水いぼ治療後のプールはいつから?小学校やスイミングスクール等

画像2水いぼは、夏の暑い時期になると子供の間で流行する皮膚の病気ですが、人から人へ感染するため、学校保健法によってプールは禁止されているのか気になりますよね。

そのため、水いぼ治療後はいつからプールに入れるのか、ラッシュガードや絆創膏などで保護すれば良いのかなど知りたいのではないでしょうか?

また、水いぼ治療後のプールの再開について、幼稚園や小学校や、スイミングスクールではどのようなルールがあるのかなども気になりますよね。

そこで今回は、水いぼ治療後のプールはいつからか、小学校やスイミングスクール等についても詳しくお伝えしていきます。

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水いぼの症状や感染経路!プールについても

水いぼに感染すると、プールは禁止?学校保健法や施設のルールについても

水いぼは、3歳から15歳までの子供が感染しやすいウイルス性の皮膚の感染症で、プール開きが開始される頃になると流行し始めたことを耳にしますね。

ただし、プールの水を介してうつるのではなく、水いぼができた子供の皮膚と接触したり、体を拭いた時にウイルスが付着したタオルを共用するなどの「接触感染」で感染します。

そのため、集団行動の多い子供同士でうつりやすく、学校などでプール開きが行われると、水いぼが流行り始めるのですね。

また、水いぼは直径が5mm以下の場合が多く、表面がツルツルとして光っていて、中央が少し凹んでいることが特徴で、その中にはウイルスの入った水溶液が含まれています。

そして、かゆみを伴う場合は手でかき壊してしまったり、手で触らなくても何らかの衝撃で簡単に破れるので、内容液が流れ出し他の人へうつしやすくなってしまいます。

ただ、学校保健法によると、水いぼは「通常、登園、登校禁止の措置は必要ないと考えられる伝染病」と決められているため、原則としてプールを禁止する必要はない病気とされています。

そのため、法律によって、水いぼに感染したらプールを禁止されるわけではないのですが、保育園や幼稚園、小学校によっては2次感染拡大の予防のために禁止している所もあります。

また、園によってはラッシュガードを着用したり、水いぼのできている部分に絆創膏を貼って保護すればプールに入れる場合もあるので、感染した場合は園や学校へ相談するようにしましょう。

水いぼ治療後のプールはいつから?

水いぼができて皮膚科を受診すると、ピンセットで除去する方法や、硝酸銀などの対処法を行うことが多いです。

ただし、水いぼのウイルスは潜伏期間が2~7週間と長く、気づかうちにとびひしてしまうため、除去した側からまた新たな水いぼができるので、どこまで治療すれば完治したのか分かりづらいですよね。

また、半年から1年かければ、体への免疫がついて自然治癒するとされているため、皮膚科でも医師から特別な処置を行わず、治癒するのを待つように診断される方が多いのではないでしょうか?

そのため、子供に水いぼができたら、プールへはいつから再開するのかといったことについては、個々のマナーと自己判断に基づいて決めるしかありません。

そこで、次の3つをポイントに判断してはいかがでしょうか。

・水いぼのサイズが5mm以上大きくはないか

・水いぼが破れて内溶液が流れ出していないか

・水いぼ治療後の患部はかさぶたができてかゆみを伴っていないか

水いぼは通常、5mm以下とされていますが、それ以上大きいものができると、わずかな衝撃で破れて内溶液が流れ出しやすくなり、他の人へうつる可能性が高くなります。

そのため、治療後も新たに大きな水いぼができていたり、既に破れて内溶液が流れ出していたら、絆創膏などで保護していても危険なので、プールは控えると良いでしょう。

また、水いぼを治療した後、患部からは出血するため、きず薬や保湿のためのワセリンなどを塗って対処するのですが、その上でかさぶたができていれば安全性が高まります。

ただ、かさぶたができていてもかゆみを伴う場合は、手でかき壊してかさぶたを剥がしてしまう場合があるので、かゆみがある場合もプールは控えた方が良いでしょう。

そして、このようなポイントはあくまで判断の目安の1つに過ぎないので、まずは学校や保育園、スイミングスクール等のルールに従った上で周りへのマナーも配慮しながら決めるようにしましょう。

また、水いぼの治療前にも、水いぼへの感染を確認したら学校などへ連絡をすると、学校や施設側でも2次感染への対処を行えるので、できるだけ早く報告すると良いですね。

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水いぼを自宅で早く治すオススメの対処法!

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水いぼは、かゆみや痛みを伴う場合はほとんどないとされているので、子供にとってみれば内容液を伴ったちょっとした発疹に過ぎず、普段通りプールに入ったり、友達と遊べないことがストレスになってしまいますよね。

そのため、できるだけ早く治るように、ホームケアで対処できる方法をオススメします。

水いぼを自宅で早く治すオススメの対処法!

水いぼには、イソジンが効果的だということをご存知でしたか?

ただし、水いぼに使うのはうがい薬のイソジンではなく、イソジンきず薬(明治きず薬)とイソジン軟膏(明治きず軟膏)の2種類なので、間違えないように気をつけてくださいね。

そして、対処法は簡単で、清潔にした患部に、綿棒にとったイソジンきず薬をちょん、ちょんとつけた上で、イソジン軟膏で覆うようにしてたっぷり塗ります。

それから、絆創膏を貼るか、ガーゼで保護してテープで固定すると良く、この絆創膏やガーゼは毎日取り替えるようにしましょうね。

ちなみに、このイソジンによる対処法は、効く場合は3~4日でキレイに治るのですが、まったく効かない方もいるようです。

とはいえ、皮膚科でのピンセットでの治療などは痛みを伴ったり、何度も通院を求められて子供へも負担なので、まずは自宅でイソジンを使って対処すると良いですね。

そして、この対処法により水いぼが小さくなって形が見えなくなるくらい皮膚が改善したら、プールへの再開を判断しても良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、水いぼ治療後のプールはいつからか、小学校やスイミングスクール等についても詳しくお伝えしました。

まず、学校保健法では、水いぼによってプールは禁止されていないのですが、皮膚の接触やタオルの共用などでうつるため、学校やスイミングスクールによっては絆創膏を貼っていればOKなど、独自の基準を設けているようです。

そのため、水いぼに感染したらまずは学校や利用している施設へ報告し、運営側のルールを確認し、プールへの再開を判断すると良いでしょう。

また、自宅でもイソジンを使うと、効果がある場合は3~4日で水いぼが治るそうですが、無痛治療で子供への負担も少ないので、まずはやってみることをオススメしました。

子供にとって水いぼは痛みのないちょっとした発疹のようなものに過ぎないので、大人がサポートしてできるだけ早くいつも通りの夏を楽しめるようにしたいですね!

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