副鼻腔炎の原因と初期や治りかけの症状!重症の症状もチェック!

ひどい鼻水が出ると思っていたら、徐々に具合が悪くなってきて、気づいたら副鼻腔炎になっていたという方は少なくありません。

なので、副鼻腔炎の原因や初期の自覚症状、子供の場合の症状、治りかけの症状について知りたいのではないでしょうか。

それから、副鼻腔炎が重症になった時の症状で髄膜炎なども気になりますよね。

そこで今回は、副鼻腔炎の原因と初期や治りかけの症状、また、重症の症状などについても詳しくチェックしていきます。

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副鼻腔炎の原因は?初期や治りかけの症状など

副鼻腔炎とは、鼻の上や横にある8個の副鼻腔と呼ばれる場所が、何らかの原因で炎症を起こしている状態のことです。

出典:鼻・喉・口の病気.com

そして、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、副鼻腔真菌症の4種類に分かれ、それ以外にも特殊なタイプとして歯性上顎洞炎、航空性副鼻腔炎の2種類もあるそうです。

ただ、ほとんどが急性副鼻腔炎か慢性副鼻腔炎のどちらかで、慢性化すると蓄膿症と呼ばれることもあります。

急性副鼻腔炎の症状や原因は?

風邪やインフルエンザなどが長引き、これらの細菌やウイルス感染の悪化、または花粉症などのアレルギー性鼻炎などが続いている場合も、副鼻腔に炎症を起こす原因となるそうです。

そして、症状としては、

・ 鼻づまり

・ 頭痛

・ 黄色く粘性の鼻水が出る(風邪よりも濃い色、時に緑色やオレンジ色)

・ 副鼻腔のあたりが痛む

・ 鼻水が喉に流れる、喉が痛い(後鼻漏)

・ 口臭

・ 発熱

などが現れます。

そのため、自覚症状としては鼻水や鼻づまりの他にも、匂いが分からなくなったり、炎症が起きることで鼻の周りや顔面、目や歯の痛みを感じたり、鼻水が喉の方へと流れて気持ちが悪いといった症状が現れます。

また、鼻水の色や嫌な臭いで見分けることができるので、アレルギー症状や風邪、インフルエンザとの違いをチェックするようにしましょう。

慢性副鼻腔炎の症状や原因は?

慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎が慢性化することで起こる病気なので、元をたどればその原因は風邪やインフルエンザなのですが、特にアレルギー性鼻炎を患っている方は、年中鼻水や鼻づまりを起こしやすいので、膿がたまりやすく副鼻腔炎が慢性化しやすいです。

そして、症状は急性副鼻腔炎とほとんど変わらないものの、常に鼻がつまっているので倦怠感を感じたり頭痛が生じるようになりますが、全体的には急性副鼻腔炎より症状が和らいでいることの方が多いそうです。

また、こうした副鼻腔炎の症状は、子供も大人もほとんど変わらないのですが、急性の場合は子供の方が発熱しやすいようですね。

副鼻腔炎の治りかけの症状は?

副鼻腔炎は、体に本来備わっている免疫力で細菌をはき出すことができれば、自然治癒も難しくない病気とされています。

そのため、急性副鼻腔炎であれば3ヶ月以内で、はじめは色がついていた鼻水が徐々に透明のサラサラとしたものに変わってくれば、治りかけのサインと言えるそうです。

このように、鼻水の色は細菌感染などのバロメーターとも言えるので、普段からチェックし、粘着性がないかなども合わせて確認しておくと良いでしょう。

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副鼻腔炎が重症化するとどうなる?

副鼻腔炎の炎症が悪化し、細菌やウイルスが脳の髄膜へと侵入すると、髄膜炎という怖い病気と合併する可能性があります。

そして、髄膜というのは脳や脊椎を覆っている保護膜の総称のことで、症状としてはこれまで経験したことのないようなひどい頭痛をはじめ、倦怠感や発熱など、重症の風邪のような症状が続くのですが、放置すると意識障害を起こすリスクもあります。

また、全身の倦怠感、激しい頭痛、悪寒、高熱、吐き気、嘔吐といった症状も現れ、首筋が硬直し、下を向く動作が困難になります。

それから、痙攣や意識障害が出ている場合は脳炎を併発している可能性があり、脳がダメージを負って髄膜炎が完治した後もなんらかの後遺症が残ってしまいます。

そのため、副鼻腔炎も自然治癒するからといって放置せずに、早めに治療にかかる必要性があるのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、副鼻腔炎の原因と初期や治りかけの症状、また、重症の症状などについても詳しくお伝えしました。

副鼻腔炎は、鼻の副鼻腔という8つの穴に膿がたまり炎症を起こす病気で、原因は風邪やインフルエンザ、アレルギー性鼻炎による細菌やウイルス感染が関連することが多く、自覚症状として鼻づまりや目や顔の痛みなどが現れるのでしたね。

そして、急性より慢性の方が症状が軽く、慢性は急性と違って発熱しにくいのですが、子供の場合は大人よりも発熱しやすいという違いがありました。

それから、副鼻腔炎が重症化すると髄膜にも炎症が起きる髄膜炎に合併し、ひどい頭痛や倦怠感、発熱、嘔吐といった症状が現れ、重症の場合は脳炎も起こし後遺症のリスクがあるので、早めに治療をすることが大切なのでした。

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