手足口病で爪がはがれる原因や時期やキレイに治す対処法を解説!
手足口病に感染すると、足や手の平など、身体中に水疱が出き、発熱を伴うこともあるため、流行する夏場には気をつけなければいけないことが知られています。
また、大人が感染した際は、激しい頭痛も伴うため、症状が出た際は、すぐに安静にすることが重要になります。
これらの症状は、通常、一週間程度で落ち着くため、安静にしていれば自然治癒の力で治りますが、しばらくして爪がはがれる爪甲(そうこう)脱落症になることがあります。
しかし、手足口病の影響で爪が剥がれることがあると知らなければ、驚いてしまいますよね。
というわけで、今回の記事では、手足口病で爪がはがれる原因や時期やキレイに治す対処法について、写真や画像を使って解説していきます。
目次
手足口病で爪がはがれるのはどんなとき?その原因は?
手足口病で爪がはがれる時期
手足口病で爪がはがれるのは手足口病に感染後、3〜11週間後くらいだと言われています。
ほとんどの事例で、手足口病による熱や水疱が治まってしばらく経ってから、異変に気付くようです。
そのため、手足口病と爪の異変が結びつかず、原因が分からずに不安にかられる方が多いといいます。
手足口病で爪がはがれる原因
爪の異変は、手足口病による発疹が、爪の根元にできることで、爪の成長が阻害されてしまうことにあります。
それによって、発疹が治まった後に、成長の止まった爪の下から、新しい爪が生まれ、古い爪を押し上げることで爪割れが起こり、最終的にはがれてしまいます。
つまり、爪の成長時間が関係するため、手足口病の影響が爪に現れるのは時間差があるということですね。
手足口病で爪がはがれるまでを写真や画像で確認!
下記の画像は実際に手足口病の影響で、爪がはがれてしまった方の写真です。
爪の根元から、新しい爪が生えてきており、古い爪が浮き上がりそうになっています。
このとき、爪の根元に手足口病の発疹ができたことで、古い爪の成長を阻害し、新しい爪が根元から生えてきている様子が分かります。
新しい爪が、上の古い爪を徐々に押し上げ、古い爪は白くなり、根元の方は完全に新しい爪が露出してきています。
このとき、古い爪は浮き上がっていますが、このタイミングで完全に剥がすと、痛みが出る可能性があるため、自然な生え変わりを待つ方が賢明です。
新しい爪がある程度伸びてきたタイミングで、自然に上の爪が剥がれ落ちるので、それまで辛抱強く待ちましょう。
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手足口病で爪がはがれたらどうする?特別な対処が必要?
手足口病で爪がはがれた場合も、特別な対処が必要なわけではありません。
爪が浮いている場合は、伸びた部分をこまめに切るなどのケアを行ない、ひっかかって一気にはがれることを防ぐようにすると、自然な生え変わりを助けることができます。
また、基本的には爪がはがれた後に自然に生え変り、完全に元どおりになるので安心して下さい。
しかし、どうしても気になったり、痛みがあるときは、医療機関に診せに行くことが必要になりますが、爪割れの場合は皮膚科の診療を受けると、専門の先生に対応してもらえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手足口病で爪がはがれる原因や時期やキレイに治す対処法について、写真や画像で解説いたしました。
手足口病の発症後しばらくの間は、爪がはがれることがあることを頭の片隅に入れておくだけで、不必要に慌てることなく対応できそうですね。
もし今後、手足口病に感染しても、最初から爪の状態にも注意を払うことで、痛みを伴うことのない、綺麗な爪の生え変わりを促すことができるかもしれません。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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