水疱瘡で熱が続く期間や対処の仕方!出ない時もあるの?

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91水疱瘡は、ほとんどの子供が遅くても10歳までに感染するウイルス性の感染症で、保育園や学校などで流行し、感染することが多いようです。

そして、水疱瘡を発症すると、最初に熱が出るので、この熱が続く期間や座薬などの対処の仕方について知っておきたいのではないでしょうか?

また、水疱瘡で熱が出ない場合もあるそうなので、気になりますよね。

そこで今回は、水疱瘡で熱が続く期間や対処の仕方、また、出ない時もあるのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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水疱瘡で熱が続く期間はどれくらい?対処の仕方や熱が出ない場合についても

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水疱瘡と言うと、全身に水ぶくれがたくさんできて痒くて辛い、というイメージが強いと思いますが、水疱瘡の初期症状には発疹より先に発熱が現れることが多いです。

ただ、この水疱瘡の熱はそこまで高くない場合が多く、ほとんどの場合は38~39℃ほどが現れて、この後2~3日で引いていくとされています。

それから、発疹より先に熱が現れることが多いものの、発疹と同時に発熱したり、発疹が現れてから発熱したりと、症状には個人差があるようです。

しかし、子供によっては水疱瘡で40℃を超える高熱が現れることがあり、何日も続くこともあるそうです。

なので、そうした場合は、次のように対処しましょう。

・安静に過ごす

水疱瘡の場合、熱が高くても元気な子供もいるようですが、できるだけ静かに過ごし、体力を落とさないように注意してあげましょう。

・水分をこまめにとる

水疱瘡で熱が出ている時は体力を消耗し、体から水分が失われるので脱水症状になる可能性があります。

そして、子供は体の熱や発疹のかゆみで不機嫌になるので、水を飲まなくなってしまいがちです。

そのため、少しずつでも水を飲ませるようにし、子供の好きなジュースや麦茶などでも良いので、意識して飲んでもらうようにしましょうね。

・飲み込みやすい食事をする

水疱瘡では熱が出ていても発疹が少ない場合があるのですが、意外と気付かないところで口の中にだけ発疹が現れている場合もあります。

そして、熱やかゆみで機嫌が悪い子供は、口の中が痛くて食事を摂りづらいため、食欲も落ちてしまいます。

そのため、おかゆやスープなど、噛む必要がない柔らかい食事を作ってあげて、少し冷ましてから食べさせてあげるようにしましょう。

・解熱剤を使用する

水疱瘡で現れる熱は、ウイルスに対抗するために生じているので、市販の解熱剤で無理に抑えてしまうとかえって症状が悪化することがあります。

そして、解熱剤のタイプによっては水疱瘡の症状に適さないこともあるため、薬は必ず病院で処方されたものを服用するようにしましょう。

ちなみに、病院で処方されるのはカロナールの内服薬か、アルピニー座薬なので、医師の指示通りに使用するようにしましょうね。

水疱瘡では、熱が出ない時もある?

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子供の水疱瘡と聞くと、熱が出たり全身に赤い発疹が現れて、とにかくかゆくてつらい!というイメージが強いと思いますが、症状の現れ方には個人差が大きく、本当に水疱瘡にかかっているのかと思うほど、軽い症状で済む場合もあります。

そして、熱についても同様で、水疱瘡に感染すると赤い発疹が出る2日前から熱が出て、2~3日続くのが多いとのことでしたが、全く熱が出ない場合もあります。

さらに、発疹の数も個人差が大きいので、数が少なくても水疱瘡にかかっている場合があったり、実は口の中にだけ発疹が出ていたということもあるようです。

そのため、水疱瘡にかかったお友達と遊んでいて、ぽつぽつした赤い発疹が2~3個出た場合は、水疱瘡の疑いがあるので、早めに病院を受診して調べるようにしましょう。

それから、水疱瘡は一度かかると終生免疫とまではいきませんが、ある程度長期間の間免疫を保つことができるとされているので、子供が感染したかどうかについては、しっかりチェックして対処するようにしましょうね。

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水疱瘡の高熱では合併症に注意!

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一般的に水疱瘡では、39℃程度の熱が現れ、2~3日で引いていくので、40℃以上の高熱になり、4日以上続いている場合は合併症の可能性があるので、注意しましょう。

特に、子供はこうした長期間の高熱によって脳炎や髄膜炎などを起こすことがあるので、もしぐったりしていて様子がおかしかったり、異常行動に走るなどの症状が見られたら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

そして、特に脳炎は治療が遅れると、後遺症が残ったり、命にかかわる非常に危険な状態になることがあるので、素早く対処するようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、水疱瘡で熱が続く期間や対処の仕方、また、出ない時もあるのかといったことについて詳しくお伝えしました。

水疱瘡では、39℃程度の発熱が現れ、2~3日続くのですが、中には発熱はなく発疹だけというケースもあって個人差があるのでした。

なので、水疱瘡で熱が現れている間は安静にして過ごしてもらい、飲み込みやすい食事を作り、水分はこまめにとるなどの注意点があり、解熱剤を使う時は病院で処方されるカロナールやアルピニー座薬を医師の指示通りに使うとのことでしたね。

それから、稀ですが水疱瘡でも40℃以上の高熱が4日以上続く場合があり、その際は脳炎や髄膜炎などの合併症を起こしている危険性があるので、様子がおかしいなどの変化が見られたら、即座に病院へ行って早めに対処するようにしましょう。

そして、次の記事では水疱瘡の流行の時期や感染予防についてお伝えしているので、こちらもチェックして下さいね!
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「水疱瘡の流行る時期と感染予防のポイント!二回目を防ぐには?」についての記事はコチラ!?

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