右のお腹が痛い時の原因と対処法!チクチクや便秘や張りの時も

腹痛と一言でまとめたとしても、具体的な場所を教えてほしいと言われると意外とバラバラになりがちです。

仮に、右のお腹が痛い場合であっても疑問点も多数あり

・チクチクする痛みはなぜ起きるの?

・やっぱり女性に多いの?

・便秘や下痢、そしておなかの張りやストレスと関係があるの?

・卵巣などのトラブルが原因なの?

などなど、色々と知りたい項目が出てきます。

そこで今回は、右のお腹が痛い時の原因と対処法について、上記の疑問にも説明し、チクチクや便秘や張りの時はどういうことなのかも解説いたします。

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右のお腹が痛い、原因は何か?

右のお腹が痛い原因は盲腸や虫垂などに炎症が起きているとか、子宮、前立腺、膀胱などの泌尿器や生殖器になんらかの異常が発生していることが考えられます。

まれに、先天的な理由で大腸の一部である盲腸の位置が左右逆転している人がいますが、基本は右側にありますので覚えておくと良いでしょう。

そして、この腹部の右側が痛いのならば、考えられることは何らかの病気か便秘が考えられ、病気ならば大腸がん・大腸憩室症・クローン病・虫垂炎・尿路結石・大腸憩室炎・潰瘍性大腸炎など様々な種類が考えられるので、それだけでは特定するのは難しいです。

そのため、安易に自己判断せず、痛みが続くようなら病院を受診するようにしましょう。

また、便秘気味で腹痛が発生しているという場合は、便秘が続くと便が固まって炎症が発生するようになるので右側のお腹にチクチクした痛みが発生するようになるので、放置するのは危険です。

なぜ便秘になるのか

男性は女性ホルモンの関係上便秘になる確率が男性よりも圧倒的に高く、便秘になってしまうことでお腹に張りを感じるようになってしまうでしょう。

この状態が長期間続いてしまうと便が固まっていってしまうので、その周辺部位に炎症が発生するようになってしまい、痛みが発生するようになってしまうのです。

しかし、この便秘になる理由は一つではなく、簡単に列挙するだけでも下記のようなものが出てくるでしょう。

・食物繊維不足

・水分不足

・副交感神経の過度の興奮

・運動不足

・ストレス

・薬による副作用

・生理前による黄体ホルモンの増加

・腸内環境の悪化

・腹筋力の不足

簡単に記載するだけで、これだけのことが挙げられますので、細分化して考えた場合はこれよりも多くの原因が考えられることになります。

特に、ストレスによる便秘は副交感神経の働きを低下させることが原因で、大腸の蠕動(ぜんどう)運動が鈍ってしまうか、逆に過敏に動きすぎるようになってしまうことが関係していますので注意が必要です。

というのも、市販で売られている下剤や便秘解消薬というのは、動きの鈍った大腸の働きを促進させるために動かす作用がある成分が多いので、ストレスが原因で逆に動きすぎている場合は悪化させてしまう可能性があるのです。

また、このストレスに由来する動きが活発になりすぎる便秘は痙攣性便秘といわれており、便秘と下痢が交互に発生することもあるため、便秘が治ったと勘違いしやすいので注意しましょう。

そして、この痙攣性便秘は自律神経の乱れや精神的ストレスがたまりすぎることで発生しやすくなるので、ストレスとの付き合い方は気を付けるようにしてください。

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卵巣と右腹痛について

女性の場合は右わき腹の痛みを感じることがありますが、この時の痛みは重いものではなく、チクチクとした軽い痛みが感じることがあり、生理痛と比べても軽いと感じることもあると思います。

これは、卵巣の痛みの可能性がありますが、卵巣は下腹部の両側に一つずつあるので、左側だけ痛くなる人もいれば、右側だけ痛くなる人もおり、卵巣は子宮に近い位置にあるため、卵巣の痛みだと思ったら実は子宮の痛みだったということもありますので注意が必要です。

また、卵巣の痛みは生理が終わってから1~2週間後に出ることが多く、排卵の前後3日くらいの時期に発生してしまうもので、回避することは出来ないのですね。

ただし、卵巣の痛みが3日以上続くとか、痛みが我慢できるレベルではなく激しすぎると感じた方は、病気の可能性も高いので病院で検査をしてもらってください。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、右のお腹が痛い時の原因と対処法について、様々な疑問も説明し、チクチクや便秘や張りの時はどういうことなのかも説明いたしました。

右のお腹が痛いときは盲腸・虫垂・子宮・前立腺・膀胱などの泌尿器や生殖器になんらかの異常が出ているか、便秘が発生していることが考えられるということでしたね。

また、おなかの張りを引き起こすことが多い便秘ですが、発生の原因は非常に多く、女性の場合は女性ホルモンに関連して便秘になることもあるということでした。

そして、女性の場合は生理に関連して卵巣が痛むことも多いので、右のお腹が痛くなることは多いのですが、卵巣はおなかの両側にありますので、右以外に左側も痛むことがあるので、要注意ということでしたね。

最後に、痙攣性便秘になってしまった場合は下痢と便秘を繰り返し発生させてしまうことがあり、便秘に気が付かないことが多く、下剤などを使ってしまうと危険な場合があるので下痢と便秘がいつまでたっても治らないのなら病院に行って診てもらうようにしましょう。

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