イソジンうがい薬の使い方や効果と副作用!妊婦や授乳中の時は?
病院で処方されるうがい薬で最もメジャーなのがイソジンのうがい薬ですよね。
なので、イソジンのうがい薬の使い方や成分、口内炎や傷口の消毒などへの効果や、明治うがい薬との違い、副作用について知りたいのではないでしょうか。
それから、イソジンのうがい薬は妊婦や子供、授乳中の方が利用してもいいのか気になりますよね。
そこで今回は、イソジンうがい薬の使い方や効果と副作用、また、妊婦や授乳中の時は使えるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。
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イソジンうがい薬の使い方は?効果や副作用も
風邪の流行する時期になると病院で処方されることが増えるイソジンのうがい薬は、ポビドンヨードと呼ばれる殺菌物質が含まれているため、殺菌作用を発揮し、細菌やウイルス、真菌などを殺菌する効果が期待できます。
なので、うがいを行う際にうがい薬が浸透する上気道に潜伏していた病原菌に対して働きかける効果が高いので、咽頭炎や扁桃腺が腫れる症状などが出る病気に対して処方されることが多いので、風邪のときにもらうことが多いんですね。
それから、細菌の働きを鎮静化させたり、細菌そのものを無害化させる「消毒」の作用があるため、口内炎ができた時に繁殖するばい菌などを退治することもでき、口腔内を清潔に保つのには効果があり、口臭ケアに良いでしょう。
でも、口内炎の炎症そのものを鎮静化することはできないですし、傷口の場合は消毒や修復する効果はないので間違えないようにしましょう。
こうしたイソジンうがい薬はその用途の広さからよく使われている安全性の高い薬ですが、副作用がまったくないわけではなく、吐き気や不快感、口内の刺激、荒れ、粘膜びらんなどもあるそうなので、口内が荒れている時にはイソジンうがい薬の使用は頻繁にしないようにしましょう。
また、イソジンうがい薬は歯を茶色に着色する効能があるので、健康な白い歯をキープしたい方にとっては致命的になりますし、ホワイトニングをする必要が出てお金もかかるので、注意しましょう。
妊婦や子供は使える?
イソジンうがい薬は妊娠中や授乳中、子供が使っても問題はないとされていますが、殺菌作用が高いため、残しても良い菌まで殺菌してしまい、免疫力が低下することがあるので、頻繁には使ってはいけないですし、事前に医師の確認が必要です。
また、イソジンうがい薬はヨウ素を含むため、甲状腺ホルモン系統に影響を与える可能性があり、甲状腺に関わる疾患を持つ方の場合も、かかりつけの医師に相談してからにする必要があります。
使い方は?
イソジンうがい薬は、水60mlに対してイソジンを2~4mlの量を混ぜてうがい水を作り、いきなり喉をがらがらとうがいをするのではなく、最初の一口目は口全体に含んでくちゅくちゅとゆすぐようにして、歯に詰まった食べかすを洗い流しましょう。
そして、2口目からは喉をうがいするようにし、しっかりと上を向き、15秒間ほどガラガラとうがいしましょう。
それから、使うタイミングとしては、口臭が気になる時や、細菌の感染など「風邪を引きそうかな?」という時に使うと良く、風邪を引いてしまってから使っても風邪を治す効果はないですし、日常的に使うとかえって免疫力が低下するので、必要なタイミングでのみ使うようにしましょう。
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イソジンうがい薬は明治のうがい薬とどう違う?
うがい薬というと、薬局で販売されているカバくんマークの明治うがい薬もありますが、処方薬のイソジンうがい薬とどう違うかというと、有効成分はまったく一緒で、味の差などもほとんどないそうです。
そして、添加物がちょっと違うだけのようですので、市販薬を購入して使っても良いですが、妊婦や授乳中などの方は病院を受診して医師に処方してもらってから使用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、イソジンうがい薬の使い方や効果と副作用、また、妊婦や授乳中の時は使えるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。
イソジンうがい薬は、ポビドンヨードと呼ばれる殺菌物質が含まれているため、細菌やウイルスの殺菌に有効で、咽頭炎や扁桃炎の予防に良く、口内炎ができた時に発生しやすいばい菌の殺菌にも良く、口臭予防にも効果的ですが、口内炎の鎮静化や傷口の修復、風邪を治す効果はないので、間違えないようにすべきとのことでした。
そして、使い方のポイントや有効なタイミングなどをお伝えし、妊娠中や授乳中、子供に関しては免疫を低下させる可能性があるので気をつける必要があるのでした。
それから、明治のイソジンとは有効成分の違いなどもなく、市販薬を使っても同じですが、使用に関して注意しなければならない方は病院で処方してもらいましょうね!
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