RSウイルスの時の食事のおすすめ5選と気をつけるべき注意点!

画像1RSウイルスは子供が2歳までにほぼ100%感染するとされているウイルスで、感染症の症状は風邪と似ていて特に呼吸器系に現れることが特徴です。

そのため、RSウイルスの時の喉の痛みにも優しく、栄養にもなって免疫力を高めてくれるような食事が知りたいのではないでしょうか?

また、RSウイルスの時の食事で気をつけるべき注意点は何でしょうか?

そこで今回は、RSウイルスの時の食事のおすすめ5選と気をつけるべき注意点についてお届けします。

RSウイルスの時の食事のおすすめは?

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RSウイルスは、2歳までにほぼ全員の子供が感染するウイルスですが、感染力が非常に強く、1度では免疫が十分につかないため、何度も繰り返し感染するうちにだんだんと免疫がついていって、症状が和らぐとされています。

そのため、大人になっても免疫力が低下している妊婦や高齢者は感染しやすいのですが、微熱や鼻水程度で済むことが多いので、感染していることにすら気づかないそうです。

一方で、初めて感染する乳幼児には注意が必要で、特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんや、特定の疾患を持った赤ちゃんは母体からもらえる抗体も少なく、呼吸器も未発達であることが多いため、注意が十分に必要です。

そして、このウイルスには抗生剤などの特効薬がないため、病院を受診しても発熱には解熱剤を、気管支炎には気管支を広げる薬をといった具合に対症療法を行うしかなく、基本的には自宅で安静にしながら体からウイルスが排出されるのを待つしかないです。

ただ、RSウイルスは非常に根強く、症状が和らいでも1ヶ月は排出され続けることが分かっていることから、完全にウイルスを排出させるために相当な体力を消耗することになります。

そのため、RSウイルスに負けない体作りをするためにも、感染している時の食事はとても大切なので、症状の具合も意識した次のようなオススメの食事をとるようにしましょう。

RSウイルスの時の食事のおすすめ5選!気をつけるべき注意点は?

RSウイルスの症状は風邪によく似ている上に、特に呼吸器系がつらいので、次のような点に注意するべきでしょう。

・喉への刺激が強すぎるものは避ける

・水分補給がおろそかになりがちなので、脱水症に気をつける

RSウイルスの時は喉が痛み、大きく腫れて、激しい咳や痰のからみで、喉のあたりは激しい損傷を負っているため、ささやかな刺激物でも辛く感じてしまいます。

特に赤ちゃんの場合は、固形物を飲みこむことはもちろんつらいですし、普段通りに麦茶やミルクを飲むのも辛く感じてしまいます。

そのため、喉への刺激はなく、水分補給はこまめに補えるように注意し、水分がとれなくなってぐったりしているようであれば、すぐに病院へ行って点滴投与が必要になるので注意しましょう。

そして、そうなる前に、自宅では次のような食事をとると良いでしょう。

1)大根ハチミツ

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大根を角切りにし、ハチミツに一晩漬けて作った大根ハチミツのシロップは、抗炎症作用に優れ、ひとさじ舐めるだけで喉の痛みがウソのようにひいていくと言われています。

ただし、ハチミツのボツリヌス中毒の危険性があるため、1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしましょう。

レシピはコチラ!?

2)重湯

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離乳食の後期以上で完了食を食べている子供でも、普段通りの大きさの米粒が喉への負担となる可能性が高いので、RSウイルスの時は水の量を増やして重湯か、お粥にすると良いでしょう。

こうすることで水分補給もできますし、卵を溶いたりして栄養素を追加してとることも可能です。

レシピはコチラ!?

3)かぼちゃスープ

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野菜をたっぷり使ったスープもおすすめで、特にかぼちゃだと体を温める作用があり、ブレンダーなどで攪拌してなめらかにすることで、飲み込みやすくするのもオススメです。

レシピはコチラ!?

4)ゼリーやアイスクリーム

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果物のゼリーやバニラのアイスクリームも、傷んでる喉や発熱している時にはオススメで、水分補給にもなるので良いですし、何より子供が喜びますね。

また、ゼリーに固形のフルーツが入っていると喉で飲み込む時に刺激になることもあるので、固形の果物は入っていないものにした方が良く、アイスクリームの場合も食べ過ぎると体を冷やしてかえって症状を悪化させるので、注意が必要です。

レシピはコチラ!?

5)温めたほうじ茶

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ほうじ茶を始めとするお茶には、優れた抗炎症作用があるので、風邪のような症状のRSウイルス感染症の時にオススメです。

そして、緑茶などの利尿作用やカテキンが含まれたお茶よりも、適度に体を温めて、安眠効果もあるほうじ茶の方がよりオススメで、梅干しを崩してお茶の中に入れて、一緒に飲むことで脱水症の予防にもなるのでオススメです。

また、離乳食を始まる前や、始めたばかりの初期の子は、母乳やミルクだけでも十分なので、無理して食事をとらなくても大丈夫ですよ。

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RSウイルスの時に保育園や幼稚園へは登園しても良いの?

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RSウイルスは感染力が強く、くしゃみや咳などの飛沫感染や、くしゃみなどを触った手で他の人に触れたり、タオルやおもちゃを共用したりすることで子供同士の間でうつるとされています。

そして、乳幼児の感染では注意が必要で、重症化もしやすいのですが、学校保健法では、登園・登校が停止になる病気ではないとされています。

そのため、RSウイルスに感染したからといって登園や登校が全くできないわけではないのですが、園など施設によって基準を設けている場合があるので、必ず相談してみることが大切です。

また、登園している間はマスクを着用し、子供にも無理をさせないことがマナーとして重要ですし、登園を再開するときに医師の許可証などは要らないとされていますが、これも施設によって異なる場合があるので、注意するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、RSウイルスの時の食事のおすすめ5選と気をつけるべき注意点についてお届けしました。

まず、RSウイルスは乳幼児が2歳までにかかりやすいウイルスで、症状には鼻水や発熱、そして喉の痛みなど呼吸器系がつらいことが特徴なので、喉への刺激がなく、脱水症に気をつけるという注意点があるのでしたね。

そして、大根ハチミツやほうじ茶など喉への抗炎症作用があるものがオススメで、重湯やゼリー、アイスクリーム、暖かい野菜のスープなどは水分と栄養補給も兼ねることができるので、効果的ということでした。

また、RSウイルスは保育園への登園を禁止される病気ではないですが、必ず園に相談する必要があり、登園する間もマスクを着用するなどして周りへ配慮しましょう。

そして何より、子供に無理をさせずに安静にしながら、早く治るようにしてあげましょうね。

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