糖尿病の入院の期間や数値の基準!費用や保険適応と治療の内容も
糖尿病は通院しながらの治療が基本と考えている人も多いでしょうが、場合によっては入院することだってあります。
しかし、入院と言われると心配事や悩み事が増えて、
・入院した場合はどれくらいの期間がかかるの?
・基準や基準となる血糖値の数値は、検査があるの?
・保険はどうなるの、費用は?
・入院したらどんな治療をするの?
・食事の差し入れやお見舞いはOK?
・そもそも拒否できるの?
といった疑問点が生じるのではないでしょうか。
そこで今回は、糖尿病の入院の期間や数値の基準について、また上記の悩みも説明し、費用や保険適応と治療の内容もご紹介いたします。
目次
糖尿病で入院するケースはどんな状態?
糖尿病において入院する必要があるケースは、自宅では行うことができない治療が必要な場合と、通院では行えない検査を行う必要がある場合です。
また、例外としてそれらの必須な理由が存在していなくても、生活習慣の改善が自力でできない人がどのように改善を行ったらいいのかの手ほどきを行う教育入院というものもあります。
そこで今回は、自宅ではできない治療のために入院するケースと、検査が必要となるケースについて説明します。
まず、治療のために行う入院の場合はどのような状態なのかを具体的に説明すると、糖尿病患者において一般的に行われる食事療法や運動療法、そしてそれらでは効果が出なくなった時に行われる薬物療法の3種類を行っても血糖値が低くならない状態です。
また、それ以外にも異常なまでに血糖値が高くなっている場合は緊急入院することもあります。
そして、このようなケースの入院期間は2週間程度で済む場合もありますが、1ヶ月以上続くこともあり、一概に日数を説明することができません。
次に、検査入院の場合は糖尿病だと発覚した時が多く、血糖値・尿糖・蛋白尿・眼底検査・腹部エコー検査等が行われ、患者の1日においての血糖値の変動具合や合併症が起きているかも確認します。
そうして、症状を確認して今後の治療方針が決定されると、これからどうしたらいいのかを医師から説明されることになるでしょう。
また、検査入院の場合は期間が3~4日程度になっていますが、人によってはこの入院の後に引き続き教育入院が行われることもあるようです。
(関連記事:糖尿病の教育入院の内容や費用!効果や期間と医療保険についても)
◇糖尿病における入院費用について
糖尿病において治療入院が必要となった場合、期間が2週間~1ヶ月と考えるとだいたい15~30万円程度かかるようです。
次に、検査入院だった場合は8日かかった方でだいたい9万円ほどかかっていたので、3~4日程度で済んだ場合は約4万円と考えるのがいいでしょう。
ただし、長期の入院が必要な場合や治療が長引く場合は国民健康保険の加入者なら「高額療養費制度」という負担を軽減するものが使える場合もあるので、支払額も変動します。
また、これは自己負担限度額を超えた場合に適応されるものですが、この自己負担限度額は年齢や所得によってかなり異なるので、事前に確認しておくといいですね。
◇入院する基準について詳しく教えて!
まず、検査入院を行うかどうかの基準は血糖値126mg/dlもしくは140mg/dl以上となっています。
そして、検査入院の基準はこのように疑われるほどの高い血糖値が出た場合と糖尿病が疑われる場合になるので、この値より下回ったとしても他の健康診断結果において何らかの異常があった場合は検査入院を行って詳細を調べて様子を見ることもあるようです。
次に、治療入院の基準値ははっきりしたものがあるわけではなく、医師の判断によって入院が推奨される形が基本となります。
つまり、血糖値のコントロールが全くできていないと判断された場合は治療入院が必要と判断されて即入院という形になるかもしれないということですね。
◇治療入院の場合の治療方法は?
糖尿病において治療入院された方の治療方法は基本的に同じで、食事療法・運動療法・薬物療法の3つとなりますが、血糖値の管理は相当厳しくなるので、自宅で行っているものより内容が本格的になり厳しくなるようです。
また、合併症が引き起こされていた場合はその合併症に合わせた治療も行われ、血液が酸性に傾いてしまった状態になる合併症の糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こした場合は、インスリンの投与以外にも輸液や電解質の補充も行うことになります。
糖尿病で入院した場合差し入れとかはいいの?
糖尿病で血糖値を管理している状態になっている患者は、基本的に食事制限も厳しいものとなっているので、食べ物の差し入れはあまりしないほうがいいでしょう。
また、どうしても食べ物や飲み物を差し入れしたいという方は血糖値を下げて糖尿病に効くお茶とかなら許可が下りるかもしれませんが、やはり食べ物や飲み物を差し入れしたい場合は担当する看護師や医師から許可をとるようにしてください。
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糖尿病で入院が推奨されても拒否できるの?
糖尿病になって緊急入院が必要になった場合はほぼ強制で入院することになりますが、それ以外に入院したほうが良いと推奨された場合は拒否することができるようです。
ただし、この拒否できるかできないかは医師によるところが非常に大きいので、血糖値のコントロールが全くできていないとされた場合は強制的に入院させられるところもあるでしょう。
しかし、どのように入院を促されたとしても、人によっては食事制限があまりにもしんどいと感じてしまい、拒否をする人も中にはいます。
ただし、そのような方は「好きに生きて好きに死ぬ」とか「太く短く!」みたいなことを述べている人が多く、もはや糖尿病で死ぬことをしょうがないと考えている方なので、正直参考にしないほうが良いでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
今回は、糖尿病の入院の期間や数値の基準について、様々な疑問について解説し、費用や保険適応と治療の内容もご紹介いたしました。
糖尿病における入院は治療入院・検査入院・教育入院の3種類があり、治療入院は緊急性のあるものや血糖値のコントロールが全くできていない場合に行われて、検査入院は糖尿病と診断された場合に行われるということでしたね。
また、糖尿病になってしまった人に対して食べ物関連の差し入れを行う場合は、やはりいろいろと食事制限されるのが基本なので、行わないほうが良いということでした。
そして、糖尿病になって症状が悪化し入院が推奨されるようになったとしても、推奨の場合は拒否できるので、人によっては治療をあきらめて拒否している人もいるということでしたね。
最後に、糖尿病において入院を拒否している人は食事制限や運動制限を辛いと感じている人が多いため、まずは糖尿病にならないことが何よりも大切なので、治療を放棄して生きることをあきらめてしまわないように、生活習慣や食生活をしっかりと見直して常に健康な自分でいるよう努力しましょう。
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