とびひにオロナイン軟膏を使う時の注意点!効果や副作用も!

サムネイルとびひは特に春から夏にかけて、虫さされの跡やあせもなどを掻いてしまい、そこに黄色ブドウ球菌などの常在菌が侵入することにより引き起こされます。

特に、子供がとびひになることが多いイメージですが、大人も同じようにかかることがあるので注意が必要ですね。

そして、とびひになると、何か対処をされようと薬を探すと思いますが、そんな時よく家庭にある塗り薬と言えば、オロナイン軟膏で、顔などにも使えて便利ですよね。

そこで、今回はとびひにオロナイン軟膏を使う時の注意点や効果や副作用についてご紹介していきたいと思います。

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とびひにオロナイン軟膏を使う時の効果や副作用は?

子供だけではなく大人もかかってしまうとびひですが、特に大人は気付きにくく、分かった時には全身に水泡ができていたなんてこともあるようです。

なので水泡ができてしまっていた時に、慌てて何か対処しなくてはと思い、家を見渡した時、大抵のご家庭にはオロナイン軟膏があるのではないでしょうか。

そして、このオロナイン軟膏は皮膚の疾患の際に使うものなので、何だかとびひにも効果がありそうですよね。

では、オロナイン軟膏とは、どのような効能があるのでしょうか。

そもそも、オロナイン軟膏とはグルコン酸クロルヘキシジンという殺菌剤が含まれている殺菌効果のある薬なので、怪我をした際などの消毒薬のような役目があると考えてもらったら良いですね。

ですので、オロナイン軟膏が効果を発揮する症状としては、にきび、吹き出物、はたけ、軽度の火傷、しもやけ、あかぎれ、傷、乾燥している水虫などなどオロナイン軟膏自体にも書かれていると思いますが、とびひについては書かれていません。

つまり、とびひは抗生物質などで原因となる菌を殺さないと効果が得られないのですが、オロナイン軟膏には、殺菌剤が含まれているものの、抗生物質は入っていないため、とびひには効果がないということになります。

それどころか、副作用としてオロナイン軟膏を乳児など肌バリアが上手くできていない小さい子供に使用してしまうと、オロナイン軟膏の殺菌作用が悪い方向に働いてしまい、とびひを悪化させてしまったり、皮膚炎を起こしてしまったりする可能性があり危険です。

ですので、手軽に使えるからといって、自己判断でむやみに使うのは避けた方が良いですね。

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とびひにオロナイン軟膏を使う時の注意点とは?

まず、先にも述べたようにオロナイン軟膏にはとびひに対する効果はありません。

ですので、患部にいくら塗っても良くなるということはないので、水膨れが治まることもないですし、また逆に、とびひを広げてしまう可能性があるので、むやみにオロナイン軟膏を使わない方が良いと言えるでしょう。

また、特に乳児や幼児にはオロナイン軟膏の殺菌効果は危険なので使用せず、きちんと病院を受診して症状に合った薬を処方してもらうようにしてくださいね。

ですが、大人の場合はなかなかすぐに病院を受診することができず、痒みなどの症状がある場合はついつい家に置いてあるオロナイン軟膏を使ってしまったということもあるのではないでしょうか。

ちなみに、オロナイン軟膏には痒みを緩和してくれる成分も入っていませんので、この場合も効果はありません。

ですので、すぐに病院を受診できない場合でも、オロナイン軟膏を塗らず、とびひに効果のある市販の薬を使うようにしましょう。

そこで、代表的なものを紹介すると、ドルマイシン軟膏やテラマイシン軟膏、イソジン軟膏、クロマイ-P軟膏などには、とびひの原因菌である黄色ブドウ球菌やレンサ菌などに効果のある抗生物質が入っているので、すぐに病院で受診できないときは使うと良いですよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、とびひにオロナイン軟膏を使う時の注意点や効果や副作用をご紹介いたしました。

オロナイン軟膏はどの家庭にもある薬で手軽に使えますが、とびひの場合は悪化させてしまうかもしれないので、安易に使ってはいけないということが分かりましたね。

そして、特に乳幼児には、どのような場合であっても、大人のように肌が強くないので、薬を自己判断で使用しないようにし、病院を受診し乳幼児用の薬をきちんと処方してもらいましょう。

また、大人の場合で応急処置的に市販のものを使う場合は、とびひの原因菌に効果のある抗生剤の入ったものを使うようにしましょう。

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