副鼻腔炎への漢方の効果と市販でツムラ等のオススメ!完治する?

副鼻腔炎は息のしづらさや口の渇き、鼻水が喉の方へ流れたりして気持ちが悪いですし、症状が悪化すると合併症を起こすこともあるのでつらいですよね。

そんな副鼻腔炎の症状に漢方が効くということなので、その効果やツムラ等のオススメ、子供や妊婦、授乳中の方でも服用できるのかといったことが知りたいですよね。

それから、漢方で副鼻腔炎は完治するのかといったことも気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、副鼻腔炎への漢方の効果と市販でツムラなどのオススメ、また、完治するのかといったことについても詳しくお伝えしていきます。

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副鼻腔炎への漢方の効果は?市販でツムラ等のオススメも

副鼻腔炎の症状が現れると一般的には病院で抗生物質を処方され、1ヶ月ほど飲み続けなければならないですし、妊娠中や子供など、人によっては服用をためらってしまう場合もありますよね。

その点、漢方薬は抗生物質に比べて次のようなメリットがあるそうです。

・ 抗生物質の服用で便秘などの副作用に悩むことがない

・ 妊娠中や授乳中、子供でも服用できる(ただし、医師に事前に相談した方が良い)

・ 副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎・花粉症などを併発している方にも有効

・ 一般薬のような口の渇き、眠気やだるさが少なく体に優しい

・ 服用時間を厳密に気にしなくても良く、眠る前の服用でも体への負担がない

・ 他の薬との併用も可能(ただし念のため医師に相談の必要あり)

そして、副鼻腔炎に効き目があるツムラなどの漢方薬は次の通りです。

1、 辛夷清肺湯(ツムラの104:しんいせいはいとう)

辛夷(しんい)やサンシシなど9種類の生薬を配合した漢方薬で、鼻の粘膜の繊毛に働きかけ、膿の排出をサポートすることで膿の発生を抑え、炎症を改善する効果が期待できます。

2、小青竜湯(ツムラの19:しょうせいりゅうとう)

麻黄、芍薬など8種類の生薬を配合した漢方薬で、水分のバランスを調節する作用のほか、抗アレルギー・抗炎症作用があることで知られていて、副鼻腔炎だけでなく、風邪や花粉症、気管支喘息にも用いられる漢方薬です。

3、荊芥連翹湯(ツムラの50:けいがいれんぎょうとう)

桔梗や甘草など17種類の生薬を配合した漢方薬で、体の熱や腫れ、症状の原因を発散させる作用や血液の循環を良くする作用があるため、痰や膿を排出しやすくする効果が期待できます。

また、副鼻腔炎や鼻炎に限らず、このような病気になりやすい体質改善全般に効果が期待できるそうです。

4, 葛根湯加川きゅう辛夷(ツムラの2:かっこんとうかせんきゅうしんい)

葛根、桂皮など9種類の生薬を配合した漢方薬で、鼻づまりや頭痛の改善への効果が期待できます。

そして、ご存知の方も多いと思いますが、このような漢方薬に含まれている生薬は市販の薬にも含まれているものが多いですよね。

なので、どうしても病院や漢方薬局に行く時間が無い場合は、次のような生薬をチェックして、薬剤師と相談しながらドラッグストアで販売されている手軽な薬を使用しても良いでしょう。

・ 辛夷(しんい)…鼻の通りを改善する

・ 桔梗(ききょう)…膿や痰を排出する

・ 黄ごん(おうごん)…抗菌作用や解熱作用

・ 山梔子(さんしし)…消炎、解熱作用

・ 百合(ゆり)…消炎、鎮静作用

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副鼻腔炎は漢方で完治するの?

慢性副鼻腔炎の方は、耳鼻科に5年も10年も通っても再発を繰り返す方が多い一方で、漢方治療によって完治する方もいるようです。

なぜかというと、耳鼻科などの医師による一般的な抗生物質が、一時的に菌を殺菌して症状を抑える対症療法であるのに対し、漢方治療は根本的な体質改善を目指すものだからです。

そのため、即効性はなくても半年~1年、長くて2年経つと副鼻腔に膿がたまりにくくなる体質へと改善できるのです。

しかし、もちろん人によって合う・合わないがありますし、急性の症状で鼻づまりや咳、発熱などがつらい場合は漢方だけでなく、抗生物質と併用した方が治りが早い場合もあります。

なので、気になっている方は一度漢方薬局や、漢方薬にも対応している耳鼻科などを受診して、医師に相談してみましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、副鼻腔炎への漢方の効果と市販でツムラなどのオススメ、また、完治するのかといったことについても詳しくお伝えしました。

副鼻腔炎にオススメの漢方薬には、蓄積した膿の排出には辛夷清肺湯、抗アレルギー作用のある小青竜湯、血液循環を良くする荊芥連翹湯、鼻づまりや頭痛の改善には葛根湯加川?辛夷などが良く、副作用がないことや子供や授乳中・妊婦での飲めるなどのメリットがあるのでしたね。

そして、抗生物質では改善しない方でも、漢方治療による体質改善で完治する方もいるそうですが個人差があり、急性の場合は抗生物質との併用の方が治りが早いとのことでした。

そのため、気になっている方は漢方に対応している耳鼻科などで医師に相談して使ってみてくださいね!

また、副作用のないなた豆茶というお茶でも副鼻腔炎の症状が改善すると話題なので、漢方より取り組みやすいものをお探しの方は次の記事も合わせてチェックしてみましょう!

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