しているときは、お風呂は家族別々に入浴し、二次感染を防ぎましょう。
そして、熱がある場合はシャワーでサッと流すだけにし、タオルを共有しないなど、できるだけ感染を防ぐための努力を怠らないようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
手足口病は、場合によっては手のひらに出ないで手の甲に出ることもありますし、その具体的な症状は様々です。
また、手の症例については、主に発疹の中央が白く盛り上がり、その周囲は赤い発疹が出るのが特徴で、手のひらだけでなく爪や頬などにも発症することもあるので注意深く観察しましょう。
そして、手足口病は一般的に手のひらに湿疹が出てもかゆみが出ることはあまりありませんが、もしかゆみが出てしまった場合は、抗ヒスタミン剤などを処方してもらうなどの対症療法が必要になります。
また、この手足口病は感染してもあまり酷くなることはありませんが、家族間で感染することがありますので、タオルやお風呂を共有しないよう注意しましょうね。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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