突発性発疹で不機嫌になる原因と対処法!夜泣き対策はコチラ!?

画像1赤ちゃんは病気にかかっても自分自身で症状を伝えることができないので、不機嫌になりがちです。

そして、発性発疹の場合は特に機嫌が悪くなることが多いそうで、夜泣きをすることもあるそうです。

ただし、赤ちゃんの不機嫌なのは「病気がつらいよ」のサインなので、不機嫌になる原因や、上手な対処法も知っておきたいですよね。

そこで今回は、突発性発疹で不機嫌になる原因と対処法や、夜泣き対策について詳しくお伝えしていきます。

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突発性発疹で不機嫌になるのはなぜ?

突発性発疹はどんな症状?何歳までの子供が感染する?

突発性発疹は、生後6ヶ月から2歳くらいまでの赤ちゃんが、ヒトヘルペスウイルス6型などにかかって現れる感染症の症状です。

そして、生後6ヶ月というのはちょうど、赤ちゃんがお母さんのへそを通じてもらっていた免疫力がなくなり、体が弱くなってウイルスにかかりやすくなる時期です。

そのため、特に風邪をひいている時に突発性発疹にかかる赤ちゃんが多く、保育園などで子供同士で遊んでいると、経口感染でうつることもあります。

そして、症状としては、38℃~39℃程度の高熱が現れ、熱が下がった頃に全身にブツブツとした小さくて赤い発疹が現れますが、かゆみや痛みは伴いません。

それから、熱が下がった頃に下痢や嘔吐を併発することもあり、熱も40℃近い高熱が続くケースもありますが、全員ではありません。

突発性発疹で不機嫌になるのはなぜ?

突発性発疹にかかった赤ちゃんは、発熱している間はピンピンしていて機嫌が良いことが多く、熱が下がって発疹が現れる頃になると突然機嫌が悪くなることがあります。

ただ、これも一概にはいえず、発熱した時からひどく機嫌が悪く、手に負えないケースもあるのですが、突発性発疹で不機嫌になるのはなぜなのか、理由を紹介します。

1) 生まれて初めての体調不良へとまどっているから

ほとんどの赤ちゃんは、突発性発疹によって生まれて初めて、体調不良を経験することが多いとされているので、初めての経験への戸惑いからぐずっている可能性があります。

そして、腹痛や頭痛を感じても、言葉で伝えることができないのがもどかしく、赤ちゃんは泣いて不機嫌な態度をとることでしかお母さんや周囲へ伝えられないのです。

2) 睡眠不足や疲れがあるから

突発性発疹の場合、発熱による苦しさから、熟睡できないことが多いのですが、6ヶ月から1歳までは10~13時間の睡眠と昼寝を数回、1歳から3歳までは12~14時間が必要な睡眠の目安とされています。

そのため、睡眠不足で疲労が蓄積し、昼間は発熱していても体力をコントロールできず普段通り遊ぼうとしてしまい、さらに疲れることで「しんどさ」を感じているはずです。

3) 発疹による全身の不快感があるから

熱が下がった後も、全身に広がる発疹へ不快感を感じ、これによって機嫌が悪くなっている可能性も高いです。

このため、突発性発疹は別名「不機嫌症」と呼ばれるほど赤ちゃんの機嫌がひどく、看病と不機嫌への相手でお母さんや家族はへとへとになってしまうようです。

そして、突発性発疹は一般的に「3~4日の高熱」と「2~3日の発疹」の症状が現れるので1週間は赤ちゃんのひどい不機嫌が続くことになるのです!

不機嫌の対処法や、夜泣き対策のオススメはコチラ!

それでは、実際に突発性発疹にかかったことのある赤ちゃんをお持ちのお母さんの口コミを参考に、不機嫌への対処法としてオススメのものをご紹介します。

1) 夜泣き&睡眠不足対策

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・だっこ紐

だっこ紐でゆらゆら揺らしてあげると、赤ちゃんは喜び、また看病で疲れたお母さんも少し楽をしながら、家事をすすめることができてオススメです。

・体を冷やす

熱があって不機嫌な状態を改善するためには、冷えピタを「脇の下」「太ももの付け根」「首筋」などに貼ると、体温が下がって赤ちゃんも気持ちが良くなります。

ただ、もし肌が敏感でかぶれる心配がある場合は、タオルで保冷剤をくるんで当てると良いでしょう。

・軽くドライブをする

気分転換は赤ちゃんのためにもなりますが、お母さんのためにもなるので、思い立ったら昼間だけでなく、夜泣きがひどい時でも軽くドライブにでかけましょう。

そして、違う景色を見るだけでも機嫌が直るかもしれません。

・寝具や衣服をこまめに取り替えて、水分補給を行う

赤ちゃんは大人の3倍は汗をかくので、気づかぬうちに着ている洋服や寝具も汗でびっしょり濡れており、その不快感から泣いているのかもしれません。

そのため、寝具や衣服はこまめに取り替えて、汗をかいたら塗れたタオルなどで拭いてあげると良いでしょう。

それから、冬の風邪とは違うのであえて厚着をさせる必要はなく、通気性の良いガーゼ素材のパジャマだと赤ちゃんも気持ちが良くてオススメです。

また、脱水症状の危険もあり、ぐったりしていることもあるので、乳児用イオン飲料などでこまめに水分補給をさせるよう注意しましょうね。

2) 昼間の不機嫌対策

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・夢中になれるおもちゃを使う

だっこ紐も有効ですが、赤ちゃんが特にお気に入りの絵本や音が出るおもちゃや、繰り返し遊べるおもちゃを使ったり、DVDや教育テレビも効果的です。

そのため、普段から赤ちゃんがお気に入りの動画などをお母さんのスマホに保存しておくと便利ですね。

・好きな食べ物や飲み物を与える

赤ちゃんの好きな食べ物や飲み物を与えたら機嫌が良くなるかもしれません。

そのため、突発性発疹の時も胃腸への負担とならない卵ボーロなど(ただし卵アレルギーの時を除く)ほんのり甘くて赤ちゃんが喜ぶおやつを少量あげてみましょう。

3) NG対策:薬を使うこと!

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発熱がつらくて大泣きしていたり、下痢や嘔吐が激しくてつらそうにしているからといって、解熱鎮痛剤や下痢止めはオススメできません。

なぜかというと、突発性発疹の時の発熱や下痢や嘔吐は、ウイルスを外へ排出しようと赤ちゃんが頑張っていることの現れなので、薬を使うとその作用を押さえ込んでしまうからです。

そして、一時的には症状が和らいだように見えますが、薬をやめるとまた再発し、症状が悪化することもあるので、薬の使用は控えましょう。

ただし、もしもぐったりとしていたり、熱けいれんを起こしたりした場合は、すぐに病院へ行き点滴投与をするなど、適切な処置を受けるようにしましょう。

このように様々な対策がありますが、大切なことはお母さんも1人で無理しないことで、家族に応援を頼んだり、テレビに頼ったりと様々な方法を積極的に試してみましょう。

そして、赤ちゃん以外の大人まで疲労がたまり、免疫力が低下して風邪を引いたりしてしまわないように気をつけましょうね。

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突発性発疹で下痢や嘔吐の時の離乳食のオススメは?

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突発性発疹では、熱が下がる頃に下痢や嘔吐の症状が現れることがあるので、赤ちゃんの離乳食についても、便の具合を見て調整してあげると良いでしょう。

・水っぽい便

湯さましや、薄めた番茶やかぼちゃのポタージュなどが良く、基本的に固形物は避けるようにしましょう。

・やわらかい便

重湯やパン粥や、やわらかく煮て短く切ったうどんなど

・少しゆるい程度の便

普通の食事に比べて、いつもより長く煮て柔らかくしたもの

一方で、牛乳や清涼飲料水やアイスクリームなどの冷たいものや、揚げ物やバターや卵など脂肪の多いもの、そして繊維質の多い人参や海藻や豆はオススメできません。

それから、柑橘系の果物やヨーグルトなど糖分の多いものも胃腸への負担が大きいので、避けるようにしましょう。

また、便の色が白い場合は、ロタウイルスに感染している可能性があるのですぐに病院を受診すると良いのですが、緑色や黄色の場合は心配する必要はありません。

こうして、便の具合が普段の固さになったら、いつも通りの食事に戻しながら様子を見てあげましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、突発性発疹で不機嫌になる原因と対処法や、夜泣き対策について詳しくお伝えしました。

まず、突発性発疹で不機嫌になる原因は、初めての体調不良への戸惑いや、睡眠不足による疲労の蓄積などがあるということでしたね。

そして、対処法には、熱を冷ますために冷えピタを貼ったり、だっこ紐で気分転換をしたり、寝具や衣服を取りかえるなど気持ち良く睡眠をとらせることがありました。

また、夢中になれるおもちゃや動画なども効果的なので、お母さんまでへとへとにならないように、家庭内で協力し合い、頼れるものには積極的に頼ると良いのでしたね。

それから、突発性発疹で下痢や嘔吐の症状が現れたら、便の具合に合わせて始めは湯冷ましやスープから始め、糖分や油分や繊維質が多いものはオススメできないのでしたね。

別名を不機嫌症と呼ぶ突発性発疹ですが、赤ちゃんはみんな経験する症状なので、元気に乗り越えましょうね!

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