腕の蕁麻疹の原因と痒い時などの対処法!腕だけや痒くない時も
蕁麻疹は通常、体の皮膚全体に現れるものですが、場合によっては体の一部にだけ現れることがあり、腕の蕁麻疹というのもあります。
なので、腕の蕁麻疹の症状で痒い時や、腕だけの蕁麻疹の原因でストレスなどとの関係、また、痒い時などの対処法として薬の注意点が知りたいのではないでしょうか。
そして、腕の蕁麻疹で痒くない場合や消えない場合についても気になりますよね。
そこで今回は、腕の蕁麻疹の原因と痒い時などの対処法や、腕だけや痒くない時についても詳しくお伝えしていきます。
目次
腕の蕁麻疹の原因は?ストレスなどとの関係!腕だけや痒くない時なども
腕の皮膚は薄いので、他の部位に比べて蕁麻疹が出やすく、一度アレルギーが体の一部分に出てしまうと、その部分が覚えていて、再び同じ箇所のみのアレルギー反応が出てしまうことがあります。
それから、腕を含めて体に蕁麻疹が現れる時は特定の食品や薬品などが原因のアレルギー性のものから、寒暖差によって生じる非アレルギー性蕁麻疹など、色々な原因が考えられるそうです。
でも、腕だけに蕁麻疹が現れたら、何が原因か気になりますよね。
なので、次の通り腕にだけ蕁麻疹が現れる原因をチェックしましょう。
・ 腕部分だけアレルギー物質に触れている
腕の蕁麻疹の原因の一つとして、腕部分だけアレルギー物質に触れている可能性が考えられます。
例えばゴムやナイロン、ビニールなどでアレルギー反応が出てしまう方もいます。
そして、医療従事者の場合だと、手術中にはめる手術用の手袋には天然のゴムが使用されることが多いのですが、このゴムによってアレルギーが出てしまうので、最近では医療従事者の中ではこのゴムアレルギーを持つ人が増えてきているそうです。
また、ゴム以外にもビニール手袋や、小麦粉などの特定のアレルゲン物質を含む食品に触れている方も、アレルギーが一度出ると発症してしまうそうです。
なので、食品工場で働いている方や、パーマ液やカラーリング剤に触れている美容師も腕だけに蕁麻疹が出てしまうことがあります。
・ 日光や汗によって蕁麻疹が出ることも
夏になると半袖になる場合も多くなるので、紫外線が強い太陽の日差しや、皮膚の上にたまった汗がアレルゲンとなって腕部分に蕁麻疹が出ることもあります。
腕の蕁麻疹が痒くない時はストレスが原因の場合も!
腕にぼつぼつができて、しかも痒くない場合は、それは蕁麻疹ではなく、ストレスが原因の湿疹しれません。
そして、ストレスは湿疹以外にも様々な体の不調をもたらすものなので軽視は禁物で、例えば、親が子に持つ期待や家庭内不和などは子供に大きなストレスを与え、その結果子供に湿疹が出てしまうこともあります。
それから、ストレスによって新陳代謝が妨げられ、皮脂量が適度な状態に保たれなくなってしまうため、外からの刺激を受けやすい肌となり、湿疹が出てしまうこともあるのです。
また、突然大きめの湿疹ができてしばらくして消えるようであれば蕁麻疹の可能性がありますし、カサカサしているようであれば湿疹の可能性もあり、そのどちらもストレスが関係しているそうです。
腕の蕁麻疹の対処法は?薬などの注意点も
腕に蕁麻疹が出て痒い場合は、かゆさを我慢できずに手でかいてしまうと蕁麻疹が広がってしまうため、まずは痒い部分に氷水の入った袋をタオルでくるんで当てるなどして抑えるようにしましょう。
そして、通気性の良いゆったりとした衣服に着替えて安静にしていれば、しばらくすると消えていくでしょう。
それでも治らない場合や気になるときは放置せずに早い段階で皮膚科を受診し、抗ヒスタミン剤を処方してもらって治すことをおすすめします。
それから、なかなか治らない場合や痒くない時はストレス性の蕁麻疹の可能性が考えられるので、塗り薬だけでは治らないので注意が必要です。
そして、抗不安薬など、適切なものを処方してもらいながら早めに治すようにしましょうね。
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アレルギーを持っている人ほど蕁麻疹が出やすい?
蕁麻疹は、食品や薬品、ハウスダストなど、何かしらの異物に対する体のアレルギー反応として現れるとされています。
そのため、もともと食品のアレルギーを持っている方やアトピー体質の方は、蕁麻疹が出やすい体質なので、心当たりのある方は注意しましょう。
そして、それまで問題ないと思っていた食品や動植物に対しても、ある日突然蕁麻疹が生じることはよくあるので、放置しておかずに皮膚科を受診して早めに対処するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、腕の蕁麻疹の原因と痒い時などの対処法や、腕だけや痒くない時についても詳しくお伝えしました。
腕を含めて全身の蕁麻疹の場合は、食品や薬品など特定の物質が原因になって生じることが多いのですが、腕だけの場合はゴムや美容師が使うクリームなど特定の物質に腕だけが触れている場合や、腕だけで痒くない時はストレスが関係していることがあるのでしたね。
そして、腕の蕁麻疹は痒くて掻いてしまうと広がってしまうので、早めに痒い部分を冷やして抑制し、安静にしていれば治るのですが、なかなか治らない時や気になる時は皮膚科で抗ヒスタミン薬や、ストレス性の場合は抗不安薬などを処方してもらうと良いのでした。
こうした蕁麻疹は元々アレルギーを持っていたりアトピー体質の方に現れやすいので、心当たりのある方は普段から注意するようにしましょう!
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