気管支炎で胸の痛みがある時は要注意!背中が痛い時についても

画像1気管支炎は通常の風邪と似たような症状で発熱や長引く咳が出るため、なかなか素人では見分けがつけづらく、なかなか治りづらいので困りますよね。

ただし、気管支炎で咳が続いているうちに、背中が痛いと感じたり、胸の痛みを感じる場合には、注意が必要です。

そのため、こうした気管支炎による背中や胸の痛みはどうして起こるのか、そのメカニズムや対処法を知りたいのではないでしょうか。

そこで今回は、気管支炎で胸の痛みがある時の注意点や、背中が痛い時についても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

気管支炎で胸の痛みや背中が痛い時には要注意!対処法も

画像2

気管支炎は、首から胸にかけて分かれて存在する気管支に炎症が生じる病気ですが、いきなりかかるわけではなく、ほとんどが細菌やウイルスに感染して風邪などを引いた時にその症状が悪化してかかる病気です。

そして、その時の細菌やウイルスが徐々に気道の方に下りていって気管支に感染し、気管支が炎症を起こして気管支炎になります。

それから、症状としては特に激しい咳や、長引く痰が特徴ですが、稀に胸の痛みを感じたり、また、あごや背中の痛みやこわばりを感じる方もいるそうです。

これらの気管支炎による胸の痛みや背中の痛みは激しく強い咳が出るたびに感じる痛みであることも多いですが、気管支炎が更に悪化して肺炎や肺気腫などの病気を併発している可能性があるので、注意が必要です。

そして、肺炎となると高熱の状態が続くだけでなく、呼吸困難や最悪の場合、菌が肺だけでなく血液を通して全身にまわることで命の危険にも関わってくる恐れが高まります。

それから、肺炎になってしまうと入院治療が必要になることが多いので、胸や背中の痛みを伴う咳が長引き、高熱が出ているようであれば早めに病院を受診するようにしましょう。

そして、肺炎まで悪化していなければ、治療は解熱剤や抗生物質、気管支拡張薬などで改善できるため、悪化しないうちに早めに医療機関を受診することが大切です。

スポンサーリンク

つらい咳を和らげるのに効果的な自宅治療は?

画像3

風邪の後、熱は下がったのに咳が続いたり、痰が絡んでなかなか治らない場合は細菌やウイルスに感染して気管支炎にかかっている可能性が高いので、そういう場合は無理をして外出することなく、次のような自宅でできる治療法を試してみましょう。

1、 体を温める

咳が長引くと喉が乾燥するので、まずは水分で喉を潤すと良く、温かい紅茶に抗炎症作用のあるハチミツを入れたり、ほうじ茶に梅干しを入れて飲むと、喉に良いだけでなく体を内側から温めて加湿効果も期待でき、喉が楽になります。

2、 加湿器をつける

特に冬など、室内の乾燥も悪化の原因になっているかもしれないので、加湿器を使って湿度の状態を60~80%に保つと良いのですが、それ以上の湿度になるとカビや他の菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。

3、 咳を鎮めるのに効果的な食べ物を食べる

先ほどお伝えしたハチミツに加え、大根には殺菌作用があるので、大根をカットしたところにハチミツを浸し、出てきた上澄み液を飲む「大根ハチミツ」は咳を鎮めるのに効果大でおすすめです。

ただし、ハチミツに関しては満一才以下のお子さんに食べさせると乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるため、絶対に食べさせないように注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、気管支炎で胸の痛みがある時の注意点や、背中が痛い時についても詳しくお伝えしました。

まず、気管支炎では特に激しく強い咳が出るため、胸や背中の痛みが生じることがあるのですが、高熱が続いて胸や背中が痛む時には、気管支炎が悪化して肺炎を起こしている可能性もあるので、注意が必要とのことでした。

そして、肺炎となると気管支炎より重い疾患となり、入院治療が必要な場合もあるので、熱を伴った胸や背中の痛みがあるのなら、できるだけ早く病院を受診すると良いのでした。

また、咳を緩和させるのにおすすめの方法として、温かいお茶で体を温めたり喉を潤したり、加湿器で室内の乾燥を防いだり、大根ハチミツ等もご紹介したので、風邪が長引き咳がツライ時には、まずは試してみることをおすすめします!

スポンサーリンク

このページの先頭へ