あせもにサトウザルベ軟膏を使うときの注意点!赤ちゃんに使える?
サトウザルベ軟膏は、あせもの炎症やかゆみへの治療薬として処方されることが多い薬です。
そのため、サトウザルベ軟膏の効能や効果には具体的にどのようなものがあるのか、また、ステロイド薬なのか、副作用はあるのかどうかなど、気になる点も多いのではないでしょうか。
また、サトウザルベ軟膏に市販薬としての扱いがあるのかも知っておきたいですよね。
さらに、サトウザルベ軟膏が、大人だけでなく、乳児湿疹やおむつかぶれなどがある赤ちゃんにも使えるのか、お母さんなら気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、あせもにサトウザルベ軟膏を使うときの注意点や、赤ちゃんにも使えるかどうかなどについて紹介いたします。
目次
サトウザルベ軟膏の効能についてはコチラ!?
サトウザルベ軟膏とは
サトウザルベ軟膏とは、通常、外傷や熱傷、凍傷、湿疹・皮膚炎、肛門そう痒症など様々な皮膚疾患や症状の治療に用いられる非ステロイド系の抗炎症剤です。
また、サトウザルベとは商品名で、正式名称は「亜鉛華単軟膏」と言い、佐藤製薬株式会社が製造しているため、この名が付いています。
ちなみに「亜鉛華軟膏」というものもあるのですが、亜鉛華単軟膏とは一文字違いの名称で、成分的にも共通しているものが多く、効能・効果はまったく同じなのだとか。
そして、サトウザルベ軟膏は、特に添加物に敏感な患者に使えることから、アトピー性皮膚炎にも使用できるのですが、患部を乾燥させる作用があるのでじゅくじゅくした患部や水疱を持つ湿った肌に適していると言われています。
サトウザルベ軟膏の効能
成分に含まれる「酸化亜鉛」が患部を保護し、炎症を和らげる効果があるとともに、患部の浸出液を吸収することで、患部を乾燥させる働きをするため、皮膚の再生を助け傷の治りを促す効果があるようです。
そして、炎症を抑える作用は穏やかなので比較的軽い症状に適しており、皮膚保護薬として長期に使うこともできるようですね。
あせもにサトウザルベ軟膏を使うときの注意点!赤ちゃんに使える?
夏などの暑い日に多くなるあせもですが、皮膚の弱い赤ちゃんはもちろん、大人でもあせもに悩まされている方も多く、そんな時に有効なのが実はサトウザルベ軟膏なのです。
なぜかというと、サトウザルベ軟膏は基になる成分に天然成分のナタネ油とサラシミツロウが使用されていて、肌に優しいため赤ちゃんでも使用可能だと言われています。
ただし、まれに運動障害や昏迷、錯乱などといった精神神経系の障害が副作用として起こるようなので、使用した時に体調がいつもと違うなと感じた場合は、処方医や薬剤師に相談するようにしましょう。
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サトウザルベ軟膏は乳児湿疹やおむつかぶれに使える?
まず、サトウザルベ軟膏は、乳児湿疹やおむつかぶれにも使うことができる薬で、大きい薬局ならば置いてあることが多い市販薬でもあります。
ただ、乳児湿疹は肌の乾燥が原因で、おむつかぶれは衛生上の問題から発生しますから、普段から気をつけてあげるのがいいでしょう。
また、サトウザルベ軟膏にはステロイドが含まれておらず副作用もほとんどないため、赤ちゃんの顔にできた湿疹などを早く抑えるためにも良いでしょう。
ちなみに、医療機関でサトウザルベ軟膏を処方されている場合は、肌のトラブルが進んでいる状態なので、尿素の入った化粧水やクリームは刺激が強くなるため使用を避け、症状が落ち着くまでは医師の指示に従ってケアしてあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サトウザルベ軟膏は市販でも買える皮膚疾患や症状に用いられる非ステロイド性の軟膏で、あせもなどの治療に使用されているのですが、天然成分配合で炎症を抑える作用が穏やかなので赤ちゃんにも使えるということでした。
特に、乳児湿疹やおむつかぶれだけでなく、赤ちゃんの顔にも使えるということでしたね。
ただ、サトウザルベ軟膏には、まれに副作用があるということだったので、使用した時に体調がいつもと違うと感じた場合はすぐ医師に相談するようにしましょう。
最後に、サトウザルベ軟膏は基本的にはとても良い薬ですので、医師の指示のもと正しく使用して、症状を改善できるようにしていきましょうね。
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あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?
肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。
また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。
なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。
でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。
そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。
あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。
これは大人でも子供でも変わらないと思います。
そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。
したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。
そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
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「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」
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