コンタクトでPWRの意味と対応する視力表!合わないとダメ?

スマホやPCを日常的に使うことで、徐々に視力が落ちてきたと感じ、この年からメガネにするくらいならコンタクトを作りたいという方は多いのではないでしょうか。

でも、コンタクトをつけるにあたっては専門用語がたくさんあるので、例えばPWRとは何か、DやSPHといった用語の意味、プラスマイナス、度数計算の仕方、視力表や、乱視についても知りたいのではないでしょうか。

それから、コンタクトのPWRは合わないとダメなのか、といったことについても気になりますよね。

そこで今回は、コンタクトでPWRの意味と対応する視力表、また、合わないとダメなのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

コンタクトでPWRとは?その意味や対応する視力表など

自分の視力が落ちてきていることは感じていても、視力をしばらく測っていなかったり、コンタクトレンズの度数がすぐに言えるといった方は少ないですよね。

そんなコンタクトレンズの度数のことを専門用語では「PWR」と呼ばれており、コンタクトレンズのパッケージなどに書かれています。

そして、PWRは「パワー」の略で力の意味、Dは「ディオプトリ」の略で度数の意味、SPHは「スフェア」の略で「球」や「球面度数」の意味を持つのですが、基本的には意味合いは同じで「度数」のことを示しています。

それから、コンタクトレンズのパッケージによっては度数を示すアルファベット表記が異なる場合があり、あるメーカーのコンタクトレンズにはPWRとあるのに、別のコンタクトレンズにはD、SPHと書いてあることがあるのです。

中でもよく使われる表記がPWRで、特に使い捨てタイプのコンタクトレンズに多い傾向がありますし、インターネット通販などで度数を選択して購入する場合にもPWRと表記されていることがあるようです。

プラスマイナスは?

コンタクトレンズのパッケージには、度数の意味であるPWRなどのアルファベット表記の隣に「-0.25」「+0.75」などのように小数点単位で数字が表記されていて、これがレンズの度数に当たり、0.25単位で刻まれるのが普通です。

こちらは遠視と近視を意味するもので、プラスの場合は遠視、マイナスの場合は近視を表しており、どちらも視力が低いほど度数の数値は高いと考えておくと分かりやすいでしょう。

そして、目安として、遠視の場合は+5.00以上、近視は-6.00以上の度数は強い遠視・近視であるとされています。

一方、遠視や近視などの症状がない目の状態を正視と呼び、「±0.00」と表されます。

つまり、コンタクトレンズの度数は正視に近づけることを目的とした視力矯正を行うための数字なんですね。

乱視の方は要注意!

近いものほどピントが合わなくなる遠視、遠くを見たときにはピントが合わず字やモノがぼやけて見える近視以外にも、文字や時計の針などが二重にぶれたり、夜空の月や星がにじんでよく見えないといった状態のことを乱視と言います。

そして、近視と遠視、乱視の3つを眼科的には「屈折異常」と呼び、目の良い人はしっかりとピントを網膜上で結ぶのに対して、近視・遠視・乱視はピントを結ぶ位置が網膜上からずれてしまい、正常に見えなくなります。

この中でも、近視や遠視の場合は網膜上からずれているとは言え、手前か後ろのどこかでピントは合うのですが、乱視の場合は角膜や水晶体の屈折力がバラバラのため、一点で像を結ぶことができません。

つまり、乱視はどこにもピントが合ってない目と言えますし、そこに近視や遠視が加わってしまってさらに見えにくくなることもあるので、注意が必要です。

こうした乱視用コンタクトレンズの場合は、乱視の度数を合わせるためだけでなく、レンズの方向も合わせる必要がありますし、合わせたレンズがまばたきをしてもその位置から回転せずに常に安定していることがとても大切です。

そして、乱視の場合はコンタクトレンズのパッケージに、普通のコンタクトと同様に度数を表示する「D」「PWR」に加えて、レンズのカーブ度数を表示する「BC」レンズの直径を示す「DIA」以外に、乱視度数を示す「CYL」と乱視軸を示す「AXIS」の数値が書いてあります。

スポンサーリンク

コンタクトレンズの度数とその測り方は?視力表の見方も

既にコンタクトレンズを使っている方でも、「あなたのコンタクトレンズの度数は何ですか?」と聞かれて「1.0ないと思います」などと答えていないでしょうか?

意外と間違えてしまいがちですが、それは視力です!

そして、コンタクトレンズの度数とは、前述でお伝えしたとおり、そのレンズが持つ矯正力を表す値のことで、「D+0.75」であれば遠視用のコンタクトレンズで正視に対して0.75の矯正を必要とするという意味になり、「D-5.00」であれば、近視用のコンタクトレンズで、正視に対して5.00の矯正を必要とするという意味になるのです。

一方で、視力というのは目で物体を識別する能力そのもののことで、動いている物体を識別する動体視力や、遠近感や立体感を正しく把握するために必要な深視力、手元の物に焦点を合わせるために必要な近見視力などといったものがあります。

そして、コンタクトの度数に関する計算式は

コンタクトの度数=0.4÷視力

視力=0.4÷コンタクトの度数

で表すとされていますが、データはとても信憑性が低く、あくまでおおよその値として目安にした方が良いでしょう。

出典:アイスペースHP

こちらの表は一般的なコンタクトの度数と視力の対応表なので、自分の視力からおおよその度数を調べたい場合は参考にしてみてくださいね。

それから、コンタクトレンズにはソフトとハードがあって、ハードの方がかなり強い度数まで用意されているものもありますが、ハードは処方箋が必要になり、眼科を受診して購入しなければなりません。

どれくらいの視力になるとまずい?0.1以下ではコンタクトを使えない?

コンタクトレンズを使っている方の中でも、視力0.1以下の方は多くいますし、少し目が悪ければ視力0.1なんて簡単に下回ってしまうのです。

だからといって、視力0.03以下になるとまずいかというとそういうわけでもなく、永遠に下がり続けてそのまま失明ということは、疾患を除けばまずありえません。

そのため、よほど目を酷使していない限り、同じ速度で永遠に下がり続けると考える必要はなく、コンタクトレンズなどを使用しながら目に必要以上の負担をかけないようにして、定期的に、できれば3ヶ月に1度は眼科に行って、自分の視力や目の状態を検査した上で自分に合ったコンタクトレンズを見つけることが大切です。

そして、コンタクトレンズが自分の視力や目の状態に合っていないと、目に大きな負担をかけてしまい、視力が悪化したり、乱視が始まったり、眼精疲労で頭痛や肩こりといった不快な症状の原因になることも考えられます。

そのため、乱視の方はもちろんのこと、近視や遠視で視力はそれほど下がっていない方でも、定期的に眼科で検診を行い、その都度自分に合ったコンタクトレンズを購入して正しく使用するようにしましょう。

スポンサーリンク

とりあえずコンタクトレンズを試してみたい!どうすれば良い?

コンタクトレンズの度数の見方などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

最近の健康診断で視力を確認し、そろそろコンタクトレンズを使用しようかなと考えている方もいるかもしれませんね。

そして、はじめてコンタクトレンズを買う場合、ハードであれば眼科を受診の上購入する必要がありますが、ソフトコンタクトレンズであれば薬局やインターネット通販でも購入が可能です。

ただし、インターネットで購入する場合でも、眼科の処方箋が必要なお店とそうでないお店があるので、注意が必要です。

また、コンタクトを購入する際、先ほどのPWRの値だけでなく、BC(ベースカーブ:レンズのカーブのことで、目の丸みに合わせたレンズの曲がり具合を表現する数値))の値が必要になることがあります。

でも、BCは多少合っていなくてもソフトコンタクトレンズの場合であれば問題が起こりにくいので、平均値(日本人の場合は、8.6~8.7)を参考にすると良いかもしれません。。

あと、はじめて使う方で、とりあえずコンタクトを試したいけど、

・選び方に失敗したらお金が無駄になるし嫌だな

と思う方には、眼科の処方箋なしで、しかも、商品が合わなかった場合には、開封・使用後でも商品到着後30日以内なら全額返金保証がついているコンタクトレンズ通販サイトの「レンズグラス」での購入が安心でオススメです。

それも、レンズグラスではCMでもおなじみのクレオワンデーUV「CREO」や「ワンデーアキュビュー」「メニコンワンデー」などの大手ブランドの様々な商品がお買い得な値段で販売されていて、全額返金保証がついているものも9種類あるので、いろいろ選べますよ!

なので、できればきちんと眼科を受診して検査をしてもらい、それからコンタクトレンズを購入した方が良いのですが、

・眼科に行く時間がない

・眼科に行くのが面倒くさい

・初めてなので、とりあえずコンタクトを試してみたい

という方の場合、ソフトコンタクトレンズの場合であれば、

とりあえず買って試してみる!

ということも可能なので、上記のBCや視力から求めたPWRの値を参考に購入してみて、コンタクトの着用感や視力の回復具合をチェックしてみても良いかもしれません。

ただし、少しでも違和感を感じた場合は、着用を停止し、念のため眼科で診てもらってくださいね!

参考⇒全額返金保証がついているレンズクラスでコンタクトレンズを買ってみるならコチラ!

コンタクト通販レンズクラス

このページの先頭へ