胃腸炎が治りかけの時用の食事とダメな食べ物!子供向きの物も!

1胃腸炎が治りかけてくると、徐々に食欲も湧いてきますが、何日頃からどのような食事を摂って良いのか悩みますよね。

また、胃腸炎が治りかけの時に食べると、吐き気を誘発させるような食べ物があるという声も聞くので、それは避けたいものです。

そして、胃腸炎が治りかけといっても、子供と大人では回復力に違いがありますし、対処方法も変わってくるのではないでしょうか。

そこで今回は、胃腸炎が治りかけの時用の食事とダメな食べ物、また子供向きの物についてご紹介いたします。

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胃腸炎が治りかけの時用の食事のオススメはコチラ!?

胃腸炎が治るまでの日数ですが、個人差はあるものの、慢性的な胃腸炎でない限り、大体5日から1週間程度で治るのが一般的なようですので、5日目までの食事をおすすめしていきますね。

・1日目は水分補給

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1日目は食欲もほとんど無いと思いますので、無理に食事は摂らずに水分補給だけを欠かさないようにして、脱水症状に気を付けましょう。

おすすめは、経口補水液やイオン飲料で、一度に大量に飲むと下痢が悪化しますので、少量をこまめに飲むようにしてくださいね。

また、3時間程度で吐き気が治まることが多く、本人に食欲があるようであれば、1日目から流動食を少しずつ食べても良いそうです。

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・2日目からは流動食など食べやすいもの

1日目で症状が悪化していないようでしたら、2日目にはすりおろしたりんごや、具をすりおろした塩分控えめの野菜スープ、おかゆなど、消化の良い流動食を食べると良いのだとか。

・3日目からはうどんなどの麺類も

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3日目には徐々に食欲も戻ってくると思いますので、消化の良い温かなうどんや、薄味の雑炊、バナナやりんごなどの果物がおすすめです。

ただ、同じ麺類でもラーメンは香辛料がかなり入っていますし、カレーうどんも同様ですので、薄味のうどんを選ぶようにしてください。

・4日目

下痢や腹痛、吐き気も無いようでしたら、通常の食事に戻して良いそうですが、まだ塩分の多いものや香辛料が強いもの、糖分の多いものなどは控えましょう。

また、冷たいものも胃腸に負担をかけますので避けるようにして、通常の食事よりも少し身体に優しいものを選ぶと良いそうです。

胃腸炎が治りかけの時にダメな食べ物はコチラ!?

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前述したように、胃腸炎が治りかけの時には塩分の多いものや香辛料が強いもの、糖分の多いもの、冷たいものはしばらくの間、避けることをおすすめします。

胃腸炎が治りかけの時にバナナやリンゴはおすすめですが、柑橘系の果物は胃腸に負荷を与えてしまうそうなので止めておいた方が良いのだとか。

また、チョコレートなどの甘いものも避けた方が良いそうですが、どうしても甘いものが食べたい時はゼリーなら良いそうですので、甘さ控えめのゼリーを選びましょう。

そして、ヨーグルトには賛否両論あり、乳酸菌が胃腸の回復を促すという意見もあれば、逆に胃腸炎の間は負荷を与えるという声もあります。

ただ、吐き気があるうちは、乳製品を摂るとさらに吐き気が悪化するという事例は多いそうなので、もし食べるとしたら、吐き気が治まってからの方が良いでしょう。

また、レタスやごぼうなど繊維質の高い食べ物はお通じが良くなりますので、下痢ぎみの胃腸炎の時には避けた方が良いそうです。

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胃腸炎が治りかけの時の食べ物で子供にオススメはコチラ!?

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大人の場合なら、早く胃腸を回復させるために、多少は味の薄い食べ物やおいしくない食べ物でも我慢できますが、子供の場合は嫌がって口にしてくれないこともありますよね。

でも、全く何も食べないと体力も落ちてしまい回復も遅れますので、皆さん、どうにか工夫をして食べさせているようです。

まず、吐き気が治まっている状態で甘いものを欲しがっていたら、ゼリーやプリンなら食べさせても大丈夫なようですし、ヨーグルトにすりおろしたりんごを入れても良いですね。

また、もう少し元気になってきて、固形のお菓子を食べたがる場合は、卵ボーロやウエハース、カステラであれば消化が良いのでおすすめなのだとか。

また、おかゆの場合も、まったく味が無いと食べられない子も多いようですので、ほんの少しコンソメを溶かして入れるなど、塩分が強くなりすぎない程度に味付けをする人もいるようです。

そして、これらの食事を与えるタイミングですが、大人と同様で1日目に吐き気が治まり、本人に食欲があるようなら、少しずつ与えてもよいそうですよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、胃腸炎が治りかけの時用の食事とダメな食べ物、また子供向きの物についてをご紹介いたしました。

基本的には胃腸に負荷のかからない優しい食べ物を、身体の状態を見ながら少しずつ食べていくと良いようです。

また、ヨーグルトの場合は胃腸を強くする意味では効果がありますが、弱った状態では吐き気を誘発する可能性がありますので、元気になってから食べることをおすすめします。

そして、日頃から胃腸の状態が健康であれば、胃腸炎にもなりにくく、また治りも早いと言われていますので、普段の食生活などでしっかり予防をしていきたいですね。
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「胃腸炎の予防に効く食べ物!」についての記事はコチラ!?

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