顔の皮脂がくさい理由と対処法!過剰分泌を抑える方法と注意点も
頭皮や脇、足といった臭いの温床として良く知られているパーツは入念にケアをする方も多いと思いますが、顔の皮脂がくさいことがあると聞いたら意外に思いませんか?
そのため、顔の皮脂がくさい理由や、改善するための方法を知りたいのではないでしょうか?
そして、顔の皮脂を抑えるために角栓の塊を減らす方法など、治療法のポイントや注意点も気になりますよね。
そこで今回は、顔の皮脂がくさい理由と対処法や、過剰分泌を抑える方法と注意点についても詳しくお伝えしていきます。
目次
顔の皮脂がくさいのはなぜ?
顔の皮脂がにおう人の肌は脂性肌といって、皮脂が過剰に分泌されている肌質をしていて、顔がてかっている状態を指します。
ただ、この皮脂自体は完全に悪者ではなく、実は肌にとってなくてはならない存在です。
そして、肌の表面は皮脂膜という薄い皮脂の膜で覆われており、刺激から肌を守ってくれていて、さらに肌から水分の蒸発を防いでうるおいをキープしたり、弱酸性の状態を維持することで、雑菌が繁殖しにくい環境を整えてくれる存在なんです。
ただし、この皮脂が次のような原因によって過剰に分泌されると、てかって見た目が悪いだけでなく、吹き出物ができやすくなったり、肌の上で脂が酸化して、においの原因となってしまうのです。
皮脂の過剰分泌の原因は?
1、 男性ホルモン
男性ホルモンによって皮脂腺の分泌が刺激されて皮脂が出ることもあるので、男性が比較的てかりやすいのはこのためとされています。
2、 ストレス
ストレスによって男性ホルモンが分泌されやすくなることもあります。
3、 偏った食事
脂肪分の多い食事は、そのまま肌にも現れますし、糖質の摂りすぎも体内で脂肪に変換され皮脂の原料となってしまいます。
4、 洗顔のしすぎ
意外なのが洗顔のしすぎも原因になることですが、これによって皮脂膜が洗い流されると新たに皮脂膜を作ろうとして皮脂が大量に分泌されることもあるのです。
5、 乾燥
皮膚の保湿力が低下すると、皮脂の本来の役割である保湿のために皮脂を大量に分泌するので、乾燥肌の人でも一部てかってしまったりするのはこのためですね。
6、 毛穴づまり
ファンデーションなどで肌の表面を化粧品で覆ってしまうと、それによって皮膚を圧迫し、結果的に毛穴詰まりを起こします。
また、毛穴に酸素を嫌がるアクネ菌が増殖して、皮脂を脂肪酸というものに分解することで毛穴の炎症が起こるのですが、皮脂が分解されてしまうと角質層という皮膚の一番上に死んだ細胞の塊やゴミのようなものがたまってしまうので、毛穴が詰まることもあります。
ちなみに、洗顔のしすぎもこれと同じ仕組みで、皮膚の角質を刺激して毛穴を詰まらせてしまっているのですね。
そして、これらによってたまっている皮膚が酸化されて古い脂のような臭いが発生し、この古い脂が好きな黄色ブドウ球菌やカビが発生して、皮脂をどんどん分解してしまい一段と強い臭いを発生するといった悪循環に陥るのです。
顔の皮脂がくさいときの対処法や注意点は?過剰分泌を抑える方法も
このような顔の皮脂がくさい時には、次の3つをポイントに対処しましょう。
a、 正しい洗顔を行なうこと
b、 ストレスをためず、脂質や糖質の摂りすぎに気をつけること
c、 保湿を行なうこと
それでは、まずは一番大事な「正しい洗顔」について細かく見ていきましょう。
まず、顔の皮脂がくさい時に最も多い原因である「毛穴づまり」ですが、古い角質の塊をいつまでも肌の上に残さないためにも、正しい洗顔を行ない、良質な脂まで摂りすぎないことがポイントです。
そして、正しい洗顔の仕方とは、次の通りです。
1、 自分の手を洗います。
2、 蒸しタオルで顔を蒸らします。
3、 クレンジングオイルで脂を落とします。
4、 ぬらしたコットンでクレンジングオイルを拭き取ります。
5、 洗顔ネットで泡をたっぷり泡立てて、泡で包み込むように洗顔します。
6、 タオルで顔を優しく拭きます。
まずは洗顔をする前に手が汚れていると顔もばい菌だらけになるので必ず手を洗うことが大切で、さらに毛穴を広げるために顔をよく蒸らしてから始めましょう。
そして、クレンジングオイルで脂を落とすのは効果的ですが、毎日やってしまうと脂が取れすぎて逆効果になるので週に1度程度にし、コットンで拭き取るか、ぬるま湯で洗い落としましょう。
それから、一番大切なのは洗顔で、ポイントとして指と肌が触れないように泡で顔を洗うことを心がけながら泡で包み込むようにして10秒ほど顔をなでるようにして洗いましょう。
そして、ぬるま湯で優しく洗い落とし、顔を拭く時も清潔なタオルでタッチするようにふんわりと水気をとるようにしてあげましょう。
顔の皮脂が臭い時は、余計な皮脂が肌の上にあることが最も大きな原因なので、適度にしっかりと洗い落とす洗顔方法が対処法の中で一番大切ですが、それ以外にも精神的なストレスをためないようにしたり、脂質や糖質の摂りすぎも注意しましょう。
さらに、洗顔後に保湿を怠ると、肌の乾燥を招いてしまい、肌を守ろうと皮脂が分泌されてしまうので、洗顔後はスキンケアもしっかり行なうと良いでしょう。
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顔の皮脂が臭い時におすすめの食材は?避けるべき食材も
脂分の多い肉や、糖質を多く含んだ炭水化物の摂りすぎなどは皮脂の過剰分泌の原因となるので、まずは普段の食生活でこうした食材を避けるように気をつけてみましょう。
一方で、ビタミンやミネラルを多く含んだ緑黄色野菜や果物は、肌質を整えるのに抜群の効果があるのでおすすめです。
それから、特に皮脂の分泌量が増えて、気温が高いために酸化もしやすい夏の季節は、こうしたビタミンやミネラルといった栄養分が不足しがちになり、食欲が落ちるために簡易的な炭水化物だけの料理に走りがちです。
そのため、暑い時期ほど野菜や果物、魚介類などの摂取を気をつけるようにし、ビアガーデンなどでアルコールと肉だけの食事などに陥らないように注意しましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、顔の皮脂がくさい理由と対処法や、過剰分泌を抑える方法と注意点についても詳しくお伝えしました。
まず、顔の皮脂がくさい理由には男性ホルモン、ストレス、偏った食事などもありますが、間違った洗顔で肌へ刺激を与え古い角質の塊を肌に残し毛穴を詰まらせたり、乾燥し皮脂の分泌を招いてしまうことなどがありました。
そのため、対処法としてはまずは洗顔方法から見直し、よく蒸らして毛穴を広げ、泡で包み込むようにして洗い、優しくタオルドライして、すぐに化粧水で保湿をし乾燥を防ぐことが大事なのでしたね。
また、食生活の見直しも大事なので、特に皮脂の分泌が増える夏の時期ほどビタミンやミネラルの摂取を意識し、肉などの脂質やお菓子類などの糖質の摂りすぎには気をつけると良いとのことでした。
最後に、こうした対処法の後のスキンケアとして、皮脂トラブルに悩む方におすすめのオールインワンゲルの効果などについては次の記事をチェックしてみましょう!
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「クレアルのオールインワンゲルの口コミ評判まとめ!成分や効果も」についての記事はコチラ!?
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