蓄膿症の原因や症状で子供の場合!薬と口臭や熱などへの対処法も

蓄膿症は傍から見ても非常にしんどいもので、子供が発症してしまった場合は親なら何とかしようと考えるはずです。

しかし、心配する部分は下記のように大量にありどうしたらよいのか、分からなくなってしまうのではないでしょうか。

・口臭といった臭いや熱、そして咳やいびき、頭痛といったものへの対応はどうしたらよいのか?

・子供が蓄膿症になるそもそもの原因は?

・プールに入っても問題は無いの?

・漢方や薬で治療できるものなの?

・手術をしないと治らない?

そこで今回は、蓄膿症の原因や症状で子供の場合どうしたらよいのか、上記の悩みについても解決し、薬と口臭や熱などへの対処法も説明します。

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子供の蓄膿症の原因について

蓄膿症になってしまう原因は、細菌やウイルスが鼻腔を通って副鼻腔内に侵入することで副鼻腔に炎症が発生してしまうことで引き起こされたり、花粉症などで引き起こされる炎症が副鼻腔にまで及ぶようになってしまって発症することがあります。

また、骨折などで鼻の中にある鼻中隔が曲がってしまうことで鼻呼吸がうまくできなくなって発症しやすくなってしまう人や、鼻をかみ過ぎて鼻水が副鼻腔に入ってしまい発症する人、鼻ポリープができてしまうことで蓄膿症(副鼻腔炎)が引き起こされてしまうケースもあるようです。

このように、発生原因はいくつかあるものなのですが、子供の場合は副鼻腔も大人と違ってあまり発達していないので副鼻腔炎になる確率が大人よりも高く、現代の子供たちは昔の子供と違ってアレルギー症状を持っているケースが多いため、発症する可能性が高くなっているとも言われているのです。

確かに、治療方法がある程度確立されてスムーズに治せるケースが増えているとはいえ、発症する人数は減っていないのは、このような背景があると納得できるものではないでしょうか。

蓄膿症の症状について

蓄膿症の症状の基本は鼻詰まりや鼻水で、副鼻腔に膿が溜まるようになることで呼吸がスムーズにいかなくなり違和感が常に出て、鼻水も黄色くてドロッとしたものが出るようになって、しだいに頭痛や顔の痛みが発生して集中力がなくなり、口臭が悪化して臭いと言われるようになってしまうそうです。

また、鼻詰まりがひどくなるので寝ている時にいびきを多発するようになってしまい、睡眠が浅くなって益々集中力が途切れて日常生活に確実に悪影響をもたらしていきます。

ちなみに、蓄膿症が悪化すると鼻水が増えますので、鼻からのどへ向かって流れ込む鼻水の量も増えてしまい、さらには粘着力があるので朝起きた時に痰が絡んだ状態になり、喉の粘り気から違和感を感じて咳が出るようにもなるようです。

そして、蓄膿症の期間が長すぎると炎症を起こしてしまう箇所も増えるので、炎症による熱で発熱症状が出てしまうことがありますが、ここまでくるとだいぶ症状が進行しているサインとも言われていますので、発熱症状が出ている方で鼻詰まりが酷い方はすぐにでも病院で診てもらうようにしましょう。

蓄膿症になったらプールはどうするのか

蓄膿症の基本的な考え方として覚えておいてもらいたいことは、蓄膿症になってしまった方はプール以外にも運動系全般に規制がかかる可能性が高いということです。

これは、症状の重さや進行度次第で行っていいかどうかの判断も変わってくるようなので、必ず医師に確認するようにしましょう。

ただし、病院に行く前の判断としてどうしたらよいのか分からないという方は、基本的には運動やプールでの泳ぎは控えたほうが良いでしょう。

というのも、蓄膿症の子供がプールで泳ぐとプール内の汚れから炎症が悪化してしまい、症状の悪化に繋がってしまう可能性があるからです。

そして、運動全般がNGという理由は頭をたくさん振ったり、体を激しく動かすスポーツを行うと蓄膿症の方は鼻水が溜まっているので、その溜まった鼻水が耳に入ってしまう確率が上昇してしまい、中耳炎となってしまう可能性があるということです。

しかし、先ほど説明したようにスポーツ全般を行ってよいのか、水泳を行ってよいのかの判断は医師からの指示に従うようにしましょう。

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 蓄膿症の治療は薬なのか手術なのか

蓄膿症治療の基本は溜まっている膿をすべて吸引してから、原因菌を完全に消滅させるために抗生剤を使っての治療を行います。

そして、この方法の手順は鼻水を吸引した後に、抗生剤をふくんだ薬剤を霧状にして口と鼻から吸引するというネブライザー治療が基本的となっていて、副鼻腔の洗浄をネブライザーという機械を使って行うようになるということです。

ただし、この治療でもなかなか治らない場合は手術を行うケースもありますが、大人と違って子供の場合はある程度成長することで症状が治まるケースも多いので、手術を行わずに、継続的に対応して免疫機能が備わるまで待つという方法もあります。

しかし、なかなか治らない時の対応は医師によって変わってくるところではありますので、どのような薬をどのくらい服用していたのかをしっかりとメモしておき、他の病院に行くことになったとしても使った薬について説明できるようにしておくと良いでしょう。

何故なら、細菌は抗生剤を使い続けてしまうことで耐性ができてしまう恐れがあり、治らなくなる可能性があるので、適当な薬を飲み続けるのは危険なのです。

ちなみに、市販薬で売られている蓄膿症対策の薬は基本的に漢方をもとにしてあるものなので、漢方を使いたいという方はそちらに頼るという選択肢もあります。

蓄膿症における家庭での対応について

蓄膿症になってしまった場合は薬や医者に全面的に頼りっきりになるのはNGで、家の中でもできることはしていかないといけません。

例えば、赤ちゃんの場合は自分で鼻をかむことができないので市販の吸引機を使って鼻水を定期的に取り除くようにしたり、鼻水をすすらないようにするためにも、ちょっとでも鼻水が出てきたのならまめに鼻をかませるようにしたり、口を閉じて片方ずつ鼻をかむように指導したりすることが大切になってきます。

また、鼻うがいというものもありますが、これは慣れないと実行することができない行為ですし、一部の医師は推奨していないのであまりお勧めできませんが、医師から細かいやり方を指導された方は試してみるのも良いかもしれません。

そして、蓄膿症の状態でさらに風邪も併発すると症状がさらに重く、非常にしんどい思いをしてしまうこともあるので、風邪対策もしっかりと行うようにしてください。

蓄膿症の熱や口臭の対処法について

蓄膿症による口臭や熱は対応さえ理解していれば、一時的にしのぐことはできるようになりますが、根本的な蓄膿症状を除去しない限り治ることは難しいようです。

しかし、治療に行く前の口臭をどうにかしたいという方は蓄膿症によって鼻詰まりが発生し、口呼吸がメインとなって口が乾いてしまうことが原因の可能性が高いので、水分補給を増やして口内をうるおせば口臭を減らすことができます。

そして、発熱も解熱剤などを使えば一時的には熱を下げることはできますが、発熱を風邪と勘違いして放置すると日に日に症状が悪化してしまうので、必ず病院に行って副鼻腔内にいる細菌を除去してもらうようにしてください。

また、頭痛の対処法は解熱鎮痛薬で痛みをやわらげて抗生物質を使って原因を除去するしかないですし、咳も鼻水の量を減らせる状況にならなければどうしようもありません。

つまり、このように原因が蓄膿症にあるのならこの蓄膿症をどうにかしない限り治るものではなく、鼻水や鼻詰まりによる弊害を減らすために市販薬を使うと症状が悪化するケースすらあるので、まずは原因を除去することを考えてください。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、蓄膿症の原因や症状で子供の場合どうしたらよいのかを解説し、様々な悩みについても触れて、薬と口臭や熱などへの対処法も説明しました。

蓄膿症は細菌が副鼻腔に侵入したり、アレルギー症状による炎症が副鼻腔にまで及ぶことが原因ですが、子供が蓄膿症になる確率は免疫力や発育の差によって大人よりも確率は高く、アレルギー症状が多くなっている現代においては発症確率は高いということでしたね。

そして、蓄膿症の子供はプールや運動全般は医師によっては規制されるものなので、しっかりと医師の判断を仰いで対応するようにすることが大切ということでした。

また、治療方法は膿の除去やネブライザー療法、そして抗生物質の投薬となりますが、家庭での対応も大切になるので、しっかりとした家でのケアも考える必要があるとのことでしたね。

それと、発熱や口臭が発生した時の応急処置的な方法はありますが、根本的な原因は蓄膿症にあるので、発熱と口臭を抑えたいのなら蓄膿症をどうにかすることを考える必要があるということでした。

それから、蓄膿症は現代の子供たちはアレルギー症状のせいで発症する確率が高いものなので、発症しないようにするためにもしっかりとしたケアが重要ですが、家庭で何とか治したいという方はなた豆茶が効果的なので、試してみてはいかがでしょうか。
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