「百日咳」の記事一覧

百日咳の症状で大人と子供の違いや治療法!感染経路と潜伏期間も

百日咳とは、百日咳菌という菌の毒素が原因となって起こる呼吸器の感染症で、激しい咳や痰などの症状が現れます。 なお、以前は子供に多い病気で、学校などでは今も出席停止の措置が法律で定められていますが、近年は乳幼児期に行った予防接種の効果が弱まった大人の感染が増えていることが問題になっています。 というのも、同じ百日咳でも症状は大人と子供で熱などに違いがあり、同じように咳が出る風邪や喘息などの病気と間違いやすいため、本人も百日咳だとは気づかずに自然治癒してしまっているケースが多いと考えられているのです。 しかし、百日咳は感染力が非常に強く、仕事に行った先で集団感染を引き起こしてしまったり、また乳幼児が感染すると後遺症が残るような重い合併症を起こすこともあるため、きちんと病院で治療を受けるべき病気です。 そこで今回は、百日咳の大人と子供それぞれの症状をご説明するとともに、診断基準や抗体検査などの検査方法、抗生物質などの治療に使用する薬や、予防のためのワクチンについてもご紹介していきます。

このページの先頭へ