テレミンソフト坐薬の使い方や効果と作用時間や副作用!市販は?

テレミンソフト坐薬は坐薬タイプの便秘薬で、赤ちゃんや小児によく使われることが多いようです。

なので、テレミンソフト坐薬の効果や作用時間、大人にも使えるのか、レシカルボン坐薬との違い、血圧低下などの副作用や保存方法について知りたいのではないでしょうか。

それから、テレミンソフト坐薬の使い方、市販はされているのか、使用期限なども気になりますよね。

そこで今回は、テレミンソフト坐薬の使い方や効果と作用時間や副作用、また、市販はあるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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テレミンソフト坐薬の効果や副作用は?市販はされている?

テレミンソフト坐薬は市販では購入できず、医師の診断のもと処方される処方薬で、1個あたり21.1円で購入ができるそうです。

そして、病院で最も使用されている坐薬型の便秘薬で、特に赤ちゃんや子供の便秘に対して処方されることが多いのですが、大人でも飲み薬が服用できない時や効果がなかった時にテレミンソフト坐薬が処方されるそうです。

テレミンソフトにはピサコジルという成分が配合されていて、肛門に注入されるとそのまま直腸に運ばれることによってこの成分が溶け出し、直腸の粘膜を刺激する作用があり、腸の便を押し出す蠕動運動(ぜんどううんどう)が促されることで、便意が引きおこされます。

そして、テレミンソフト坐薬は特に女性に多い腸の運動が鈍くなった弛緩性便秘に効果的だとされていて、また、赤ちゃんや子供もまだ大腸の運動が停滞することがあり、その際にはテレミンソフト坐薬が効果的だそうです。

ただ、便秘と下痢を繰り返す痙攣性便秘や直腸内で便が硬くなってしまった直腸性便秘には効果がないですし、むしろテレミンソフトを使用することで余計にひどくなる可能性があるので、注意が必要です。

一方で、テレミンソフトによく似た坐薬でレシカルボンという薬もありますが、こちらとは作用が異なり、炭酸水素ナトリウムが腸管内で炭酸ガスを発生させることで排便効果を促すという違いがあるそうです。

なので、テレミンソフトと違って刺激感もないですし、即効性も高いと言われていますが、直腸まで便がおりてきていてあと一歩、という時に使うと有効なので、症状によって使い分けた方が良いようです。

作用時間は?

テレミンソフト坐薬を使用すると、だいたい5分~60分ほどで効果が現れはじめ、赤ちゃんや子供の場合はだいたい30分ほどで効き目が現れるそうです。

こうした時間には多少個人差はありますが、だいたい同じくらいですし、効き目の速さではすべての便秘薬の中でトップクラスと言われているので、なかなか効き目が現れないようであれば、適用しない症状に使っているか、使い方が誤っているのではないでしょうか。

その後、6時間ほどは効果が持続する作用時間と言われているので、少なくともこの時間は2回目を使用しないようにしましょう。

副作用は?

テレミンソフト坐薬は刺激によって排便を引きおこす薬なので、初めての方は軽い腹痛を起こす場合があります。

また、使用しすぎると腸がテレミンソフトの成分の刺激に慣れてしまい、効かなくなってしまうことがあるため、腸の自然な排便も鈍くさせてしまうので、こうした副作用には注意が必要です。

特に、過度な使用で自然排便を妨げてしまうことがないように、何回も使用するのではなく、どうしても出ない時にのみ使うようにしましょう。

それから、副作用には腹痛以外にも一過性の血圧低下、顔面蒼白、発汗、冷感などに注意が必要なので、こうした症状が現れたらすぐに使用を中止し、病院を再受診してください。

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テレミンソフト坐薬の使い方は?

テレミンソフト坐薬は、1日1~2回、肛門に注入して排便を促していきますが、赤ちゃんの場合は処方する際に医師がその場でいれてくれることがほとんどです。

そして、もしも肛門が乾燥していて入りづらく、痛みを覚えるようであれば水で少し薬や肛門を濡らすと入りやすくなります。

その後、排便があった時には使用を控え、3回ほど使用しても効き目がない場合は使用を中止し、病院を再度受診するようにしましょう。

それから、処方されてもすぐに使わない場合、テレミンソフト坐薬の使用期限は1年ほどといわれているので、いつ処方されたかを明記の上、冷蔵庫など冷所で安全に保管してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、テレミンソフト坐薬の使い方や効果と作用時間や副作用!市販はあるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

テレミンソフト坐薬は、ピサコジルという成分を配合し、直腸の粘膜を刺激して排便を促す作用のある坐薬なので、刺激感があり、赤ちゃんや子供への使用が多いですが、大人でも女性に使われることが多く、使いすぎで効果を感じられなくなることに注意が必要なのでした。

そして、30分ほどで効き目が現れ始め、6時間ほど効果が続くので1日2回程度の使用とし、副作用としては血圧低下や突然の冷感などに注意が必要なので、こうした症状が現れたらすぐに使用を中止するのでしたね。

そんなテレミンソフト坐薬は市販はされておらず、病院での処方薬のみなので、必要な方は病院を受診して処方してもらい、使わない時は冷蔵庫で保管して1年以内に使い切るようにしましょう!

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