おたふく風邪の感染率と感染経路!うつるのを予防するポイントも
おたふく風邪は、特に3~10歳の小児がかかる感染性の病気で、耳の周囲にある耳下線が腫れたり痛んだりといった症状が出ますよね。
そのため、おたふく風邪はどのように感染するのか、感染経路や感染率、感染期間などについて知りたいのではないでしょうか?
また、おたふく風邪の感染力はどれくらいなのかといったことや、うつるのを予防するポイントについても気になりますよね。
そこで今回は、おたふく風邪の感染率と感染経路や、うつるのを予防するポイントについても詳しくお伝えしていきます。
目次
おたふく風邪の感染率は?
おたふく風邪は、病原性微生物であるムンプスウイルスが体内に入り感染することによって起こる感染症です。
そして、おたふく風邪のウイルスの潜伏期間は2~3週間、平均すると18日前後も掛かると言われていて、ノロウイルスやインフルエンザウイルスに比べて発症するまでの期間が長いことが特徴です。
それから、耳下腺部(耳の周囲にある唾液をつくる部分)が腫れ始める前後5日間がもっとも感染力が高い期間で、耳下腺の腫れがひいてくる頃には感染力は弱まっているとされているのですが、潜伏期間中でも人に感染する恐れがあるので注意が必要です。
そして、おたふく風邪ウイルスの感染率は、同一学級に患者がいる場合で70-80%で、家庭内に患者がいる場合で90%以上、そしてウイルスが感染しても発症していない「不頸性感染」も30-40%もあるそうなので、かなりの確率で感染することが分かりますね。
おたふく風邪の感染経路は?
おたふく風邪は、人から人への飛沫感染、または接触感染により感染していきます。
したがって、感染している人との会話やくしゃみ、咳などで、空気中に飛散したウイルスを含む飛沫を吸い込むことで感染することが多いのです。
また、ウイルスがついた物や感染者との接触による感染も多く見られます。
そして、感染しても病原性が弱く、免疫力によって症状が現れない不頸性感染が前述の通り30-40%もあるので、知らないうちに人にうつしてしまい感染を広げる原因にもなっているのです。
おたふく風邪の感染予防は?
おたふく風邪患者が周りにいる場合は、飛沫感染や接触感染により簡単に感染してしまうので、保育園や学校など子供が集団でいるような場所だと感染のリスクが高くなります。
そのため、手洗いやうがいといった基本的な対処法しかできず、マスクを着用していても、子供はずっとつけていられないので、結局感染は免れないのがほとんどだそうです。
なので、ほとんどの場合は子供が集団生活を始める保育園や幼稚園に入園する前に、予防接種を受けていますよね。
そして、おたふく風邪の予防接種は、1歳の誕生日以降に受けることができるようになり、生後24~60ヶ月の間に接種することが望ましいとされています。
それから、接種は定期予防接種ではなく任意接種で、自己負担となるため1回5,000円~7,000円ほどと高い価格ではありますが、自治体によっては公費助成制度があり助成金を出してもらえるところもあるそうです。
ただし、助成金には年齢制限があるので、各自治体に事前に問い合わせると良いでしょう。
おたふく風邪をしっかり予防するには、腸内環境改善が鍵!?
おたふく風邪では予防接種を受けておくことも良い予防法の一つですが、子供が集団生活を始めるよりもっと前の2歳児の頃に近所の子供などと遊んでいて感染してしまう可能性も十分にあります。
そのため、予防接種だけに頼らず、もしも感染したとしても体の免疫力でつらい症状に悩まされることなく「不頸性感染」で済んだら子供への負担もなく、安心ですよね。
そして、子供のおたふく風邪予防に限らず、健康に意識が高い方ならよく見たり聞いたりしている「免疫力」ですが、これは私達の体をウイルスや細菌などの外敵から守り、平常な状態を保つために必要な力そのものです。
それから、この免疫力を司る免疫細胞の7割は、なんと腸内で生成されているのをご存知でしょうか?
そして、腸内環境については「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、腸内には善玉菌と悪玉菌の両方が共存していて、善玉菌の方が悪玉菌より多い理想的な環境のことを「腸内フローラ」と呼んでいるんですね。
こうした良い状態の腸内では、免疫細胞も充分に生成されるため、おたふく風邪の原因となるムンプスウイルスなどの侵入から体を守ったり、侵入して来たとしても早い段階で撃退し、結果的に症状が軽く済ませることもできるのです。
したがって、腸内環境を良くすることがウイルス等に負けない健康な体作りに効果的なので、腸内を良好な状態に保つには、日々の食事を通じて摂る栄養素が重要となってきますよね!
腸内環境改善に効果的なのは?
腸内環境改善と聞いてほとんどの方が思い浮かべるのが「ビフィズス菌」や「乳酸菌」といったお腹に良い菌を豊富に含む「ヨーグルト」ではないでしょうか?
実際、そのイメージ通りで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内まで届いてからダイレクトに効果を発揮し、善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあります。
一方で、最近ヨーグルトのタイプでも乳酸菌やビフィスズ菌を配合したものだけでなく「ラクトフェリン」配合を謳った商品も話題なのをご存知でしょうか。
そして、ラクトフェリンとは、鉄と結合能があることで、細菌やウイルスの増殖を抑える効果があるとして、ノロウイルスやC型肝炎などの予防法としても非常に注目されている食品成分です。
それから、母乳の中でも出産後2~3日の間にしか分泌されない初乳には、ラクトフェリンが多く含まれており、免疫系が未熟な新生児を外敵から防御する物質としてもよく知られているので、何だかすごく体をしっかり守ってくれそうですよね。
そして、臨床試験の報告においては、ノロウイルスやC型肝炎に関するものが多いですが、実はムンプスウイルスなど、他のウイルスへの抑制効果についての報告も増えてきているんです。
ラクトフェリンによるムンプスウイルス感染予防の効果は?
ラクトフェリンの鉄イオンに対する親和性は、血液中の鉄輸送タンパク質であるトランスフェリンよりも100倍以上高いと言われており、増殖に鉄を必要とする細菌やウイルスから鉄を奪い去ることで増殖を抑える効果があります。
そして、乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌に関しては、鉄要求性が低いため、ラクトフェリンを摂取することで、乳酸菌やビフィズス菌の増殖を促進する効果もあるのでラクトフェリン入りヨーグルトを食べると、一石二鳥ですよね。
そして、乳酸品メーカーの森永乳業では、次の通りラクトフェリンを摂取することによって、風邪予防の実験を行なった報告が公になっているので、見てみましょう。
ラクトフェリン摂取による風邪予防の実験
・市販のラクトフェリン含有食品を対象とした風邪予防の臨床検査
・対象者:健常成人女性398名(摂取群:199名/非摂取群:199名)
・調査期間:3ヶ月間
・対象食品:市販のラクトフェリン含有食品(錠菓タイプ:ラクトフェリン600mg、ビフィスズ菌BB536 30億個、ミルクオリゴ糖600mg含有)
・対象者の傾向:
1)過去の風邪罹患頻度が3年間で1回以上
2)日常のラクトフェリン摂取頻度が週1回以下
3)日常の胃腸薬摂取頻度が週1回以下
つまり、平均程度に風邪をひきやすい傾向が見られ、ラクトフェリンの摂取習慣がない方を対象にした実験ですね。
そして、このラクトフェリンを3ヶ月摂取した効果として報告されている内容には、
ラクトフェリンを摂取すると、風邪などの原因となるウイルスが感染した細胞を殺す役割をもつNK細胞の働きが活発になる
NK細胞の働きが活発になればなるほど、風邪にかかりにくくなった
といったものがあるそうです。
この結果を見ると、ラクトフェリンを摂取して3ヶ月目では、摂取していた方が風邪を引きにくくなることが分かりますよね。
ちなみに、この結果について研究チームでは、ラクトフェリンが各種ウイルスと結合することで、感染を阻害したと考え、噛み砕く錠菓タイプのラクトフェリンが口腔内で溶解し直接作用したと結論づけていたそうです。
このように、ラクトフェリンには、ムンプスウイルスも含むウイルスに対する有用性はかなり高いことが明らかとなり、ラクトフェリン含有のヨーグルトなどの食品が今、大注目を浴びているんですね。
おたふく風邪感染を根本的に予防するならサプリメントがおすすめ!
こうして、様々なウイルスから体を守ってくれる心強い味方のラクトフェリンですが、摂取できる身近な食品というとやはりヨーグルトなんですが、実はウイルスの感染を予防するには毎日山のようなヨーグルトを摂取する必要があり現実的ではありません。
また、森永乳業の研究結果でも分かったように噛み砕く錠菓タイプのラクトフェリンが有効だったとあったので、今回は森永乳業が出しているラクトフェリンのサプリメントをオススメしたいと思います。
おたふく感染予防に森永乳業のラクトフェリンがおすすめな理由!?
森永乳業は、前述の研究などにも取り組んでいるだけでなく、実は50年前からラクトフェリンに着目し、世界で初めて食品へ応用した会社です。
そのため「森永乳業のラクトフェリン」でも品質にこだわったラクトフェリンだけを使用し、米国の権威ある制度GRAS(Generally Recognized As Safe:一般的に安全と認められたもの)を取得しているそうです。
そして、化学物質をいっさい使わず、食塩だけでラクトフェリンを高純度で抽出する、文部化学大臣賞も授賞している特別技術で製造しているため、信頼度も非常に高くなります。
そんな森永のラクトフェリンには、1日分(6粒)に牛乳12L分のラクトフェリン600mgも凝縮されており、1本180粒入ってわずか7,340円(1日約245円)で販売されています。
一方、こうしたラクトフェリンのサプリメントにはライオンやDHCなど、様々なメーカーのものがありますが、次のように、値段がピンキリですよね。
・DHCの場合…1日3粒300mgのラクトフェリン含有で1本(90粒)1,836円(1日約61円)
・ライオンの場合…1日3粒300mgのラクトフェリン含有で1本(90粒)6,150円(1日205円)
・森永の場合…1日6粒600mgのラクトフェリン含有で1本(180粒)7,340円(1日約245円)
ただ、値段が安価なものは、ラクトフェリンの純度や含有度の点で劣ったり、コストパフォーマンスが良いように見えても即効性は低いのが現状なんです。
また、森永のラクトフェリンのように「噛むタイプ」かどうかも重要で、噛むことによって子供でも服用しやすくなり、噛むことでしっかり胃で分解されて、ラクトフェリンよりも強力な抗菌作用を持つラクトフェリシンという物質を生成するそうです。
そして、ラクトフェリンとラクトフェリシンが共に戦う力を発揮するから、森永のラクトフェリンはおたふく風邪の感染予防に効果的な働きをすることができるんですね。
こうしたことから、家族全員が安心して飲めて、600mgという高い含有量を誇る森永のラクトフェリンは、その効果の高さも考えると、様々あるラクトフェリンのサプリメントの中でも、最も値段相応でコストパフォーマンスが良いのでオススメなんです。
ちなみに、今なら公式サイトから定期コースで申し込むと、毎回1回6,585円+送料無料になるというお得なサービスをやっているそうです。
そして、初めて使う方向けにまずは7日間お試しパック500円というコースもあるので、まずはお試しコースで効果を見てみるのも良いかもしれませんね。
もちろん、おたふく風邪に限らず、他のウイルス、細菌による感染予防にも効果的なので、風邪に負けない強い体作りに根本的に取り組みたいと考えている方は、ぜひ森永のラクトフェリンから試してみてはいかがでしょうか?