糖尿病の尿検査の数値や項目の見方と異常なしの基準!キットも

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91糖尿病は日本でも、7人に1人が糖尿病または予備軍と言われるほど国民病のような存在で、進行すると治りにくいことで知られる厄介な病気です。

そして、尿検査などのスクリーニング検査の数値で異常値を示していたら糖尿病と診断されるので、尿中の蛋白の数値である尿タンパク、そしてケトン体などの検査項目や、結果の見方、異常値や陰性、異常なしの基準などを知りたいのではないでしょうか。

また、学校の尿検査で生理の日も問題ないのかといったことや、経過観察を言い渡されてしまった場合、薬局など市販で購入できる尿検査キットのおすすめも気になりますよね。

そこで今回は、糖尿病の尿検査の数値や項目の見方、また、異常なしの基準やキットについても詳しくお伝えしていきます。

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糖尿病の検査で尿検査の項目の見方!

日本人の1~2割が患っている可能性のある糖尿病は、判明するまでに時間がかかる病気の一つとして知られていますよね。

そして、糖尿病の主な検査には尿検査と血液検査がありますが、まずは尿検査で尿糖や尿タンパクといった項目を調べるので、数値の見方について詳しく知り、少しでも早く糖尿病の可能性に気づいて対処できるようにしましょう。

糖尿病の尿検査とは?

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尿検査には様々な種類がありますが、誰でも経験があるものは健康診断で行なう尿検査で、コップに入れた尿に試験紙を入れる検査方法が一般的ですよね。

そして、これによって次のような項目について調べることができるので、それぞれ数値の見方や異常値などについてチェックしていきましょう。

1、 タンパク質

健康な人の尿にはタンパク質が含まれていないのが普通で、タンパク質が尿中に出ている時には、糖尿病以外にもネフローゼ症候群や腎炎といった病気を疑うそうです。

そして、健康な人の尿タンパクの量は1日の合計で75~150mgですが、一回の検査では0~14以下をマイナス(陰性)と判定し、この数値を超えるとプラスマイナスといった具合に増えていくそうです。

そのため、尿タンパクがプラスと判定されたら尿タンパクの量が15mg以上ということになるのですが、異常値と言われるプラスは1,2,3,4の4段階に分かれるそうです。

ちなみに、各段階の数値は以下のとおりです。

(-)14以下

(+-)15~29

(+) 30~99 異常値、要再検査

(++)100~299

(+++)300~999

(++++)1000以上

このように尿タンパクの検査結果が出るので、+-以上になっていないかチェックするようにしましょう。

ただし、尿タンパクの量は病気だけが原因ではなく、生理前や風邪のとき、生理中などは血液の量が増加しているため腎臓に負担がかかり、通常の状態よりは陽性の反応が出やすいといったことがあります。

そのため、学校や職場の尿検査で生理中のタイミングと重なってしまい、医師に申し出たところ、検査はできるとされても、結果に影響する可能性があると言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。

そのため、生理中であっても問題なく検査はしていいようですが、その時だけの結果で判断せず、何度か続けて検査を行なって陽性反応であれば、再検査へと進む流れになる方が多いようです。

2、 潜血

試験紙でヘモグロビンの有無を調べる項目で、色の変化を見て検査結果が陰性(-)なら正常、陽性(+)を示す場合は再検査となります。

ただし、この潜血反応も、生理中の場合は影響し、経血が混ざってしまい陽性を示す場合があるので、生理中の場合は偽陽性と出ることもあると知っておきましょう。

3、 尿糖

尿糖は、尿に含まれるブドウ糖のことで、血液中には常に一定のブドウ糖が含まれているのですが、血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、糖が尿の中に漏れてきてしまいます。

そして、糖検査は糖尿病のスクリーニング(ふるいわけ)検査として利用されており、尿の中に糖が出ているかどうかを試験紙で調べる定性検査と、一日の尿中に含まれる糖の量を測定する定量検査がありますが、普通は定性検査を行なうそうです。

それから、定性検査の結果が0~50mg/dL未満であれば陰性(-)、50~100mg/dL未満であれば偽陽性(+-)ですが、100~200mg/dLを超えると陽性(+)~で、異常と考え糖尿病を疑って再検査を行なうことになります。

こうした尿検査はあくまでスクリーニング検査としての位置づけで、糖がマイナスと出ても実際は糖尿病であるケースもあるので、心配であれば病院で尿検査を行なった方が良いそうで、ほとんどの方が尿検査に加えて血液検査も行ないます。

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糖尿病の検査で尿中ケトン体検査とは?

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ケトン体は、糖尿病と診断されてから検査する項目の一つで、正確にはアセト酢酸、アセトン、β-ヒドロキシ酪酸の3つを合わせた総称です。

そして、老廃物であるケトン体は血液を介して全身に運ばれ、主に筋肉や腎臓で代謝されるので、通常はケトン体が尿に含まれることはありません。

しかし、糖尿病などで栄養の吸収量が不足すると、栄養の代わりに体内の脂肪を肝臓がたくさん分解することになり、その結果、血液中にケトン体が異常に蓄積されていき最終的には尿にも混ざって排出されて、ケトン体が陽性(+)を示すのだそうです。

そして、数値としては陰性(-)が0mg/dL、擬陽性(+-)が0~5mg/dL未満、陽性(+)が5~20mg/dL未満、陽性(2+)が20~100mg/dL未満、陽性(3+)が100mg/dL以上といった具合で、数値が高いほど病状は深刻ということになります。

ちなみに、ケトン体が増える原因は糖質不足で、白米やパンなどの炭水化物、砂糖などから糖質を得ると体内でブドウ糖が生成されますが、ブドウ糖が不足すると代わりに蓄えた脂肪をエネルギー源に利用し、脂肪をエネルギー源に変えたときにできる物質がケトン体ということになります。

そして、糖尿病の人はいくら体内にブドウ糖が合っても、そのブドウ糖をエネルギー源に分解するためのインスリンが分泌されないため、栄養不足のときと同じく脂肪がエネルギー源として使われて、ケトン体が増えてしまうんですね。

そのため、糖尿病の経過観察ではケトン体のチェックが必須となり、もしも異常値が続くようであれば、空腹時血糖などの血液検査も行い、精密検査へと進んでいくことになるのです。

糖尿病の尿検査は家庭でセルフチェックしよう!

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糖尿病は初めの症状がゆるやかであるために「発症のサイン」を見落としがちな病気でもあるので、家庭でも使える専用の機器を使った測定も可能になっているそうです。

また、糖尿病の可能性があることが判明し、経過観察を言い渡された場合も、家庭でできる検査キットを常備し、セルフチェックができる体制を取っておくと、悪化が進んで手遅れになるのを防ぐことができます。

糖尿病のセルフチェックをするキットは薬局で買えるの?

糖尿病のセルフチェックには尿検査と血液採取検査がありますが、尿検査薬は第二類医薬品というカテゴリーに区分され、ほとんどの薬局やドラッグストアなどで手軽に購入することができます。

一方、血液検査ができるキットはインターネットなどでの販売になり、自分で採血をして検査機関に送る仕様になっているので、少々ハードルが高いですよね。

なのでまずは、糖尿病の心配がある方も、糖尿病の経過観察と言い渡された方も、尿検査でスクリーニングを行なって、重症化しないように注意しましょう。

そして、薬局で販売している尿検査薬にはテルモから販売されている次のような商品があります。

・ マイウリエースT(尿タンパクの自己検査用)

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・ 新ウリエースGa(尿糖の自己検査用)

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・ 新ウリエースBT(尿糖、尿タンパクの自己検査用)

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・ ウリエースKc(尿糖、尿タンパク、尿潜血の検査用)

このように、国内製品で市販の尿検査薬では、尿糖や尿タンパク、尿潜血といった項目しか調べることができないので、糖尿病の可能性を言い渡され、尿中のケトン体量の経過観察のために使う検査薬を探しているなら、Ketostixがオススメです。

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尿中のケトン体量の経過観察ならKetostixがオススメ!?

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Ketostixは、糖尿病検査キットで、尿中のケトン体の量を検査する検査紙です。

そして、尿のスクリーニング検査や、糖尿病の経過観察に使用できるので、前述の通りまずは尿検査を行なって糖尿病の可能性を検査したり、病気の進行具合を確かめることができます。

ちなみに、使い方は通常の尿検査と同様で、採尿容器に尿を採取し、Ketostixの試験紙を充分に浸し、比色表の色枠を選び判定するといった方法で簡単ですよね。

・ Ketostixはどこで買えるの?値段は?

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Ketostixは、海外製品のため、国内の薬局では購入することができないのですが、インターネットで個人輸入代行をしてくれる「オオサカ堂」なら安心して購入ができ、値段も1箱(100回分)で3,444円とリーズナブルに購入することができます。

そして、こうした海外製品でケトン体を調べられる検査キットを販売しているサイトはほかにもありますが、一部は悪質な業者であったり、説明書が英語なので使用方法を誤ってしまう場合もある中で、オオサカ堂なら日本語の説明書もついてくるそうです。

それから、口コミを確認するとオオサカ堂なら安心して購入ができ、購入から5日程度で自宅まで郵送してもらえるので、問題なく海外製品を試すことができるとのことでした。

ただし、あくまで市販の簡易的な検査キットなので、本来陰性であるのに陽性と判定される偽陽性の可能性もゼロではないので、確定診断は必ず医療機関で受けるようにしましょう。

そして、糖尿病へと悪化するとつらい食事制限などを行なって自由に好きなものを食べることもできなくなってしまうので、重症化する前に防いでいきましょうね!

Ketostixをオオサカ堂で見るならコチラ!?

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