あせもにゲンタシン軟膏を使う時の注意点!効果と強さと副作用!
すり傷やニキビなどでも使える「ゲンタシン軟膏」は、名前を耳にすることの多い有名な薬ですが、あせもの治療薬としても使えるという評判があるようです。
ただ、ゲンタシン軟膏が有名な薬だとしても、どのような成分でできているのか、また効能についてを知らないと、あせもの治療薬として使用して良いのか不安になりますよね。
そこで今回は、あせもにゲンタシン軟膏を使う時の効果や効能、強さや副作用について、また、市販されているかについてをご紹介いたします。
目次
あせもにゲンタシン軟膏は効果や効能がある!?市販されている?
ゲンタシン軟膏の主成分は、ブドウ球菌やグラム陰性菌、レンサ球菌などの細菌感染予防や治療に効果のある「ゲンタマイシン硫酸塩」という抗生物質のようです。
ゲンタシン軟膏には、この抗生物質が約0.1パーセントの割合で含有されているそうで、皮膚の感染症や膿を伴う皮膚炎に対する効能があると言われています。
そして、ゲンタシン軟膏が処方される症状は、「とびひ」や「ヘルペス」「あせも」「手足口病」などで、アトピー性皮膚炎などのアレルギーが原因となる皮膚疾患には効果が無いようです。
あせもは、正確に言うと細菌感染の皮膚炎ではありませんが、かゆみを伴うので掻きむしっていると、患部から細菌が入って悪化する場合があるのだとか。
なので、かゆみを伴うあせもができた時に病院で診察を受けると、ゲンタシン軟膏を処方されることが多いようです。
また、ゲンタシン軟膏はドラッグストアなどでは市販されておらず、処方箋が必要な薬ですが、成分が似ている軟膏は市販されています。
なかでもおすすめなのが、ゼリア新薬の「ドルマイシン軟膏で」、コリスチン硫酸塩とバシチラシンという2つの抗生物質が配合されており、炎症を抑える効能があるそうです。
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あせもに効くゲンタシン軟膏の注意点!強さや副作用についてはコチラ!?
ゲンタシン軟膏の薬としての強さですが、ステロイド剤が含まれていないため副作用も殆ど無く、身体には優しい薬と言えるようです。
ただ、ゲンタシン軟膏はあくまで「薬」ですし、細菌に対して強い効果を現す抗生物質が主成分ですので、体質によっては合わない人もいるのだとか。
過去に報告されている副作用として、発疹や皮膚の赤み、かゆみや腫れなどの過敏症状が起きた場合があるそうです。
したがって、ゲンタシン軟膏を使用する場合には、医師に自分の体質や肌質を相談しながら使い方を聞いてみてくださいね。
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あせもに効くゲンタシン軟膏の正しい塗り方は?ベタつきはある?
ゲンタシン軟膏は1日に1回から数回、患部に直接塗るかガーゼなどに塗布したものを患部に貼って使用します。
前述したように、ステロイド剤が配合されていないので副作用は殆ど無いのですが、あせものない健康な皮膚に塗ると肌が荒れる可能性がありますので、患部にだけ塗るようにしてください。
また、たっぷり厚塗りした方が効果が高まるような気がしますが、量を多く塗っても早く治るわけではないそうです。
さらに、ゲンタシン軟膏はベタつきが激しいため、特にあせもができる夏に厚塗りをすると不快に感じるでしょうから、薄く塗ることをおすすめします。
そしてゲンタシン軟膏の使用期限ですが、開封後は半年程度で使い切ることが推奨されていて、何年も前に処方された薬を使っても効果がでないこともあるようです。
したがって、以前に処方してもらったゲンタシン軟膏があったとしても、ある程度年月が経っていたら効果がありませんし、症状をきちんと見てもらうためにも病院で診察してもらう方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、あせもにゲンタシン軟膏を使う時の注意点や、その効果や強さ、副作用についてをご紹介いたしました。
ゲンタシン軟膏にはステロイド剤が配合されていないので、副作用も殆ど無く、比較的安心して使える薬のようです。
また、ゲンタシン軟膏はニキビやすり傷にも効果があり、アレルギー性を除いた皮膚炎に使うことができる優秀な治療薬だとわかりましたね。
ただ、体質や体調によって皮膚が過敏症状を起こす場合がありますので、医師に相談しながら適切に使用していきましょう。
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あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?
肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。
また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。
なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。
でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。
そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。
あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。
これは大人でも子供でも変わらないと思います。
そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。
したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。
そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
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「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」
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