飛沫感染する距離と空気感染との違い!病気の種類と予防策も

湿気の多い夏の時期は、様々な細菌やウイルスの感染のリスクが高まるので、子供の間ではもちろん、子供から大人、大人同士でも感染することがあります。

そして、感染経路には様々なものがあり、飛沫感染もそのひとつなのですが、飛沫感染とはそもそも何か、空気感染との違いや、核感染や飛沫感染する病気の種類などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、飛沫感染の予防策としてマスクや、飛沫感染する距離などについても気になりますよね。

そこで今回は、飛沫感染する距離と空気感染との違い、また、病気の種類と予防策などについても詳しくお伝えしていきます。

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飛沫感染とは?空気感染などとの違いについて

飛沫感染とは、病原体を含んだ分泌物を吸い込む感染経路のことで、水分を含んで重たいため、1mくらいで落下すると言われているのだそうです。

そして、飛沫感染による主な感染症や病気は、風邪やインフルエンザ、風疹、細菌性肺炎など怖い病気もあるので、注意しなければなりません。

それから、飛沫感染とは文字通り飛び散るしぶき、とあるとおり、咳やくしゃみなど、普段の日常的な会話によっても感染が成立してしまうものがあるのです。

それに対して、空気感染とは空気中を漂う微細な粒子により感染するものなので、飛沫から水分が抜け落ちた粒子のことで、水分がないので飛沫よりも軽くなり、ふわふわと遠くまで飛んでいくことができるので、部屋の中で咳をすれば部屋中の人が感染してしまうほどの感染力があるとされており、別名を飛沫核感染と言われています。

こうした空気感染は、結核菌、麻疹ウイルス、水痘帯状疱疹ウイルスなどがあるので、よりいっそう気をつける必要がありますね。

ただし、病原体によって厳密に区別されているわけではなく、どちらの感染症も感染する可能性はあるので、いずれにしても病原体を持った人や、その可能性がある方との接触については、次のとおり予防策を立てて行った方が良いでしょう。

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飛沫感染の予防策とは?

飛沫感染の予防策について、医療の現場ではサージカルマスクといって本格的なマスクの装着が必要とされていますが、一般の方にとっては本格的なものでなくてもマスクの着用は効果的です。

そして、時々息苦しいからという理由で鼻を出してマスクをしている方がいますが、これでは効果が得られないので、必ず鼻まで隠すようにしましょう。

それから、患者と他の人との間は1~2m以上の距離は空けるという対策も有効なので、既に感染していることが分かっている場合は、必要がない場合は距離をとるようにすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、飛沫感染する距離と空気感染との違い、また、病気の種類と予防策などについても詳しくお伝えしました。

飛沫感染とは、咳やくしゃみなど、水分を含んでいるので重たく、1mくらいで落下するのでそれほど遠くまでは飛ばないことがポイントで、それに対して空気感染は水分が含まれていないので1m以上ふわふわと飛び、感染するという違いがあるのでしたね。

そして、前者だと風邪やインフルエンザ、風疹、細菌性肺炎への感染のリスクがあり、後者だと結核菌、麻疹ウイルス、水痘帯状疱疹ウイルスへの感染のリスクがあるのですが、厳密に線引きされているわけではないですし、どちらも似ているので、対策としてはマスクを鼻までしっかり装着し、1m以上の距離を保って、なるべく感染しないように気をつけることが大切とのことでした!

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