胃腸炎の回復までの期間や体に良い食事!コンビニで買えるものも
胃腸炎の原因には様々なものがありますが、症状の共通点として下痢や嘔吐などがあり、胃腸が大きなダメージを受けます。
なので、胃腸炎の回復までの期間はどれくらいかかり、その間、体に良い食事は何か、知っておきたいのではないでしょうか?
また、胃腸炎の回復期にオススメのおかゆのレシピや、コンビニで買えるものなども気になりますよね。
そこで今回は、胃腸炎の回復までの期間や体に良い食事、また、コンビニで買えるものなどについて詳しくお伝えしていきます。
目次
胃腸炎の回復までの期間や体に良い食事!コンビニで買えるものも
胃腸炎には大きく分けて細菌性とウイルス性のものがあり、それぞれ様々な原因で症状が現れるとされています。
胃腸炎のタイプと回復までの期間
1) ウイルス性
幼児の経口感染が多いロタウイルスや、成人を対象に牡蠣などの集団食中毒などの感染が多いノロウイルスが代表的ですが、このほかにもアデノウイルスなど様々なウイルス性胃腸炎が存在します。
そして、ノロウイルスの場合は発症から2週間ほど経過しても、便などからのウイルス排出が確認されているため、周りへの感染などの危険性が残ります。
それから、その他のウイルス性胃腸炎については、大体1週間ほどで回復するとされているそうです。
2) 細菌性
細菌性胃腸炎は、食べ物の調理が不十分である場合や、調理する人の除菌不足や、調理環境に細菌が増殖していることにより人に感染します。
そして、症状の特徴としては、ウイルス性の場合のように急な下痢や嘔吐に襲われることは少なく、腹痛や発熱、血便などから始まり、お腹が張った状態になってひどく痛んでから、下痢や嘔吐が始まるといったように重症になるケースが多いです。
そして、細菌性についても、原因の細菌によって回復までの期間は異なりますが、発症期間は平均して2~3日で、回復までの期間も1週間程度とされているようです。
胃腸炎の回復までの期間や体に良い食事!コンビニで買えるものも
胃腸炎の回復までの期間は、症状が出ているときと、症状が和らいでからの2つのタイミングに分けて食事を選ぶようにしましょう。
1) 症状が出ているとき
つらい嘔吐や下痢が続いている時は、水を飲んでも下痢や嘔吐で排出してしまうので、脱水症にならないようにイオンを含んだ飲料水を飲んで、体液のバランスをとるように注意すると良く、コンビニでも買える経口補水液がオススメです。
ただ、冷たい飲み物の飲み過ぎはお腹の症状を悪化させるので、経口補水液を飲むなら常温がオススメで、その他にも暖かいほうじ茶と梅干しを一緒に摂るのも効果的ですね。
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2) 症状が和らいでからの回復期
つらいお腹の痛みが少しでも和らぎ、嘔吐が3時間以上おさまり、下痢も減ってきたら徐々に食事を回復させていきましょう。
そして、オススメの食べ方としては、1日3食の量を5~6回に分けて、こまめにとることで、急に胃腸への負担を増やさないようにすることが大切です。
1) おかゆ
まずは特に具材などが入っていないおかゆから始めると良く、水分の量も症状の重さに応じて、重湯から始めるとより安全です。
そして、おかゆのレシピを意外と知らない方にはレシピを参考にするのがオススメですが、炊飯器でおかゆモードがついていたらそれを活用するのも簡単で良いですね。
2) うどん
じっくり煮込んだうどんは、食べる前に麺を短く切ると、スプーンにのせて食べることができて、口元に運びやすくなりオススメです。
そして、コンビニでもそのまま火にかけて温めることのできるうどんが、色々種類豊富に売られているので助かりますよね。
3) 大根と卵のお味噌汁
酵素が豊富な大根と、栄養価の高い卵と、発酵食品の味噌が3つ揃うこのお味噌汁は、胃腸を整えて、体を温め、滋養もつくのでとてもオススメですよ。
4) 湯豆腐
良質なタンパク質である豆腐は、体の免疫機能を向上させるのでオススメですが、冷たいまま食べるとお腹を冷やしてしまうので、昆布出汁などで温めて、湯豆腐にして食べると良いでしょう。
5) かぼちゃのポタージュ
野菜を煮て攪拌し、ミルクで伸ばしたポタージュも胃腸に優しい一品ですが、食物繊維が豊富な人参やゴボウは、消化の負担があるためオススメはできず、胃腸炎の時にはカボチャが良いと思います。
そして、カボチャは体を温める効果もありますし、ミルクを入れなくても十分においしいポタージュができますので、乳製品を無理して入れずに、カボチャと玉ねぎ、お水だけで作っても良いかも知れませんね。
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胃腸炎が流行しやすい季節は?予防法も
胃腸炎は、細菌性の場合は特に夏の高温多湿の環境下で起こりやすく、一方でウイルス性の場合は冬に牡蠣などに代表されるノロウイルスがあるため、寒い時期に起こりやすいとされています。
ただ、不衛生な環境で暮らしていると年中かかる危険性が生じますし、年齢についても比較的広い年齢層に対して感染する可能性が高い病気です。
そのため、普段から手洗いやうがいを徹底し、衛生習慣も身につけておくことが何よりも予防になり、もしも家庭内や学校などで流行しているようであれば、日常的にマスクを着用して経口感染を防ぐよう意識すると良いでしょう。
それから、家庭内で子供が感染した場合の嘔吐物などの処理には十分な注意が必要で、使い捨ての手袋やマスクを着用し、しっかり除菌をしながら処理する必要があるので、気をつけましょうね。
そして、症状には個人差があるので一見風邪のように見えてもあとから胃腸炎へと悪化することもあるので、油断しないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、胃腸炎の回復までの期間や体に良い食事、また、コンビニで買えるものなどについて詳しくお伝えしました。
まず、胃腸炎の回復までの期間は原因や胃腸炎のタイプにもよりますが、平均的に 1週間が多く、ノロウイルスの時は2週間は注意が必要なのでした。
そして、胃腸が強くダメージを受けているため、まずは脱水症に注意しながら回復まで待ち、症状が和らいで回復期に入ったら、おかゆから始め、うどんや野菜スープ、湯豆腐など温かくて栄養素が高く、免疫を高めてくれる食事をオススメしました。
中でも、うどんなどはコンビニでも、火にかければ良いだけの商品が売っているのでオススメですね。
また、細菌性は夏場に、ウイルス性は冬場に流行しやすいですが、不衛生にしていると年中かかることがあるので、日頃から予防には心がけ、いざという時は早めに対処して、体に良い食べ物で回復をサポートするようにしましょうね!
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