緑茶うがいの方法や作り方と口臭や歯周病などへの効果!飲むの?

風邪やインフルエンザの予防対策として、イソジンや塩を使ったうがいなどもありますが、実は緑茶うがいというのも流行っています。

なので、緑茶うがいの方法やうがい液の作り方、口臭や歯周病、虫歯、喉の痛みなどへの効果について知りたいのではないでしょうか。

それから、緑茶うがい液は飲むの、飲み込むの?といったことも気になりますよね。

そこで今回は、緑茶うがいの方法やうがい液の作り方と口臭や歯周病などへの効果、また、最後に飲むのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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緑茶うがいの方法やうがい液の作り方は?最後に飲むの?

緑茶には、カテキンという殺菌作用のある成分が含まれているので、緑茶でうがいをすることによって喉の殺菌となり、喉の痛みなど、風邪の引き始めの症状を鎮静化し、その後の風邪の悪化予防にもなるのです。

そして、風邪をひいてしまった後でも、喉の炎症を消毒する効果があるので、治りが早くなります。

また、カテキンの殺菌作用は風邪以外にも非常に効果的と言われており、たとえば、口臭予防や虫歯対策、歯周病対策としても優れた効果が期待できます。

ただし、緑茶が持つ殺菌作用はインフルエンザのような猛威をふるう菌を殺菌する作用はあまり期待できませんし、インフルエンザウイルスは感染力が非常に高く、のどの粘膜に感染してから20分おきにうがいを行わないと効果が期待できません。

しかし、緑茶の成分であるカテキンの実験データでは、カテキンを摂取した人とそうでない人では、インフルエンザの疾患率に差異が見られることから、カテキンはインフルエンザの予防には効果があることが分かっているそうです。

ちなみに、浜松医科大学の研究グループにより、緑茶のうがいに風邪を予防する効果のあることが疫学分野の国際的専門「ジャーナル・オブ・エピデミオロジー」に発表されています。

そして、同グループは約2万人の幼児を対象に、うがいをする子とうがいをしない子、うがい液を水道水、塩水、緑茶に分け、20日間に風邪で発熱した子供の人数を調べるという大規模な調査を行ったそうです。

すると、うがいをしない子と比較して、うがいをしたグループには発熱した子供が少ないことが分かり、また、風邪を引かなかった確率は、うがいをしていない子供に比べて水道水で約30%、塩水で約60%でしたが、緑茶でうがいをした場合は約70%となったそうなので、緑茶うがいの効果の高さが分かりますよね。

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緑茶うがいの口臭や歯周病などへの効果は?

緑茶といっても多くの種類がありますが、緑茶うがいにはそのうがいの目的のために重要な緑茶の成分である殺菌作用のある「カテキン」がしっかり含まれたものが良いので、煎茶などを選ぶと良く、ペットボトルのお茶よりも急須(きゅうす)で入れたお茶の方がカテキンが多いと言われています。

なので、毎日緑茶うがいをするなら、緑茶うがい用にたくさん作っておいて、ストックしておくと便利です。

そして、一番茶を使う必要はなく、出がらしでも十分ペットボトルよりもカテキンの含有量が多いので、うがいができる温度に冷ましてから、うがいをしましょう。

それから、水うがいの時と同じようにはじめはグジュグジュ洗いをして汚れを落としてから、上を向いて喉をガラガラ洗いしましょう。

最後に、水で口をすすぐと口の中のpHを元に戻すことができ、歯や口腔の健康が保たれるので、やってみてくださいね。

また、出がらしを使う場合はあまり時間が経っていると変質している可能性があって不衛生なので使わないようにしましょう。

ちなみに、茶葉に含まれるカテキンの多さで順に並べると、

番炒り茶(緑茶)>煎茶(緑茶)>番茶>玉露(緑茶)>紅茶>ほうじ茶>ウーロン茶

となっているそうなので、どうしても緑茶が手に入らない時は番茶や紅茶でも良いのでやらないよりはマシかもしれませんね。

それから、うがいをし終わった後にその緑茶を飲むという人もいると思いますが、飲み込むこと自体は問題はなく、うがいだけでは届かない場所も洗浄することができるという意見もあるようです。

でも、気がかりなのはマナーで、家の中ならまだしも、外や人前でやると不快感のある行為になるので、できるだけ控えた方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、緑茶うがいの方法や作り方と口臭や歯周病などへの効果、また、最後に飲むのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

緑茶うがいは、番炒り茶や煎茶といったカテキンの多い緑茶でうがいをすると、水うがいや塩水うがいをするよりも風邪の予防にも良いですし、口腔内を清潔に保つので口臭、歯周病といった症状を改善、予防することもできるとのことでしたね。

そして、まずグジュグジュしてから、上を向いて喉をガラガラするといったうがいの方法をお伝えし、そのお茶を飲み込むとうがいでは届かない部位までケアできるのですが、あまりマナー的に良くないので、あくまでうがいにとどめておいた方が良いということでした。

このように、簡単に始められる上に効果が高いので、風邪などを予防するためにも緑茶うがいを早速取り入れてみてくださいね。

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