水いぼの潰し方と潰した後の処置の仕方!潰れた場合の対処法も!

水いぼは、3歳から15歳までの子供が感染しやすいウイルス性の皮膚の病気で、人によってはいぼが小さくて、数が少ない場合もあります。

そのため、悪化しないうちに、自宅で潰す治療をする方もいるようなのですが、水いぼはどのように潰し、その後何をしたら良いのでしょうか。

また、水いぼが何かのきっかけで潰れることもあると思いますが、そんな時はどうしたら良いのでしょうか。

そこで今回は、水いぼの潰し方と潰した後の処置の仕方や、潰れた場合の対処法について詳しくお伝えしていきます。

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水いぼの潰し方と潰した後の処置の仕方は?

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水いぼは、夏になりプール開きの頃になると子供の間で流行することの多い症状ですが、プールの水を介してうつるわけではありません。

ただ、水いぼの場合は、接触感染といって、皮膚のいぼの部分に手で触れたり、タオルの共用でうつるので、集団行動の多い子供は周りへの感染が気になりますよね。

それに、顔や陰部など目立つところやデリケートな部位にできることもあるので、できるだけ早く治してあげたいですよね。

ただし、基本的には自然治癒するとされているものの、体に水いぼへの免疫がついて完治するまでには約半年から1年もかかり、なかなか治らないのです。

ですが、いぼが少なく小さいといった軽い症状の場合は、皮膚科へ行かなくても自宅で水いぼを潰して処置する方法があるそうなので、次の通り紹介します。

水いぼを自宅で潰す対処法はコチラ!潰した後の処置の方法も!

水いぼを自宅で潰す場合は、ピンセットを使って患部をちぎり、処置していくのですが、芯をつまみやすいように真ん中に穴が開いている水いぼ用ピンセットがオススメです。

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そして、患部をアルコール綿で消毒してから、水いぼの中の白い芯ごと、ピンセットでひとつひとつ摘出します。

この時、ピンセットにウイルスが付着したまま他の皮膚に触れると、そこから新たな水いぼができてしまうため、その都度拭き取り、アルコール消毒をするようにしましょう。

そして、摘出した患部は出血しているので、消毒してからイソジンきず薬(明治きず薬)を塗ります。

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それから、絆創膏を貼るか、ガーゼをかぶせてテープで固定すると良いでしょう。

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ただ、この摘出方法は、ひどく痛みが生じることが多いので、皮膚科では事前にペンレステープという局所麻酔のシールを貼る方法もあります。

そして、貼ってから1~2時間後に麻酔が効いてきて痛みが緩和されるのですが、麻酔自体にアレルギー反応が出たり、副作用の心配があるので、医師によっては使わないことも多いそうです。

また、自宅ではこうした事前の局所麻酔ができないため、痛みを我慢しながらの治療になり、1度では多くの数の摘出作業は難しい場合が多いです。

そのため、あくまで数が少なく、水いぼの初期症状の場合にのみ、この方法を用いることをオススメします。

潰れた場合の対処法!

子供の水いぼの場合は、かゆみや痛みを伴うことが多く、我慢ができずに手でかき壊してしまい、思わず潰れてしまうことがあります。

そして、中から出てきたウイルスに触れた手で他の体の部位を触って、新たな水いぼができたり、他の人へうつる危険性があるので注意が必要です。

なので、もしも潰れた場合は、ピンセットで取り除いた後の処置と同様に、消毒した後にイソジンきず薬を塗って、絆創膏やガーゼを貼って対処しましょう。

そして、かさぶたができて治るまでは、保育園や学校でのプールへの参加は控えておいた方が良いでしょう。

また、家庭内では子供から大人へ水いぼをうつすこともあるので、子供に水いぼができたら、いぼが潰れていなくてもタオルの共用などは避けるようにしましょう。

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水いぼの痛くない治療方法は?予防についても!

水いぼは、少量であればピンセットで摘出することができますが、多くの場合はあっという間に数が増えて大きくなるので、摘出するだけでは間に合いません。

また、皮膚科でこの処置を行うと、1度では摘出しきれず、何度も通院することになるので、子供への負担が増えますね。

なので、痛みがなく、比較的早く治る方法として、皮膚科で行う硝酸銀と、自宅でイソジンを使って治療する方法についてご紹介します。

硝酸銀を用いた治療法

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硝酸銀は、痛みを伴わず、いぼが小さく広範囲に及んでいる時に適した治療法で、治療法は綿棒に硝酸銀をつけて、患部に塗るだけで良く、3日程度続けて処置します。

すると、2~3週間で黒色に変化してぽろっと剥がれ落ち、もし患部が茶色く色素沈着していても、数ヶ月で元の肌色に戻るので心配はありません。

ただ、硝酸銀液が皮膚の他の部位についてしまうと、ただれる可能性があるので、動きが多い小さな子供は皮膚付着によるただれやかゆみが心配されます。

なので、もしこの手法で治療をする場合は、処置の後、液体が乾くまでよく観察し、皮膚付着しないか注意することが必要です。

イソジンを用いた治療法

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ピンセットで摘出せずに、患部にイソジンきず薬とイソジン軟膏(明治きず軟膏)を塗るだけでも水いぼが治る場合があるそうです。

そして、この手法もとても簡単で、患部を清潔にしてから、綿棒にイソジンきず薬をとってちょんちょん、と塗ってから、イソジン軟膏を覆い被せるように塗ります。

それから、この時綿棒を使い回すと、他の部位へ水いぼを増やす原因になるかもしれないので、できるだけ綿棒は使い捨てにすると良く、看病している大人の皮膚にもつけないようにしましょう。

ちなみに、この治療法は、効けば3~4日で治る方もいるようですが、全く効かない場合もあるので注意が必要です。

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このように、無痛治療もあるので、子供の負担にならない程度にできるだけ早く治す方法を選ぶと良く、水いぼの数も増えず、かゆみもないのであれば、自然治癒を待つという選択もあるので、慎重に選ぶようにしましょう。

また、水いぼは、アトピー性皮膚炎を患っている場合や、日焼けでダメージを受けていたり、乾燥している肌の場合に感染しやすいそうです。

そのため、普段から保湿に気をつけて、お風呂上がりにはクリームなどを塗り、肌のバリア機能を高めておくと、周りで水いぼが流行してもうつらず予防することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、水いぼの潰し方と潰した後の処置の仕方や、潰れた場合の対処法について詳しくお伝えしました。

まず、いぼを潰す治療は、専用のピンセットを使って、芯ごと摘出し、消毒をしてから、イソジンきず薬を塗って絆創膏などを貼るのでしたね。

ただ、ひどく痛みを伴うので、いぼの数が多くて子供に負担がかかるのなら、他の方法を選んだ方が良いとのことでした。

また、潰れてしまった場合は、人にうつしたりするので、消毒してからイソジンきず薬を塗り、絆創膏を貼るとのことでした。

そして、無痛治療として皮膚科の硝酸銀を用いた治療や注意点、また、水いぼを潰さずにイソジンを塗る対処法を紹介しましたが、どれもメリットとデメリットがあるのでしたね。

水いぼは、日頃から保湿に努め、肌のバリア機能を高めておけばうつらないので、予防に注意し、数が少なく悪化しないのであれば自然治癒を待つのもオススメですよ!

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