ピアスが原因の耳のケロイド等の手術費用や保険適用!再発する?
ピアスは気軽にできるファッションアイテムとして簡単にピアスホールを開けてしまいがちですが、体質によってはケロイドになってしまうことがあります。
なので、ピアスが原因のケロイド等の手術で費用はどれくらいか、保険は適用になるのか、入院か日帰りか、麻酔の有無、手術の痛みなどについて知りたいのではないでしょうか。
それから、ピアスが原因の耳のケロイドは手術しても再発するのか、といったことも気になりますよね。
そこで今回は、ピアスが原因の耳のケロイド等の手術費用や保険適用の有無、また、再発するのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
ピアスの痕がケロイドに?手術の痛みはある?
ピアス装着用の穴を開ける際に重要なことは医療機関で医療用のステンレスを使用したファーストピアスを装着することで、医師の指示に従ってきちんと定期的に消毒をし、ピアスホールが完成するまでの一定期間、ピアスを外さないようにしなければなりません。
なぜなら、ホールが完成していない未熟な状態は傷がついている状態なので、傷口が細菌などに感染してしまうと化膿してしまうこともあるです。
そして、装着するピアスによってはピアスホールが裂けたり、変形してしまうなどの事態が引きおこされることも少なくなく、体質によっては傷口がケロイドに変化してしまうこともあるのです。
ケロイドとは?なぜ起こる?
体にできた傷は治癒する過程で一時的に赤みを帯びたり組織がふくらんだりしますが、時間の経過とともに治癒し、だんだん目立たない傷跡へと変化していきます。
しかし、生まれ持った体質によっては、本来ならば目立ちにくい状態へ治癒するはずの組織が大きく盛り上がった状態となり、固くなって、しこりのような状態になるので、これをケロイドと呼んでいるのですね。
こうしたケロイドには誰もがなるわけではなく、ケロイドができやすい体質というのがあって、こうしたタイプはピアスの傷口にしこりができ、だんだんと大きく盛り上がっていって、放置していても治ることはなく、徐々に大きく目立つようになっていくことが多いそうです。
そして、ケロイドが大きくなりすぎると治療専用のイヤリングを装着する必要があり、治療には長い期間を要するようになります。
これらのケロイドが起こる原因というのはいまだ明らかになっていませんが、体についた傷がきっかけとなって引き起こされるため、まずは傷口を作らないようにすることが大切です。
ピアスが原因でできたケロイドの手術に痛みはある?
ピアスのホールを開けたあと、きちんと対処をせずにケロイドができてしまった、痛みや膿が気になっている、かゆみが生じているといった場合は、放置しておかずに早期の治療が必要になるため、皮膚科への受診をオススメします。
そして、皮膚科では金属アレルギー検査なども行った上で、手術の日時は症状や状態に合わせて決めてもらい、施術内容としてはケロイドが小さければステロイドの局所注射で済ませることもありますし、大きければ形成外科的に切除後、リザベンの内服などで術後のアフターケアを行います。
このとき、外科的手術は基本的に日帰りで問題なく、入院することはほぼなくて、当日は局所麻酔をするので手術中の痛みはありません。
そして、ケロイドを摘出するとごく少量の出血があるため、当日の激しい運動や長風呂、飲酒は避けるようにし、手術の翌日には患部のガーゼを外し、状態によっては薬を処方してもらって、その後7~10日ほど経過観察を行った上で、抜糸を行います。
それから、再度ピアスを開けたい場合は最低でも1年は待つ必要があり、もしも真のケロイド体質の方は、またピアスをすると再度同じことを繰り返す可能性が高く、自己責任となるそうです。
そのため、どうしてもピアスを開けたい場合でも、ケロイド手術をした皮膚科で医師と相談し、慎重に判断した方が良いでしょう。
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ピアスの痕のケロイド手術の費用は?再発する?
ピアスの痕のケロイドは再発する可能性があるため、原則として治療後、月に1回のペースで定期的な皮膚科受診をすることをお勧めします。
そして、手術の料金は保険適用になり、片耳で20,000円前後になるのですが、状態や手術の度合いによって価格は変動しますし、決して安くない金額なので、改めてピアスホールを開ける時には慎重になった方が良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ピアスが原因の耳のケロイド等の手術費用や保険適用の有無、また、再発するのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。
ピアスホールを開けた後の処置の仕方を誤って細菌に感染したり、もともとケロイド体質の方はホールの痕がケロイドになってしまう可能性があるので、放置しておかずに早めに皮膚科を受診し、金属アレルギー検査などもした上で小さければ局所注射、大きければ形成外科的手術を行うのでした。
また、こうしたピアスの痕のケロイド手術費用は保険適用になり20,000円程度で良く、日帰りで済むことがほとんどですが、再発する可能性もあり、術後は経過観察が必要になるので、しばらく通院し、再度ピアスを開けるかどうかも慎重に判断するようにしてくださいね。
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