ハネカクシの種類と毒や虫刺されの症状!生態や駆除の仕方も

気温が上昇すると昆虫の活動も活発化するので、人を刺したり噛んだりすることもありますが、注意が必要な昆虫のうちの一種がハネカクシです。

なので、ハネカクシの種類と幼虫など生態や、大きさ、毒や虫刺されの症状として腫れなどについて知りたいのではないでしょうか。

それから、ハネカクシの対策や駆除方法も気になりますよね。

そこで今回は、ハネカクシの種類と毒や虫刺されの症状、また、生態や駆除の仕方などについても詳しくお伝えしていきます。

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ハネカクシの種類や生態は?虫刺されの症状も!

ハネカクシは、普段は水田地帯や湿地に多い虫ですが、光に集まる習性があるので家の中に侵入することもあり、人を刺したり噛んだりすることもあります。

そして、ハネカクシはハネカクシ科に属する昆虫の総称で、種類もたくさんあるのですが、その中でもアオバアリガタハネカクシは体液に毒素を持っており、皮膚に付着するとかぶれてしまうこともあります。

それから、ハネカクシ自身が人の体を刺したり噛んだりするというより、皮膚に付着していることを発見して人が潰したりすると、その体液が皮膚に付着して問題が起こります。

そして、ハネカクシの体液が皮膚に付着すると、ピリピリとした痛みを感じ、線状皮膚炎を形成し、ミミズ腫れのような症状でその後は赤く腫れあがり、水ぶくれができてしまうこともあります。

ただ、体液が付着したからといってすぐに炎症が起きるわけではなく、発症まで多少の時間がかかるため、原因の特定が困難になることも少なくありません。

しかも、皮膚の炎症も長引くことがあるので、ハネカクシの体液が皮膚に付着してしまったら早めに処置を行うことが大切になります。

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ハネカクシの対策や駆除の仕方も

ハネカクシの体液が付着してしまったら、まずは患部を洗い流すことが大切になるので、石鹸などで丁寧に毒を取り除いてください。

そして、体液がついたことに気づかず、炎症を起こしてしまっているのなら、炎症が数日続いてしまうので、その場合はムヒやステロイド入りの市販薬を塗り、様子を見るようにしましょう。

それから、水ぶくれがひどい場合や炎症が広がってしまうと、とびひになってしまう可能性もあるので、すみやかに皮膚科を受診しましょう。

また、毒素が目に入ると目を痛めてしまう可能性がありますので、皮膚をかいた手で目をこすることは絶対にしないようにしましょう。

ハネカクシの大きさや駆除方法は?

ハネカクシは成虫の体長は6.5~7mmで、色は藍緑色、腹部と胸部は黄赤色、頭部は黒色で、幼虫の体長は3.3~5.9mm、色は白色、全体的に黒色の剛毛を有しています。

そして、成虫・幼虫ともに雑食ですが、肉食性の傾向が強く、他の昆虫類やダニ、植物のやや腐敗したものを食べるので、家庭内でも成長し、成虫はよく飛んで特に蛍光灯や水銀灯によく集まります。

それから、卵、幼虫、さなぎ、成虫ともに体液に有毒であるペデリンを有しており、これに触れると数時間後に赤く腫れてまもなく水疱が生じるそうです。

そのため、屋内に侵入してきたのを確認した場合は、むやみに素手で触らず、ティッシュなどで取り除くか、市販のエアゾール剤を使って殺虫するようにしましょう。

また、光への誘引を防ぐために、夜間は窓を閉める、網戸にするなど開放しないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ハネカクシの種類と毒や虫刺されの症状、また、生態や駆除の仕方などについても詳しくお伝えしました。

ハネカクシは通常は水田などに暮らしていますが、暑い時期になると増殖し、植物の腐敗したものやダニも食べるため家庭内でも現れる可能性があり、大きさは1cm以内で卵から成虫まですべてペデリンという毒を有しており、人の皮膚に付着した時につぶしてしまったりすると皮膚炎が生じるのでしたね。

そして、みみず腫れのような症状が現れ、虫の付着から時間が経ってから現れることがポイントなので、むやみに素手で触らずに石鹸で丁寧に洗い落とし、ステロイド剤の塗り薬で対処するようにすると良いのでした。

それから、屋内に侵入してきたら市販のエアゾール剤などで殺虫し、夜間は窓を閉めて光への誘引を避けるようにしましょう。

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