リザベンカプセルのケロイドなどへの効果と副作用!飲み合わせの注意点も
リザベンは1982年から発売されている比較的古いタイプの抗アレルギー薬で、アレルギーの諸症状に効き、薬の種類にはカプセルタイプもあります。
なので、リザベンカプセルのケロイドやニキビ、ニキビ跡、花粉症などといった皮膚の症状に対する効果や膀胱炎などの副作用について知りたいのではないでしょうか。
それから、リザベンカプセルの使い方として飲み合わせの注意点やジェネリック、市販薬はあるのかといったことも気になりますよね。
そこで今回は、リザベンカプセルのケロイドなどへの効果と副作用、また、飲み合わせの注意点についても詳しくお伝えしていきます。
リザベンカプセルのケロイドなどへの効果や副作用は?
リザベンは、ケミカルメディエーターの分泌を抑えることでアレルギーの症状を改善させることができる医薬品なので、花粉症によるかゆみなどを抑える効果がありますが、それ以外にもケロイドなどの傷跡を薄くする効果もあります。
そして、ケロイドは手術や外傷の後に残ってしまう皮膚の傷跡のようなもので悪性のものではないのですが、見た目が悪く、美容的な問題が多いので生活の質を下げることから、改善が求められる症状です。
こうしたケロイドに対して、リザベンは要因である活性酸素の働きを抑えることで傷跡を改善するとされているので、同じ作用を活用してニキビ跡の赤みや色素沈着、シミを消す薬としても有効ですが、ニキビそのものへの効果はありません。
このようなことから、リザベンはアレルギー疾患のみならず、皮膚科や形成外科で処方されることがあるそうです。
そして、リザベンにはリザベンカプセル、リザベン顆粒、リザベンドライシロップといった3剤形があるそうです。
副作用は?
リザベンカプセルの副作用はそれほど多くないのですが、
・ 消化管障害
吐き気、腹痛、胃部不快感、食欲不振、下痢など
・ 皮膚障害
発疹など
・ 泌尿器系障害
頻尿など
などが報告されており、肝機能障害なども現れることがあるそうです。
また、ごく稀ですが、重大な副作用として膀胱炎様症状が報告されているので、異変を感じたらすぐに使用を中止し、医師に診てもらった方が良いでしょう。
それから、リザベンは妊娠している方は使用することができないですし、特に妊娠初期の方は服用しないように気をつけてください。
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リザベンカプセルの使い方は?飲み合わせの注意点も!市販されている?
リザベンカプセルは、通常、成人には1回100mgを1日3回に分けて経口投与するとされていますが、年齢や症状によって適宜増減するとされています。
そして、飲み合わせの注意点などはほとんどない薬ですが、一点、ワウファリンカリウムとは相性が悪いので、併用することは避けるようにしてください。
また、リザベンカプセルには市販薬はなく、病院で処方してもらうと1カプセルあたり47円なんですが、ジェネリックであれば7.7円と安価になるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、リザベンカプセルのケロイドなどへの効果と副作用、また、飲み合わせの注意点などについても詳しくお伝えしました。
リザベンカプセルはケミカルメディエーターの分泌を抑えることでアレルギーの諸症状を改善する効果がある医薬品ですが、ケロイドのような傷跡の要因である活性酸素の働きを抑えることで症状を改善できることも特徴なので、ニキビ跡にも効きますが、ニキビそのものには効果がないのでした。
そして、副作用はあまりないですが、ごく稀な重篤な副作用として膀胱炎が報告されており、市販はなく処方薬なので、何かあれば医師に診てもらうと良いとのことでしたね。
それから、1日3回に分けて服用し、飲み合わせの注意点もお伝えしたので、用法は守りながら使って症状を改善してくださいね!
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