コクサッキーウイルスの症状を大人と子供別に!感染経路や消毒の仕方も

コクサッキーウイルスは、ヘルパンギーナなどの症状の原因ウイルスと言われていて、子供への感染が多いので心配ですよね。

なので、コクサッキーウイルスとは何か、A6や、エンテロウイルスとの関係や、感染経路、経口感染をする理由で大人や、手足口病や耳下腺炎、心筋炎症、発疹などの症状について知りたいのではないでしょうか。

それから、コクサッキーウイルスの消毒の仕方や検査方法も気になりますよね。

そこで今回は、コクサッキーウイルスの症状を大人と子供別に、また、感染経路や消毒の仕方などについても詳しくお伝えしていきます。

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コクサッキーウイルスとは?感染経路や症状なども

コクサッキーウイルスとは、あまり聞き慣れない名前のウイルスかもしれないですが、実は夏風邪の一種とされるヘルパンギーナや心筋炎症、髄膜炎などの原因ウイルスとも言われていて、決してあなどれないウイルスの一種です。

そして、ニューヨーク州(コクサッキー)で分離が確認されたことからコクサッキーウイルスと言われるようになりましたが、A群とB群の2種類があり、A群は24型、B群は6型に分かれており、コクサッキーウイルス自体はエンテロウイルスの一種とも言われています。

それから、感染すると発熱、口内炎、水疱、食欲不振など全身の症状を伴うのが特徴で、稀に頭痛や吐き気、下痢や嘔吐、筋肉痛を発症することもあり、A6型の場合は手足口病や発疹が現れたり、他の型だと耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)が現れたりと、どの型に感染するかで現れる症状が異なります。

そして、全身症状なのでどのような症状が起こってもおかしくなく、潜伏期間は2~4日を経て幼児など子供に発症しやすいですが、大人でも発症する可能性はあり、大人の場合は子供からの二次感染で、高熱や水疱といった症状が突発的に出てきて2~4日ほど続くので、非常につらいようですね。

それから、感染経路ですが、エンテロウイルスと同じウイルス感染症のため、感染者のくしゃみなどによる飛沫感染や、便中のウイルスによる経口感染が主な原因で、大人から子供へのキスなどでも感染します。

特に怖いケースが急性心筋炎で、初期段階では鼻水やのどの痛み、咳などの風邪の症状や、消化器官系の症状が現れるのですが、それらの症状から約1~2週間程度で胸痛や心不全症状、不整脈などの症状が現れることがあるので、お年寄りなどには注意が必要です。

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コクサッキーウイルスの消毒の仕方や検査方法は?

コクサッキーウイルスは発症するまで特徴的な症状がないため、症状を発見するのが非常に難しいやっかいなウイルスですが、唯一特徴的なものがあり、それが心電図です。

なので、もし風邪のような症状が現れてから1~2週間後に胸の痛みなどが現れた場合は、念のため病院で検査をし、心電図を診てもらうと良いでしょう。

ただし、病院へ行ってコクサッキーウイルスによる心筋炎などが現れたとしても、抗ウイルス薬などの根本的な治療薬はないため、そもそもコクサッキーウイルスによる症状が現れないように注意することが大切です。

そして、免疫力が低くなっているときに感染しやすい傾向にあるので、夏の暑い時期など流行りやすい時期になったら、より気をつけて規則正しい生活を送り、一番多い感染経路である飛沫感染を防ぐために家族内でもマスクをするなどしましょう。

また、コクサッキーウイルスはアルコール消毒に対する耐性が強いのですがエタノールには弱いので、エタノールを用いたり、あるいは次亜塩素酸ナトリウムを用いて消毒ができるので、おむつや子供のおもちゃ、タオルやカトラリーなどにふきかけて、できるだけこまめに消毒を心がけることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、コクサッキーウイルスの症状を大人と子供別に、また、感染経路や消毒の仕方などについても詳しくお伝えしました。

コクサッキーウイルスは、エンテロウイルスの一種で、手足口病やヘルパンギーナなどの原因とされており、子供から大人に経口感染や飛沫感染でうつると、高熱や水疱などのつらい症状が現れることが特徴なのでしたね。

そして、特に注意したいのが急性心筋炎で、発作が現れるまでは分かりづらく、心電図の検査くらいしか検査方法がないため、少しでもおかしいと思ったら病院を受診し、医師にきちんと診てもらって早めの対応をするようにし、特に流行しやすい時期には家庭内でもマスクをしたり、子供のおもちゃをエタノールで消毒するなどして感染予防するようにしましょうね!

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