花粉症で鼻血が出る理由と対策!止め方と薬等の治療の仕方も!

花粉症ではくしゃみを連発したり目がかゆくなったりといった症状が現れますが、中には鼻血が毎日出るという方もいますよね。

なので、花粉症の鼻血が出る理由と、大量に出て止まらない時の止め方や、子供の鼻血の対策について知りたいのではないでしょうか。

それから、花粉症の鼻血の治療法でオススメの薬や点鼻薬についても知りたいのではないでしょうか。

そこで今回は、花粉症で鼻血が出る理由と対策や、止め方と薬等の治療の仕方についても詳しくお伝えしていきます。

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花粉症で鼻血が出る理由は?対策や薬等の治療についても

花粉症になると、鼻の中に花粉が入ってきた時に、始めは鼻毛で取り除こうとしますが、それでも取り除けなかった花粉が奥に進むと、粘膜に接触し、これに対して体が反応することで起こるのがくしゃみです。

そして、花粉を追い出すために体は大量の粘液を分泌するので、これによりかんでもかんでも止まらないずるずるとした鼻水が現れます。

それから、今回のテーマである鼻血ですが、鼻血は花粉症と直接的には関係なく、2次災害的に発生するとされていて、花粉症の薬の副作用や、空気の乾燥などによって鼻の中は乾燥した状態になります。

そして、その状態で鼻水を頻繁にかむことで、鼻の粘膜が傷つき、鼻血が出やすくなってしまうのですね。

さらに、花粉症の方の鼻の粘膜は常に腫れて充血した状態になっていて、粘膜を守る粘液は鼻水として体外へ排出されてしまっているので、少しこするだけでも刺激が強く、鼻粘膜の毛細血管が破れて鼻血が出てしまうのです。

しかも、粘膜を傷つけたことによって、鼻血は繰り返しがちになるので、毎日のように鼻血が出るので困っている方は多いのではないでしょうか。

花粉症で鼻血が大量に出て止まらない!対策は?

鼻血が出てしまったら、次の通り正しい方法で早めに止めるようにしましょう。

・ 鼻血が出たら下を向く

鼻血が出たら上を向くのが正しいと思っている方が多いですが、実は下を向くのが正解です。

そして、椅子に座り、できればベルトなど体をしめつける衣類などはゆるめてリラックスした状態になりましょう。

それから、横にならないとつらい時には、頭は高い位置になるように姿勢をとると良く、血液が口の中に入ってきて嘔吐しないように気をつけましょう。

・ 小鼻をつまむ

鼻血が出ると反射的に鼻の上部をつまむ方が多いですが、実は小鼻をつまむ方が鼻血を止めるのに効果的です。

・ 冷やしたタオルを鼻にあてる

腫れて熱を持っている粘膜を冷ますために、水や氷で冷やしたタオルをあてることで、血管を収縮させて鼻血を止めやすくすることができます。

こうした方法を圧迫止血というのですが、だいたいの鼻血はこの方法で5~15分以内に止まるそうです。

一方、高血圧の方は出血が止まりにくい傾向にあるので、出血が長時間続く場合は病院で処置してもらってください。

また、鼻の中に残った血液の塊やかさぶたは触らないようにし、無理に取らないようにすると、再び出血するのを防ぐことができます。

それから、鼻血が出るとすぐに鼻の中にティッシュなどの詰め物をする方は多いと思いますが、これは抜くときに粘膜を傷つける原因となるので、詰めるなら柔らかい綿にしましょう。

子供の場合は?

子供の場合も止め方は基本的に変わらないのですが、子供は鼻血が止まった後にすぐに鼻の中をいじったりする癖があると、また出血が再発してしまうので、鼻をいじらないようによく見ておいてあげましょう。

また、鼻血を繰り返している場合は圧迫止血をしても治らないこともあり、30分以上出血が止まらないと危険な場合もあるので、長時間続くようであれば病院を受診するようにしてください。

花粉症の鼻血治療でオススメの薬は?点鼻薬も

花粉症の鼻血が出た後は、傷がついているので、ゼリア新薬から出ている「ドルマイシン軟膏」がオススメです。

そして、鼻血は鼻の入り口から出血していることが多いので、鼻血が止まった後には、綿棒などで出血していた箇所にドルマイシン軟膏を塗っておくと、傷口の化膿を防ぎ、早く治してくれるそうです。

それから、花粉症の方は日頃から点鼻薬を使っている方が多いと思いますが、点鼻薬には抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、血管収縮剤、ステロイドと色々な種類があります。

そして、この中でも抗ヒスタミン薬は鼻の中を乾燥させやすく、ステロイドは副作用として鼻血が報告されているそうです。

そのため、日頃から鼻血を出しやすいタイプの方は、病院で医師に処方してもらう際にその旨を伝え、鼻血を引き起こしにくく、副作用も少ない抗アレルギー薬などを処方してもらうと良いでしょう。

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花粉症の鼻血予防には、鼻の粘膜を保湿することが重要!

花粉症の鼻血は、粘膜の乾燥から引き起こるものなので、普段から意識して保湿しておくことで、鼻をかんだ時に粘膜が避けにくくなるそうです。

そして、室内を加湿したり、鼻まで覆うマスクをつけるという方法もオススメですが、市販薬で「鼻しっとりジェル」や「ドライノーズスプレー」なども鼻の粘膜をしっかり潤してくれるので、気になる方は使ってみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、花粉症で鼻血が出る理由と対策や、止め方と薬等の治療の仕方についても詳しくお伝えしました。

花粉症では、鼻の乾燥や鼻のかみすぎによって粘膜が傷つき、鼻血が出やすくなるので、先ずは下を向いてリラックスし、小鼻をつまみ、冷やすことで血管を収縮させて鼻血を止める方法をお伝えしましたね。

そして、子供の場合も止め方は変わらないのですが、止まった後に鼻をいじって鼻血を再発させないように気をつけ、ドルマイシン軟膏などで傷を治し、点鼻薬を処方してもらう時もステロイドや抗ヒスタミン薬以外を希望すると良いのでした。

それから、花粉症の鼻血予防には、マスクや室内の加湿に加え、鼻しっとりジェルなどの市販薬も使って保湿すると良いのでしたね。

このように、花粉症には思わぬ症状もあるので、次の記事で根本的に治す方法もチェックしましょう!
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「花粉症を体質改善で治す方法!効率的な食べ物や食事と漢方など!」についての記事はコチラ!

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