体の疲れが取れない時の原因と病気!薬やサプリのオススメも
あらゆる場面で感じる「疲れ」ですが、その疲れがなぜなかなか取れない状態になってしまい、いわゆるだるいとか、やたら眠いという状態になってしまうことがあります。
しかし、この体の疲れが取れない時に原因となる病気というものは存在するのか、仮に病気だった場合は何科に行って診察すればよいのかも気になりますよね。
また、サプリメントや薬、および食事でこの体の取れない疲れをどうにかすることはできるのでしょうか。
そこで今回は、体の疲れが取れない時の原因と病気について、薬やサプリのオススメも解説いたします。
目次
疲れが取れない原因は何なの?
学生時代ならある程度の無茶な運動だったとしても、しっかりと休養を挟むことで体力は回復し、次の日には生き生きとした生活を送れていたのに、社会人になってからどうも疲れがなかなか抜けずに色々とキツイ思いをしている人も多いと思います。
しかし、「疲れが何となくとれない」とか「疲労感が残っている」という状態は病気とは考えにくく、たとえそれらの症状があったとしてもそれを言葉にして会社を休む人はほとんどいないでしょう。
なぜ、このような症状が出てしまうのかというと、その原因は非常にたくさんあるのでできる限り当てはまるものを以下に記載していきます。
・睡眠トラブルを抱えている
①体内時計がずれて眠れない
②ストレス過多で身体が緊張している
③パソコンやスマートフォン等の画面を見すぎて副交感神経が優位な状態をつくれない
④忙しすぎて睡眠時間が足りない
⑤カフェイン等の覚せい作用の強い飲み物や食べ物の摂取のし過ぎで睡眠障害になっている
⑥アレルギーが酷い時期で鼻詰まりや鼻水が大量発生して眠り難い
⑦周辺環境が悪い(騒音など)
・肉体疲労から回復できていない
①休日が無い
②寝不足が続いている
③残業が多すぎる
④筋力低下による基礎代謝低下、そのためのエネルギー不足
⑤夏バテ
⑥目の使いすぎによる眼精疲労で、血行不良が起きる
・精神疲労が積み重なっている
①ストレスが酷い
②仕事のプレッシャーがきつい
③人間関係のトラブルが多い
④休日でも仕事の電話にびくびくする日々が続く
⑤引っ越しなどで環境が急に変わっている
・体に異常が発生して連鎖的に疲労が抜けない
①胃腸が弱っている
②腸内環境が悪すぎて便秘や下痢になっている
③うつ病や適応障害などの精神病になる
④自律神経失調症になる
⑤更年期障害になる
⑥ホルモン分泌に関係する甲状腺に異常が出る
⑦睡眠時無呼吸症候群で眠れていない
⑧風邪の引きはじめで倦怠感が出ている
⑨慢性疲労症候群になっている
⑩貧血が多発している
⑪糖尿病、肝疾患、がん、膠原病などの病気になっている
・その他の日常生活や環境が原因
①食生活の乱れによって栄養価が偏っている、特にジャンクフードばかりの人は要注意
②過剰なダイエットでまともに食事をしていない
③妊娠や生理によってホルモンバランスが乱れている
④夜と昼の温度差が大きすぎる
⑤季節の変わり目で自律神経が乱れる
上記のように、ざっくりまとめただけでもこれだけの量が疲労感に直結し、「何となく疲れている」という状態から自分はどのような状態なのかを推察するのは非常に難しいということがわかります。
特に、疲労感や倦怠感が発生する病気というのは精神的なものでも身体的なものでも結構ありますので、それだけではどのような病気なのかを当てるのは困難でしょう。
食べ物と疲労感について
人間は空腹では生きていけないものなので、お腹をすいたら何らかのものを摂取する必要があります。
しかし、何も考えずに適当な食事をし続けても、人間が生活するうえで必要な栄養素は摂取できないので、うまくエネルギー回復につなげることができずに、スタミナ切れのような状態を起こし慢性的に疲れている状態になってしまうか、免疫力の低下を引き起こして風邪をひいてしまい身体がだるくておもい状態になってしまうでしょう。
具体的には、エネルギー源となる炭水化物を全く摂らなかったり、炭水化物の代謝を助けるビタミンB群が不足していると、常に疲れた状態になってしまいます。
ただし、糖質やカフェインと同じく炭水化物をとりすぎても血糖値の急上昇と下落を繰り返してしまうようになりますので疲労感となってしまうこともあり、本格的に健康的な食事を毎日摂取するのはなかなかに困難なのです。
あとは、朝食を食べるのが苦手で全く食べないという人は脳内にブドウ糖の取り込みができない状態が続くので、肝臓のグリコーゲンを無理やり使うことになり、肝臓への負担から疲労に繋がることもあるため、疲れやすい状態にあるということも覚えておいてください。
また、水分不足・ミネラル不足・酵素不足・鉄分不足も疲労感が続く原因になるので、栄養素や成分も気にかけるようにしてくださいね。
特に、忙しすぎる社会人が炭水化物抜きダイエットとか糖質制限ダイエットを実行していると、自ら食事が用意できない環境に加えて食べられるものが制限されるようになってしまい、疲労感が抜けない体になることがよくあるので、大事になる前に無理は辞めましょう。
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疲労感は薬やサプリで解決できるの?
それでは、疲労感を具体的にどうにかする方法について考えていきましょう。
まず、基本的な対処法として浮かぶのがサプリメントや医薬品だと思いますが、栄養不足による疲労感が原因ならサプリメントに頼るのもありだと思いますし、風邪の症状が原因なら風邪薬に頼るのが対処法となってきます。
ただし、サプリメントの場合は今ある疲れを除去するタイプを用いるのか、疲れを予防するサプリを用いるのかはしっかりと考えて吟味するようにしてください。
しかし、実際に身体がだるいとか疲れが取れないと実感している人たちに有効なのは「今ある疲れを除去するタイプ」になりますので、エネルギー生産能力を高める成分が配合されているサプリメント、例えばクエン酸やオルニチン、ビタミンB1誘導体などが含まれているものを使うことになるでしょう。
ちなみに、この体がだるく疲れが取れない人は食事が不規則とか栄養素が偏っているという方限定なので、食生活が整っており栄養素も足りている人の場合は病気の可能性が高いのでサプリに頼る必要性は少なくなります。
具体的な商品としては、「グリコ パワープロダクション クエン酸&必須アミノ酸」や「エスファイトゴールド」などが該当しますが、これらはあくまで今ある疲れを除去するのに役に立つサプリであって、これを飲めばすべてを解決というわけではありませんので、しっかりと食生活を見直すことも考えてください。
あくまで、医薬品やサプリメントは偏った食生活をしている人たちの不足している栄養素を補うものだと理解する必要があります。
それ以外にも、しっかりとした質の高い睡眠がとれるように明るすぎる照明は避けて、寝る前はパソコンやスマートフォンの画面を見ないようにするとか、副交感神経が優位になるようにリラックスできるようなクラシック音楽を聴くといった対応も重要になるでしょう。
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栄養不足や風邪などの病気ではないのなら?
栄養不足や風邪などの病気以外で疲れがなかなか抜けないという人は、心の病気であるうつ病・適応障害・睡眠障害・自律神経失調症などが考えられますが、主な原因はストレスから発生することが非常に多いです。
つまり、根本的な解決策はストレス解消やストレスから離れるところにあるため、薬で一時的に体力回復を行ったとしても精神的な疲労からは解放されずにいずれは爆発してしまう恐れもあります。
しかし、ストレス解消法は人によって異なるので、自分に合った解消法を見つけて実践するしかありません。
例えば、運動・音楽・カラオケ・旅行・半身浴・ゲーム・アプリ・食べ物・サンドバッグを殴る・ハンドスピナーで遊ぶ・ドライブ・アニマルセラピー・アロマなどいろんな方法がありますので、自分に最適な方法を見つけて実行しましょう。
何をやっても疲れが抜けないのなら?
睡眠や食生活、そしてストレスといったものに対しての対策をしっかりと行っているのに疲労感が全く抜けないという人は病気を疑ってください。
しかし、この疲労感は様々な病気によって引き起こされるので、それらの状態を見極めて病院に向かう必要があり、生理不順などのトラブルがあるのなら産婦人科、やる気が一切でないのなら心療内科、熱や咳があるのなら内科に行くなど、主な症状から何科に行くべきか考えてから動きましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、体の疲れが取れない時の原因と病気について、また、薬やサプリのオススメも解説いたしました。
疲れが取れない原因は非常に多岐にわたるため、疲れが取れないという症状だけではいったい何が原因なのかを特定するのは難しく、思い当たることは無いのかを調べる必要があるということでしたね。
特に、栄養不足や栄養の偏りなどの食生活が原因の人も多く、無理なダイエットをしている人は要注意ということでした。
そして、それらの解決方法として医薬品やサプリを使う方法もありますが、あくまでこれらは普段の食生活で摂取できない人向けの方法であるため、本当に病気になってしまっている人は内科や心療内科といった病院に向かう必要があるということでしたね。
最後に、疲労感をどうにかしたいという方は食生活・睡眠環境・休日の過ごし方・運動の頻度などが関係してきますので、しっかりと日常生活を見直すところからはじめてみてくださいね。
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