気管支炎の熱で大人の場合!症状と対処法や仕事への対応も!

画像1気管支炎にかかると、つらい咳が何日も続くだけでなく、熱が出るので体力も消耗してしまい、普段の生活に支障が出るのでつらいですよね。

なので、気管支炎の熱で大人の場合はどれくらい出るのかといったことや、症状と対処法や仕事への対応も気になるのではないでしょうか。

また、気管支炎の症状で子供の場合は大人とどう違うかも知っておきたいですよね。

そこで今回は、気管支炎の熱で大人の場合や、症状と対処法や仕事への対応についても詳しくお伝えしていきます。

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気管支炎の熱で大人の場合の症状は?対処法や仕事への対応も

気管支炎とは、一般的にウイルスや菌、ホコリやチリなどの影響で気管支粘膜に炎症が起こり、咳や痰、発熱などが現れる病気の総称を言います。

そして、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染の病気の症状が回復した後に起こりやすいので、何となく咳と熱が続くなと思っていたら実は気管支炎に感染していたということが少なくないそうです。

また、発熱を伴う気管支炎は急性気管支炎のみで、慢性気管支炎といって数週間から数ヶ月の間にわたって症状が続くタイプだと、発熱は続かないそうです。

大人の急性気管支炎の症状は?対処法も

Young woman with ice pack on her head looking at thermometer

大人の気管支炎では、ウイルス感染によって口腔や鼻腔に感染したのちに上気道炎を起こし、さらに進行すると急性気管支炎になって、気管支の炎症により気道が狭くなるそうです。

そして、早めに治療を受けた場合は上気道炎で治まることもありますが、最初は風邪の症状と変わらないため、風邪と思いこんで風邪薬を飲んでも治ることはありません。

さらに、咳が止まらない状態に症状が進行すると急性気管支炎にかかっていて、大人の場合はウイルス性の気管支炎の二次感染としてマイコプラズマ感染症にかかることが多く、病院で血液検査を行なうことで明らかになります。

それから、マイコプラズマ感染症と診断された場合は、ほとんどが抗生物質の処方に留まり、ひどい場合にはステロイドが処方されますが、ウイルスが排出されない限り治ることがないので、こうした薬は一時的に症状を抑える効果しかありません。

そして、この状態の時に咳が止まらず、夜中に眠れないほどの状態に陥ってしまい、体力を失うほどの咳が続き、熱は37.5~38度の比較的高熱の状態が続くそうです。

そのため、高熱が続く時の自宅でのケアでは、症状の緩和のためにアスピリンなどの解熱剤を使用することは問題なく、高熱で不足している水分を補うため、水分補給をしっかりと行なうようにすることが大切です。

そして、熱の出始めは寒気から始まることが多いため、毛布を一枚増やすなどして体を温め、熱が上がって来たら1枚ずつ減らしていくと良く、汗をかいたらこまめに拭いたり着替えるようにすると、体を冷やさないようにできるのでおすすめです。

気管支炎にかかった場合の仕事はどうすれば良い?

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気管支炎は、基本的には気管支の炎症の状態なので人にうつることはないのですが、マイコプラズマなどのウイルス性の場合、くしゃみや咳で人にうつる可能性はあります。

それでなくても、ひどい咳が1日中続き、体力が奪われてしまうので、仕事はできれば控えるようにした方が良いでしょう。

そして、周りへの感染も考慮して、上司と相談し、咳が落ち着くまでは自宅で休養するようにしましょう。

それから、ウイルス性気管支炎の場合は特効薬がないのですが、夜間に眠れないほどの咳が続いて、胸や背中にも痛みを感じるようであれば肺炎を起こしている危険性もあるので、我慢せずに早めに病院へ行き、医師に診断してもらうようにしましょう。

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気管支炎の症状で子供の場合はどう違う?

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子供の気管支炎の場合は、風邪の原因であるRSウイルスやライノウイルス、そしてインフルエンザウイルスが原因となって気管支炎を起こす場合が多いそうです。

そして、症状としては鼻汁、のどの痛み、悪寒などの症状が現れ、熱も38度近い高熱が現れ、つらい咳が続くなど、症状の現れ方は大人とほぼ変わりません。

ただし、対処法が少し異なり、まず15歳以下の子供には大人と同じように解熱目的でアスピリンを使用してしまうと、脳の炎症や腫れを引き起こす「ライ症候群」という重病にかかるリスクを高めてしまいます。

そのため、子供に解熱剤を使用する場合は、病院を受診して医師から年齢に応じて適切な薬を処方してもらうと良く、ほとんどの場合はアセトアミノフェンやイブプロフェンが処方されるそうです。

また、水分補給をする時も、一度に飲ませると咳をした際に吐いてしまうこともあるため、少量をこまめに与えるようにしましょう。

それから、毛布をかぶせても子供ははいでしまい体を冷やすことがあるので、長袖長ズボンのパジャマを着せ、靴下も履かせるとしっかりと体を温めることができますし、大人よりも多く汗をかくので、汗拭きや着替えはさらにこまめに行なうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、気管支炎の熱で大人の場合の症状と対処法や仕事への対応について詳しくお伝えしました。

まず、大人の気管支炎の症状では、風邪から発展してマイコプラズマなどに二次感染することが多く、高熱とつらい咳が続き、夜間も眠れないほどなのでしたね。

そして、咳で体力も消耗してしまうので、仕事は無理せず、療養できるよう上司と相談すると良いのですが、ウイルス性気管支炎には特効薬がないため、自宅で水分補給を行ない、解熱剤などを使用する対処法が良いとのことでした。

また、子供の場合はインフルエンザやRSウイルスなどから気管支炎を引き起こし、症状は大人と変わらないのですが、水分補給はよりこまめに行い、体をしっかり温め、汗を吹いたり着替えることもこまめに行なうと良いのですが、解熱剤の種類には注意が必要ということでしたね。

気管支炎には対症療法しかなくつらい症状が続きますが、1日も早く回復できるよう無理をしないようにしましょう!

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