指の内出血の原因や病気と治し方!痛くない時や腫れが突然のときも

知らないうちに指の内出血が起きていて、ぎょっとする経験は誰でもあるものですが、もしも病気だったらと思うと怖いですよね。

なので、指の内出血の原因や骨折、痛みがある時、痛くない時、しびれ、黒い、壊死などの症状や治療方法で湿布や病院で血抜きなどについて知りたいのではないでしょうか。

それから、指の内出血で腫れが突然生じたときも気になりますよね。

そこで今回は、指の内出血の原因や病気と治し方、また、痛くない時や腫れが突然生じたときなどについても詳しくお伝えしていきます。

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指の内出血が起きるのはなぜ?病気などの原因についても

内出血とは、血管だけ破れて皮膚や粘膜は無事だった場合に、出血した血液が体内に留まっている状態のことで、皮膚の下に血が溜まっているため、皮膚の上からは紫色のあざのように見え、だんだん黒くなってきます。

そして、指に内出血が起きている場合に原因として最も多いのは打撲、打ち身、突き指などですが、特に覚えがなくても他のことにあまりに集中していたり、寝ている時など、無意識のうちにぶつけてしまったりもしますよね。

こうした症状も放っておくと黒いあざに変わり、壊死してしまうこともあるそうです。

また、毛細血管がもともと細い人や弱くなっている方は少しの負荷(長めの拍手や普通の流水程度の刺激)でも内出血が起きてしまうそうなので、痛みが感じられて、他の箇所に拡大するようなことがなければ基本的に問題はないそうです。

一方で、骨折が疑われる場合は次のような症状が現れるそうです。

・ 指の内出血がひどく、腫れが引かないし、指の関節が通常の倍くらいに腫れている

・ 指の関節を曲げることができない

・ 指が横にぐらぐらする

・ 指の形状が明らかに変形している

・ 1週間以上痛みが続いている

こうした症状が現れている場合、放置していると後遺症が残ってしまうこともあるので、できるだけ早く形成外科を受診するようにしてください。

指の内出血で痛くない場合は要注意!考えられる病気は?

どこにもぶつけた覚えがないのに、指に内出血のようなあざができ、初期の頃は小さな斑点の出血が現れ、時間が経つにつれて青あざのような色に変化していくのであれば、紫斑病かもしれません。

そして、この場合は痛みがなく、原因はまだ明確ではなくて、アレルギー性のものや自己免疫疾患などの可能性があるそうです。

それから、指をドアに挟んだなどもしていないのに、前触れもなく突然、しびれ感や冷感、痛み、腫れが現れた場合には、末梢閉塞性動脈硬化症の可能性もあるので、注意しましょう。

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指の内出血が起きたときの対処法は?

ドアに挟む、どこかにぶつけるなど、明らかな外傷で指の内出血が起きた時には、まずは自分でできる次のような応急処置を行ないましょう。

・ 冷やす

内出血が起きている患部は炎症が起きており熱を持っているので、24時間以内に冷やすことで炎症を抑制し、腫れを引かせる効果も期待できます。

ただし、直接氷を当ててしまうと皮膚に対するダメージが大きいので、冷却効果のある湿布やタオルでくるんだ氷水などを当て、手を心臓よりも高く上げることで内出血の量を減らすことができるそうです。

・ 腫れが収まってきたら温める

患部を冷やすことで腫れが治まったら、今度は逆に温めることで血行を良くすると良く、これによって治すための栄養が運ばれ、人が本来持っている自然治癒力が活性化されます。

なので、温湿布をはり、じっくり入浴して、36~37度の体温に近い温度に温めたタオルを当てて、血の流れを良くしてあげましょう。

ただ、内出血が起こってすぐにこれをやると炎症が治まっておらず、症状が悪化したり痛みが強くなることがあるので、必ず冷やして炎症を抑えて、それから温めるようにしましょう。

・ 適切な栄養を摂る

内出血が起きたら、血流を活発にすることで治りが早くなるので、温めることに加えて食事からもヘモグロビンを作るために必要な鉄分(プルーン、小松菜、あさり、ひじき、レバー、牛肉など)とその鉄分を効率よく吸収するために必要なビタミンC(アセロラ、パセリ、レモン、いちご、ピーマン)の2種類を摂りましょう。

そして、ビタミンK(納豆、ほうれん草、モロヘイヤなど)が不足していると内出血が起こりやすくなるため、これらも予防のために摂ると良いでしょう。

病院での治療は?

内出血は局所に血が溜まってしまっているので、自己判断で血抜きを行なう方がいますが、うまくいかずにただただ痛くなるケースがほとんどです。

そのため、ひどい内出血で早く回復したい場合は、病院を受診すると、専門の医師にやってもらえてスムーズに治まるので、オススメです。

そのほか、骨折の可能性がある場合はもちろん、病院の医師の処置が必要なので、放っておかずに早めに対処するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、指の内出血の原因や病気と治し方、また、痛くない時や腫れが突然生じたときなどについても詳しくお伝えしました。

指の内出血は、打撲や打ち身などが原因である場合がほとんどですが、あまりに痛みがひどい場合は骨折の可能性もあり、その他にも痛みがなく斑点のようなあざができている場合は紫斑病や、突然の腫れやしびれが現れている時には末梢閉塞性動脈硬化症の可能性もあるそうです。

そして、内出血が現れてしまった時は、まずは冷やして、それから温めて、血流を促進させる食材を意識して摂ると効果的で、血抜きは素人がやらない方が良く、できれば早めに病院を受診して対処するようにしましょうね。

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