あせもにリドメックス軟膏を使う時の注意点!強さや効能や副作用!

画像1小さなお子さんや赤ちゃんは、特によく汗をかきますが、そんな時に気になるのが「あせも」です。

赤ちゃんなどは、身体が小さいのに汗腺数が大人と同じなのであせもができやすいですよね。

さらに、あせもを掻きむしったりすると治りが遅くなったりして大変な症状になるので、そんなときは病院で受診し、お医者さんから塗り薬を処方してもらうことがあると思いますが、リドメックス軟膏は塗り薬として処方されるものの1つです。

しかし、ステロイドには強さもいろいろあるので、本当に塗ってもいいものか疑ってしまいますよね。

そこで、今回はあせもにリドメックス軟膏を使う時の注意点、また、強さや効能などをご紹介いたします。

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リドメックス軟膏ってどんな薬?使う時の注意点は?

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リドメックス軟膏という薬は、簡単に言うとステロイドの一種で、興和創薬株式会社の製品名です。

一日数回、発疹の部分にリドメックス軟膏を塗ると、赤みや炎症、かゆみ、痛みを抑えることができるのですが、あくまでもステロイド系の薬なので副作用を抑えるために、塗る箇所には注意してください。

つまり、大人の場合はさほど気になりませんが、子供の場合はリドメックス軟膏を吸収しやすい顔や陰部といった皮膚の薄い部分での使用を避けてください。

さらに、使用する期間にも注意が必要で、連続で大人で2週間以上、子供で1週間以上は使わないようにしてください。

ちなみに、赤ちゃんにも使えるようですが、病院で処方されたもののみを使うようにし、それ以外は使わないようにすることをお勧めします。

リドメックス軟膏の強さや効能!

・リドメックス軟膏の強さ

ステロイド系の強さは、弱い、中間の強さ、強い、とても強い、最も強いの5段階にランク分けされていますが、リドメックス軟膏は2番目(中間の強さ)に位置し、使用されるステロイドの中では弱い部類になります。

そして、リドメックス軟膏と同じの強さの薬は成人でアトピー中度~軽度の人、子供で重症~中度の人に処方されます。

ちなみに、「弱い」や「最も強い」に分類されるステロイドは作用が弱すぎたり、強すぎたりしてあまり使われることはありません。

・リドメックス軟膏の効能

効能は主に湿疹、アトピーなどの皮膚炎、炎症、かゆみ・腫れ、不快感のある皮膚病に効果があり、二次的に感染を起こしているにきび、とびひなどの治療にも使われます。

また、虫さされ、掌蹠膿疱症(手のひらや足の裏に、膿がたまった水ぶくれのようなものができる症状)にも効果があり、虫さされに関しては100%治ったという臨床試験の結果もあります。

ちなみに、掌蹠膿疱症については80%、湿疹や炎症には90%近い効果が見えているそうです。

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リドメックス軟膏には副作用があるの?

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リドメックス軟膏はステロイド系の塗り薬なので、やはり副作用が気になりますが、実際、副作用としてよく言われている症状が、刺激感、かゆみ、毛のう炎(毛穴のまわりにできる赤いぶつぶつ)などです。

また、ステロイド系の塗り薬で起こる重大な副作用としては、眼圧亢進や緑内障(視野が欠ける症状)、白内障(視野が白くかすむ、オレンジっぽくなる)、色素沈着があります。

ただ、これは間違った塗り方をしたときに起こる症状なので、多めに塗ったり、皮膚の薄い目の周りに塗るなどしなければ起こる心配はありません。

したがって、適量適所が一番大事ですので、用法・用量をしっかりと確認して使用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「あせも」に効果があるリドメックス軟膏はどんな薬で使う時にどんな注意点があるのか、また、ステロイドとしての強さや効能、副作用についてもご紹介してきました。

リドメックス軟膏は、「あせも」に対しても非常に効果がある薬であると同時に、使用上の注意を守らなければ、重大な副作用がでることをご理解いただけたと思います。

なので、軽い気持ちで使うのではなく、よっぽどの時以外は使用しないようにし、使う際も用法・容量を守って、短期間だけにしましょう。

また、予防をすることも大事ですので、汗をかいたらシャワーを浴びるか、こまめに汗を拭くか、着替えるかをして、清潔にすることを心掛けるようにしてください。

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あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?

肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。

また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。

なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。

でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。

そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。

あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。

これは大人でも子供でも変わらないと思います。

そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。

したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。

そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
↓↓↓
「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」

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