アットノンとヒルドイドの違い!成分や効果と使い方などを比較!
どちらも肌に優しく、肌を整えて状態を改善してくれるとして人気なのがアットノンや ヒルドイドですが、その違いがはっきりしない人も多いと思います。
なので、アットノンとヒルドイドの違いで成分や傷跡への効果、使い方のポイントについて知りたいのではないでしょうか。
それから、アットノンとヒルドイドは市販されているのかも気になりますよね。
そこで今回は、アットノンとヒルドイドの違い、また、成分や効果と使い方などの比較などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
アットノンとヒルドイドの違いは?成分や効果!市販されている?
アットノンとヒルドイドは、どちらもヘパリン類似物質を有効成分とし、血行促進効果のある塗り薬で、クリームタイプなどが有名ですが、厳密には次のような違いがあるそうです。
アットノンとは?
アットノンは、ヘパリン類似物質を有効成分とする小林製薬の市販薬で、第二類医薬品に分類され、薬局などでも手に入りやすい商品です。
そして、クリームやローション、ジェル、コンシーラーの4タイプがあり、どのタイプでも同等の効果が期待でき、赤みが残っていたり、盛り上がっている傷跡ややけどの痕、虫刺されの掻きむしった後などにも効果があり、1~2年経った後の傷跡にも使って良いそうです。
その作用は、ヘパリン類似物質が皮膚の奥まで浸透し、水分を保つ作用、炎症を抑制する作用、血行を良くする作用で皮膚の新陳代謝を改善し、傷跡を残りにくくする効果があるそうです。
ただし、傷が治りかけの段階では血行をよくすることで血が止まりにくくなり、傷自体の治りを妨げてしまうため、使用することはできませんし、目や目の周囲、粘膜などデリケートな部位への使用もお勧めできません。
また、実際には使っている方が多いようですが、顔のやけどの痕や傷跡、かさぶたには使用しないことと言われているそうです。
ヒルドイドとは?
ヒルドイドとは、ヘパリン類似物質を有効成分とするマルホ株式会社が製造している血行促進・皮膚保湿剤で、医療用医薬品(処方薬)で、購入するには医師の処方箋が必要な商品です。
そして、クリーム、ソフト軟膏、ローション、ゲルの4つのタイプがあり、皮脂欠乏症といった乾燥肌や盛り上がった傷跡、ケロイドの治療や予防、血行障害などによる痛み、炎症疾患に対して炎症抑制のために用いられるようです。
それから、ヘパリン類似物質の保湿作用や炎症を抑える作用、血行改善作用によって、肌の乾燥を防ぎ、肌の新陳代謝を活発にして、傷の治りを良くするそうです。
ただし、こちらに関しても潰瘍やびらんしている部位や目のまわりには使用できないという制限はあります。
このように、市販、市販されていないの違いはあれど、どちらもヘパリン類似物質を0.3%含有していて、ほぼ同じ効果が期待できる薬ですし、表示の仕方に違いはあれど、効能としても同じようなものを求めることができるようです。
しかし、ヒルドイドには血栓症静脈炎に対する効果が明記されていますがアットノンにはないですし、アットノンには顔への使用を禁止とする表記が記載されていますが、ヒルドイドにはないので、ヒルドイドの方が比較的安全に使える薬と言えます。
とはいえ、アットノンでもヒルドイドでも副作用のリスクはあるので、使用していて違和感を感じたら使用を中止するようにしましょう。
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アットノンとヒルドイドの使い方は?
アットノンとヒルドイドの使い方はだいたい同じで、入浴後など清潔な状態の肌にしてから、気になる部分に適量を塗り、毎日継続して使い続けていくうちに効果が実感できるそうなのでやってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アットノンとヒルドイドの違い、また、成分や効果と使い方などの比較などについても詳しくお伝えしました。
アットノンとヒルドイドはどちらもヘパリン類似物質を0.3%配合していて、血行促進作用があり、肌の再生を促しながら傷跡などを改善し、炎症を抑制し、水分を保つ作用など共通するものも多かったのですが、アットノンは目の周りに使用できないなどの注意点がある中で、ヒルドイドは比較的安全に使えるようでした。
それから、アットノンは市販薬なので薬局などでも手に入りやすいのですが、ヒルドイドは医師の処方箋が必要な処方薬なので、必要な時は病院を受診して処方してもらい、どちらも副作用はあるので安全に使うようにしてくださいね!
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