ノロウイルスの時にロキソニンなどの頭痛薬を使う時の注意点!

画像1ノロウイルスは特に冬に流行しやすいウイルス性の感染症で、二枚貝などが原因になることが多いそうです。

そして、乳幼児から大人まで様々な年齢の人がかかりますが、年齢によって症状が少し違い、場合によってはノロウイルスで頭痛が現れる方もいるようですね。

そのため、ノロウイルスで頭痛がしたら、ロキソニンなどの頭痛薬は使っていいのか、注意点を知っておきたいところではないでしょうか。

そこで今回は、ノロウイルスの時にロキソニンなどの頭痛薬を使う時の注意点について詳しくお伝えしていきます。

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ノロウイルスの症状で頭痛が現れるのは?薬の注意点も

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ノロウイルスといえば、牡蠣などが原因食材となってひどい吐き気や嘔吐、下痢などの症状が現れるイメージが強いですよね。

そして、37~38度程度の微熱が出ることが多いのですが、この熱の影響により、特に大人の場合は初期症状に頭痛が現れることがあるそうです。

そのため、風邪にかかったのかと勘違いしてしまい、風邪薬やロキソニンなどの頭痛薬を飲む方がいますが、これは基本的にオススメできません。

なぜかというと、ノロウイルスで頭痛が現れるのは、ウイルスが入ったことによって体が反応し熱が出ている結果なので、ウイルスを体の外に出そうと頑張っている働きを外から押さえ込むことになってしまいます。

なので、ノロウイルスで頭痛がする時には、まずは発熱を抑えるためにおでこや脇の下、首など、熱を冷ますのに効果的な部位を冷やし、間接的に頭痛を抑えると良いでしょう。

そして、ノロウイルスにはウイルスを根本的に退治する特効薬がないため、病院に行っても治療薬は処方してもらえないので、自宅で安静にしながら、ウイルスを排出するしか対処方法がありません。

そのため、下痢や嘔吐だけでなく発熱でも大量に体から体液を失うので、とにかく脱水症状に気をつけた方が良く、水分と塩分をバランス良くこまめに摂りながら、便が普段通りの固さに戻るまで安静にするようにしましょう。

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ノロウイルスで使っていい市販薬は?

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ノロウイルスでは、お伝えしてきたとおり特効薬がないため、体の中に入ったウイルスを排出し切ることが最も効果的な対処方法になります。

そのため、ひどい下痢や嘔吐に襲われても、下痢止めや吐き気止めを飲むことは、頭痛薬がNGなのと同じであまりオススメできません。

なので、もしも市販薬でノロウイルスに対処するなら、整腸剤を選ぶことをオススメします。

なぜかというと、ノロウイルスによって体の中の胃腸は大きなダメージを受けており、これによって腸内で働く免疫細胞の機能が低下し、なかなか症状から回復させることが難しくなってしまいます。

なので、腸内環境を整え、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす作用のある整腸剤を飲むことで、間接的にノロウイルスの治療への効果があるんですね。

そして、お茶や梅干しなどで水分と塩分を摂り、食事を摂る場合は重湯や、消化に負担のかからない野菜スープなどを選ぶようにすれば、胃腸の機能も正常に戻り、下痢や嘔吐が治まってくるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ノロウイルスの時にロキソニンなどの頭痛薬を使う時の注意点について詳しくお伝えしました。

まず、ノロウイルスでは発熱が原因となって、特に大人の場合の初期症状に頭痛が現れることがありますが、これは体の中に入ったウイルスを排出しようとする働きのために起こる症状で、頭痛薬を飲んでしまうとその働きを抑えこむことになり、あまりオススメできないのでした。

そのため、頭痛を抑えるには熱を冷ますために体の効果的な部位を適度に冷やすと良く、脱水症状に気をつけると良いとのことでした。

そして同様に、下痢止めや吐き気止めもオススメできないので、市販薬を使うなら整腸剤が良く、ノロウイルスで荒れた腸内環境を改善することで症状から回復することができるのでしたね。

このように、ノロウイルスでは体の様々な機能が正常に働かなくなってしまうので、元々の免疫力を高めて予防する方法を次の記事でチェックしましょう!
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?

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