手足口病と溶連菌や水虫との違い!足の皮から感染する?

画像1手足口病は足の皮をはじめ、口の中などにブツブツとした発疹ができる病気で、子供がかかりやすい病気としてご存じの方も多いことでしょう。

ただ、手足口病のような発疹は、溶連菌に感染したときにもできますが、この2つの病気の違いはどこにあるのでしょうか。

また、手足口病のように足にかゆみや痛みが出る病気として水虫があげられますが、足の皮からの感染など、どのような違いがあるのでしょうか。

そこで今回は、このような手足口病や溶連菌、そして水虫の症状・治療方法・感染のしかたなどの違いをご紹介します。

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手足口病と溶連菌、水虫に症状の違いはあるの?

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手足口病は手のひらや足の皮(足の裏やお尻の近く)、口の中などに痛みやかゆみを伴う発疹ができる病気で、その他にも、のどの痛みや発熱などの症状があります。

手足口病と溶連菌の違い

そして、似たような症状を示す病気に溶連菌によるものがありますが、手足口病と溶連菌との違いは、溶連菌では発疹が胴体の部分から末端に向かって広がっていくという点と、高熱や悪寒、手足の痛みなどが出るという点です。

また、溶連菌に感染した際には、舌が赤く腫れ、いちごのような見た目になるいちご舌と呼ばれる症状が出ます。

手足口病と水虫の違い

手足口病と水虫の違いは、水虫の場合はかゆみや皮むけなどが起こることです。

一方、手足口病の場合には、かゆみよりも痛みが出ることの方が多いようですが、人によって感じ方に違いがあります。

そして、水虫ではよほど悪化しないかぎり発熱することはないようです。

手足口病・溶連菌・水虫の治療方法には違いがある!?

手足口病・溶連菌・水虫の治療方法は、それぞれ違いがあります。

手足口病には特別な薬などはなく、熱に対しては解熱剤、痛みには鎮痛剤といったように、それぞれの症状を薬で軽くしながら治るのを待つことになります。

そして、溶連菌の場合は、解熱剤などの他に抗生物質を使って体から原因となる細菌を追い出す必要があります。

また、水虫の場合には市販の薬がありますが、抗真菌薬という水虫の菌を追い出す薬を病院で出してもらうことでより確実に治すことができます。

手足口病は足の皮から感染する?どうしたら予防できるの?

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手足口病は接触により感染することがあるので、足の皮から感染することも考えられます。

また、その他にも風邪と同じように飛沫感染(くしゃみなどからウイルスが体に入ること)、ノロウイルスと同じように糞口感染(便の中のウイルスが口に入ってしまうこと)することがありますので、それぞれに注意が必要です。

そんため、効果がある予防法はせっけんを使ってしっかりと手洗いをすることですので、日頃から清潔にすることを心がけたいですね。

ただ、溶連菌は飛沫感染でうつるため、足の皮から感染することは考えにくいのですが、水虫は水虫の菌が感染している足の皮から他の人の足の皮へと感染します。

したがって、こちらもせっけんで足をきれいに洗うことが大切な予防法になります。

また、通気性の悪い靴を長時間はかないようにし、足を乾いた状態にしておくことも心がけるようにしましょう。

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手足口病や溶連菌、水虫のときにお風呂やプールはどうしたらいいの?

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手足口病や溶連菌、そして水虫にかかったときには、お風呂やプールでは注意が必要で、特に接触で感染する手足口病では、大勢が利用するプールはなるべく避けた方が良いでしょう。

なぜなら、発疹が消えても10日程度は体にウイルスが残っていますので、その期間は他の人にうつしてしまう可能性があるのです。

なので、お風呂はまずシャワーから始め、様子を見ながらお風呂に入るようにしてください。

そして、その時には、最後に入浴する、タオルは別にするなど、他の家族と接触が起こらないようにしましょう。

一方、溶連菌は接触でうつる可能性は低いですが、熱が高いうちはプールや入浴は控えた方が無難ですので、お風呂は熱が下がり、体力が戻ってきてからにしてください。

また、水虫の場合は、お風呂の中よりも上がった後に注意が必要です。

特に、感染している人と同じバスマットを使っていると、そこから水虫の菌がついてしまう可能性がありますので、バスマットを分けて使うことで、お風呂で水虫がうつるリスクを低くしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

手足口病・溶連菌・水虫は発疹などの似ている症状もいくつかありますが、対処方法がそれぞれ違う別の病気です。

どれも珍しい病気ではありませんが、きちんと治すためには正しい対処が必要になりますので、気になる症状がある場合は、自己判断をせずに医師の診断を受けるようにしましょう。

また、治すことも大事ですが、他の人にうつさない、自分がうつらないということも大事なことですので、ぜひ今回の記事を参考に、対策をしてみてくださいね。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」

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