食中毒菌の一覧表や死滅温度と時期のグラフ!定義や原因の統計も!

画像1「食中毒」という言葉をテレビのニュースなどで耳にするのは主に夏の暑い時期で、何となくなりやすいと思っているかもしれませんが、食中毒とはどういうもので、引き起こす菌にはどのようなものがあり、主な原因は何なのでしょうか。

また、実際どのくらいの温度でなりやすいのかなど、わからないことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、食中毒菌の一覧表や死滅温度と時期のグラフをご紹介するとともに、食中毒の定義や原因の統計についてもご紹介いたします。

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食中毒って何?食中毒の定義についてはコチラ!?

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まず、食中毒は、食品衛生法第58条に『食品、添加物、器具もしくは容器包装に起因して中毒した患者もしくはその疑いのあるものを食中毒患者等と記載しており、このような症状の患者を診断した医師は直ちに最寄りの保健所長に届け出なければならない』と定められています。

そのことから、食品、添加物、器具、または容器包装に含まれた、または付着した微生物、化学物質、自然毒などを摂取することによって起きる衛生上の被害を食中毒といい、これを食中毒の定義としています。

また、食中毒はその原因物質によって細菌性食中毒・ウイルス性食中毒・自然毒性食中毒・科学性食中毒・その他の食中毒、といったように分類され、一言に食中毒といってもその原因となる毒素は様々です。

そして、主な症状としては、多くの場合頭痛や発熱、嘔吐や腹痛、下痢などの胃腸炎症状を起こすほかに、まれに腎臓障害や呼吸麻痺などを起こすこともあり、最悪の場合死に至ることもある大変危険な病気です。

また、食中毒の大部分は細菌やウイルスを原因とするものなので、食べ物の味や臭い、色は変化しないため、パッと見ただけではわからないことがほとんどということで注意が必要です。

そこで、そんな食中毒を未然に防ぐためにも、次は食中毒菌の一覧表やその死滅温度と時期のグラフについてご紹介いたします。

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食中毒菌の一覧表や死滅温度と時期のグラフ!原因の統計についても!

まず、食中毒の原因となる菌には様々な種類がありますので、以下のグラフをご覧ください。

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このように、多数の原因菌があり、さらにその特徴も潜伏期も異なるため注意が必要ですね。

さて、そんな食中毒菌ですが、それぞれの死滅温度もまた異なり、その主な菌の死滅温度は以下のようになっています。

サルモネラ:加熱温度62度を30分で死滅

腸炎ビブリオ:加熱温度60度を10分で死滅

ブドウ球菌:加熱温度80度を30分で死滅

O-157・その他の病原大腸菌:加熱温度75度を1分で死滅

カンピロバクター:加熱温度60度を30分で死滅

ボツリヌス菌:加熱温度120度を4分で死滅

赤痢:加熱温度80度を25分で死滅

と、このようになっていて、加熱することで食中毒菌を死滅させることができるということがわかると思いますが、死滅させるために必要な温度と時間は菌によってバラバラなので、不安な場合は充分加熱するようにしましょう。

ではそんな食中毒ですが、どんな時期に流行するかというのがよくわかるグラフを以下で紹介いたします。

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つまり、気温と温度が上がるにつれて食中毒も増えていくということがよくわかるため、やはり暑い夏の季節は特に注意が必要ということになります。

そして、そんな食中毒の原因を統計的に示したものがコチラです。

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したがって、やはり細菌によるものが特に多いということですので、上に書いてある細菌の死滅温度を見て、危険のありそうなものは充分加熱してから食べるようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず、食中毒の定義は、食品、添加物、器具、または容器包装に含まれた、または付着した微生物、化学物質、自然毒などを摂取することによって起きる衛生上の被害のことをいい、その症状は発熱や下痢など様々あるということでしたね。

また、そんな食中毒の原因菌にはたくさんの種類があり、また原因を統計的に見ても一番多いのは細菌によるものということでした。

さらに、気温と温度が上がるにつれて食中毒の報告は増えていくということでしたので、夏の暑い時期は特に注意が必要ですね。

そして、細菌を死滅させる温度はそれぞれの菌により異なるため、その食中毒菌によって加熱温度を変えて死滅させる必要があるということでした。

最後に、食中毒は重症化してしまうと最悪死に至ることもある危険な病気ですので、今回紹介した情報をもとに食中毒を未然に防いでいきましょう。

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