ドレニゾンテープの使い方や効果と副作用!顔のニキビには

ドレニゾンテープはステロイド成分を含んだテープ剤で、皮膚疾患用の密封療法剤として使用されることが多い薬です。

なので、ドレニゾンテープの使い方やニキビ、ケロイド、あかぎれ、やけど、虫刺されなどへの効果やケロイドに使う場合の使用期間、副作用の心配などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、ドレニゾンテープは市販で購入できるのか、通販や薬価なども気になりますよね。

そこで今回は、ドレニゾンテープの使い方や効果と副作用、また、顔のニキビには使えるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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ドレニゾンテープの使い方のポイントは?

ドレニゾンテープはフルドロキシコルチドというステロイド成分を含んだテープ剤で、皮膚疾患密封療法剤に分類されているのですが、成分にステロイドを含むテープ剤というのは珍しく、軟膏やクリーム、ローションよりも高い効果が期待できるそうです。

そして、通常ステロイドの外用剤にはその強さによって最も強いから最も弱いまで5グループに分けられているのですが、ドレニゾンテープは「III群:強い」に分類されるそうなので、高い効果があると共に副作用にも注意しなければなりません。

それから、ドレニゾンテープは包装単位が「7.5cm×200cm×5」、「7.5cm×10cm×50」の2種類があり、前者を1枚単位で使用することが多いそうで、前者の場合薬価は79.8円とのことなので、決して安い薬ではないですね。

ドレニゾンテープの使い方は?

ドレニゾンテープは必要に応じて適切な大きさに切り、1日1回もしくは2回、患部に貼るという使い方をしており、使用する部位はあらかじめきれいに洗い、乾燥させてから使用するようにしましょう。

そして、テープを貼る際には、テープを少しだけめくってから患部に貼り、そのまま患部に徐々に貼付けながら、台紙を剥がすという手順でキレイに貼ることができ、先に台紙を剥がすと適当な大きさに切るのが難しくなるので、台紙は貼る直前まで剥がさないことがポイントです。

それから、貼り付けたあと12時間または24時間ごとに貼り替え、必要な場合は夜のみの使用でも問題ないそうです。

また、患部が清潔であることも重要なので、貼り替え時にも患部の洗浄および乾燥をしっかりしてから貼るようにしましょう。

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ドレニゾンテープの効果や副作用は?市販はされている?

ドレニゾンテープは、湿疹、虫刺されなどの皮膚炎のほか、やけどやニキビ、帝王切開などの手術痕、傷跡にできる肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイドへの効果が期待できるそうです。

一方で、ドレニゾンテープは切り傷やあかぎれなどにはあまり向いておらず、使用することでかえって悪化する場合もあるので、医師から特別な指示があったときにのみ使用して、自己判断で使用するのは避けてください。

そして、ケロイドのように回復までに期間を要する症状の場合、ドレニゾンテープで治療をしてもだいたい半年間以上はかかるので、他の治療法との組み合わせなどで使用すると良いでしょう。

それから、ドレニゾンテープで注意するべき副作用としては、接触性皮膚炎、いわゆるかぶれなどの使用部位の炎症です。

そして、その頻度は14.4%と非常に高い頻度で現れるのですが、かぶれはテープ剤という特徴を考えると起きても仕方がない面もありますので、患部を清潔にすることなどで対処するようにしましょう。

また、その他にも注意が必要な副作用として、眼圧亢進、緑内障、後のう白内障など目における副作用や、ステロイドの免疫系への影響による皮膚の感染症もあるそうです。

そのため、顔や体のデリケートな部位への使用は認められていないので、医師から特別な指示がない限り使用は控えてください。

ちなみに、顔にドレニゾンテープを使用する場合はニキビ治療の場合が多いですが、赤ニキビやできはじめのニキビではなく、盛り上がっているニキビ跡に使用するそうなので、これについても医師からの指示があった時に使うようにしましょう。

ドレニゾンテープは市販はされている?

ドレニゾンテープを早速購入してみたい!という方のために販売場所を調べましたが、ドレニゾンテープは薬局などで市販されておらず、個人輸入の形でインターネット通販で購入できる手段は多少あるようです。

でも、個人輸入代行を利用した通販は成分が粗悪なものだったりと不明確な部分が多いので、ドレニゾンテープが必要であれば病院を受診して購入するようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ドレニゾンテープの使い方や効果と副作用、また、顔のニキビには使えるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

ドレニゾンテープはステロイド成分配合の比較的作用の強いテープ剤で、ケロイドや湿疹、虫刺されなどの皮膚炎の治療に使うことが多く、患部を清潔にした状態で貼るだけでよく、貼り替えながら密封療法をしていくと、ケロイドの場合でも半年以上はかかりますが改善されるのでしたね。

一方、かぶれなどの皮膚炎は起こりやすいですし、顔などに使うとデリケートな部位なので、盛り上がっているニキビ跡など特殊な場合に、医師からの指示があったら使用すると安全とのことでした。

そんなドレニゾンテープは市販はされていないものの、個人輸入代行の形ならインターネット通販でも購入できるケースが増えてきていますが、個人輸入通販は成分が粗悪なものだったりと不明確な部分が多いので、ドレニゾンテープが必要であれば病院を受診して購入するようにしましょう。

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