右胸が痛い時の病気(女性と男性別)!チクチクやズキズキなど

急に右胸が痛い時は、何か重大な病気にかかってしまったのではないかと心配になってしまいますよね。

なので、右胸が痛い時の病気で、女性と男性では何が違うのか、ストレスや筋肉痛などの原因、チクチク、ズキズキ、息苦しいといった症状について知りたいのではないでしょうか。

それから、右胸が痛い時は病院で何科を受ければ良いかも気になりますよね。

そこで今回は、右胸が痛い時の病気で女性と男性での違い、また、チクチクやズキズキなどについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

右胸が痛いのはなぜ?女性と男性別の原因や症状!病院では何科?

右胸の痛みには我慢できる程度のものもあれば、我慢できないほど苦しくなるものまで色々ありますが、右胸には肺があるので重大な病気ではないかと心配になってしまいますよね。

でも、右胸が痛い時、呼吸時に痛いのかそうでないかで原因は異なり、息を吸っていないのに右肩から胸の辺りや胸の上の方(リンパ腺の下あたり)が痛む場合には、筋肉痛の可能性が考えられ、これは男女問わず見られる症状ですが、特に筋トレを集中的にやっている男性に多い症状なのだそうです。

それから、女性特有の右胸の痛みと言えば、生理前と妊娠中、出産後の痛みがありますが、生理前にはホルモンバランスの崩れが原因となってお腹が痛くなったり、精神的に不安になったり、中には右胸の乳腺が異常をきたして痛むことがありこれを「月経前症候群」と呼びます。

また、妊娠中の妊婦も体内のホルモンバランスが崩れますし、妊娠後期には母乳を出すために体の中で変化が起き、出産後は母乳を出すために乳腺が活発化し、右胸が痛む場合があるそうです。

これらはいずれも病気ではないのですが、乳腺炎などの場合は治療が必要になる病気ですので、適度に婦人科を受診し診てもらうようにしましょう。

そして、男性と女性では原因も異なることが多いので、次の通り性別ごとにチェックしていきましょう。

右胸が痛む原因の病気は?

前述のような症状以外は、男女ともに次の原因が考えられます。

1、呼吸器系の病気

呼吸器系の臓器に異常が現れ、病気になっていて右胸が痛む場合があります。

2、胸部付近の骨や関節の異常

転んだ、打ち付けたなどの外的要因によるものが多く、胸部付近の骨や関節が異常をきたし右胸が痛んでいる可能性があります。

3、ストレスによる神経の病気

ストレスによって背骨や肋骨を走る神経のバランスが崩れ、右胸が痛んでいる可能性があります。

4、上記以外の重篤な病気

上記以外の重篤な病気を発症している可能性があり、右胸の痛みの原因となっていることがあります。

このように、上記に当てはまっている場合は次に挙げられる病気が考えられ、それぞれ記載しているような症状が現れます。

1、気胸

肺の一部に穴が開き、右胸の痛みや息苦しさを感じる病気で、特に若い男性でやせている方に多いと言われています。

そして、穴が小さければ自然と治っていく症状ですが、まずは病院の内科か呼吸器科を受診して医師によく診てもらいましょう。

2、肋間神経痛

ストレスが原因で発症すると言われている病気で、背骨や肋骨を走る神経が筋肉で圧迫されて、右胸がチクチク、シクシクと痛むそうで、こうした痛みを感じたらまずは内科を受診しましょう。

3、肋骨の骨折

骨粗鬆症や骨がもろくなっている高齢の方は、転倒や打撲をしていなくても激しく咳き込んだり、くしゃみをするタイミングで肋骨にヒビが入り、骨折をしてしまう可能性があり、そのために右胸がズキズキ痛む時があります。

そのため、思い当たることがないのに骨折したようなひどい痛みを感じるのであれば、整形外科を受診しましょう。

4、胸膜炎

胸膜が炎症を起こし肺に水が溜まる病気で、呼吸や咳をすると右胸に痛みを感じることが多いのですが、肺ガンと関連している可能性もあり、特に喫煙習慣がある方は注意し、思い当たる節があれば内科か呼吸器科を受診しましょう。

5、胆石症

胆汁が固まり胆管に溜まってしまう病気で、右脇腹から右胸にかけて激しく刺すような痛みを感じ、こうした痛みを感じたらすぐに内科か呼吸器科を受診しましょう。

6、胆嚢炎

胆嚢が炎症を起こしている病気で、胆石症と合わせて発症したり、細菌が原因で発症し、特に急性の症状で右胸に激しく刺すような痛みを感じるので、こうした症状があれば早めに内科か呼吸器科を受診しましょう。

スポンサーリンク

右胸が痛い!まずできる自宅での対処法とは?病院では?

右胸の痛みを感じたら、まずは体を横にするなどして楽な姿勢をとり、安静にして市販の痛み止めの薬を飲むか、痛い部位に湿布を貼って様子を見て、痛みが落ち着いたところで病院を受診すると良いのではないでしょうか。

それから、病院では胸部レントゲン検査やCT検査、腹部エコー検査を行い、原因の病気が特定できたら治療を開始しますが、ほとんどの場合が緊急手術といったことにはならず、痛み止めの薬を服用しながら自宅で安静にすることになります。

そのため、日頃から休養を十分に取るようにし、精神的なストレスをためないようにしながら、バランスの良い食生活を心がけてカルシウムを意識して摂るようにすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、右胸が痛い時の病気で女性と男性の違い、また、チクチクやズキズキなどについても詳しくお伝えしました。

右胸が痛い時、特に男性の場合は右肩から胸にかけて痛いのなら筋肉痛であることが多く、女性特有の症状は月経前症候群や妊娠後期の痛み、出産後の乳腺の痛みなどが多いのでしたね。

一方で、呼吸をした時に息苦しさを感じるのであれば気胸、チクチクと痛むのであればストレスによる肋間神経痛、ズキズキ痛む時は高齢の方の肋骨の骨折、呼吸や咳をすると右胸が痛む時は胸膜炎など様々な病気が考えられ、それぞれ内科か呼吸器科を受診するべきとのことでしたね。

そして、突然痛みが現れたらまずは横になって安静にし、痛み止めで症状を抑えてから病院を受診するのですが、病院での治療以外にも日頃からストレスをためずに休養を取り、バランスの良い食事で体をいたわることで、こうした痛みの予防をするようにするべきとのことでした。

このように、右胸が痛いというだけで様々な病気の可能性があるので、該当するものがあれば、記事の内容も参考にし、適切に対処して大事に至らないようにしてくださいね。

スポンサーリンク

このページの先頭へ