ノロウイルスの際の食事でパンは平気?うどんやバナナについても
ノロウイルスは、貝類などが原因で冬の寒い時期に流行しやすいウイルス性胃腸炎の一種で、激しい下痢や嘔吐の症状が現れ、食欲が落ちてしまいます。
そのため、ノロウイルスの際に摂る食事で、パンは平気なのか、加熱して食べれば良いのかといったことや、バナナやうどんについても知りたいのではないでしょうか。
また、ノロウイルスの際に使うと効果的な市販の薬なども知っておくと役立ちますよね。
そこで今回は、ノロウイルスの際の食事でパンは平気なのかといったことや、うどんやバナナについても詳しくお伝えしていきます。
ノロウイルスの際の食事でパンは平気?うどんやバナナなど
ノロウイルスは、感染すると体の中で一気に増殖し、1~2日ほどで突発的な下痢や嘔吐、熱などの激しい症状に襲われることが特徴で、胃腸など消化器系に強いダメージを受けることになります。
そのため、ノロウイルスにかかると食欲も落ちますし、胃腸が荒れた状態では何を食べて良いのか迷ってしまいますよね。
なので、ノロウイルスの際の食事には、「便と同じ固さ」を原則として選ぶことをおすすめします。
つまり、ノロウイルスに感染したてで、水っぽい便が出ている間は、無理をして食べなくても良く、お茶や梅干しで十分で、もし何か食べたいようだったら、重湯など、水分量の多いおかゆにすると良いでしょう。
また、短めに切って柔らかく茹でたうどんなどもおすすめですし、果物を摂るのであればバナナが良いとされているそうです。
一方で、パンや肉類など、消化に時間がかかる食べ物は、胃腸への負担がかかり、下痢や便秘がひどくなってしまいますし、たとえパンを焼いたりなど加熱しても、同じことが言えるそうです。
そして、食物繊維の多い野菜や、辛い食べ物、柑橘系の果物も同様に消化に負担がかかるので、避けるようにしましょう。
そのため、ノロウイルスの際に食べ物を食べるなら、消化のことを考えてこうした消化に負担がかかる食材を避けるようにし、おすすめの食材を普段より噛む回数を増やして食べると胃腸に優しく、1口20~50回は噛むと症状の改善に役立つそうですよ。
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ノロウイルスの時におすすめの市販の薬は?
ノロウイルスでは、症状に個人差があるものの、どんな人でも下痢症状は現れるため、トイレに何度も行かなければならなく、お腹の調子がずっと悪いと、普段の生活にも支障が出て大変ですよね。
そのため、ノロウイルスにかかると自宅に置いてある正露丸などの下痢止めを使う方も多いようですが、実はこれはNGです!
ノロウイルスの下痢は、体の中のウイルスを排出するために必要な体の働きなので、その動きを下痢止めによって止めてしまうと、一時的には下痢が治ったように見えても、薬の服用を止めると再発し、さらに症状が悪化することが多いのです。
なので、ノロウイルスで市販薬を使うなら、ビオフェルミンなどの整腸剤がおすすめです。
整腸剤は、ノロウイルスで荒れた腸内の環境を整え、善玉菌を増やし、悪玉菌を抑える作用に優れているので、症状の改善に効果的なんですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ノロウイルスの際の食事でパンは平気なのかといったことや、うどんやバナナについても詳しくお伝えしました。
ノロウイルスでは、胃腸が大きなダメージを受けるため、負担のかからない食事が良く、パンはNGで、加熱してもダメなのですが、柑橘類や肉類、食物繊維の多い野菜もNGとのことでした。
そして、「便の固さと同じもの」を基準に選ぶと良く、症状の初期は重湯がおすすめですが、他にも柔らかく茹でた温かいうどんや、果物ならバナナがおすすめで、噛む回数を普段より増やして食べることをおすすめしました。
また、市販薬を使うなら、ウイルスの排出を抑える下痢止めはNGで、腸内環境を改善する整腸剤が良いのでしたね。
こうしてノロウイルスでは、普段通り美味しい食事を食べることも難しくなるので、何度もかからないように予防法を次の記事でチェックしましょう!
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?
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