花粉症へのトマトジュースの効果とアナフィラキシーの危険性!

鼻水やくしゃみなどの症状がつらい花粉症は、対症療法として症状を和らげる薬を飲む方が多いですが、食べ物で改善できるとしたら嬉しいですよね。

そんな花粉症にトマトジュースが効果的とのことなのですが、花粉症へのトマトジュースの効果と、加熱したトマトの場合やヨーグルトとの併用やサプリについても知りたいのではないでしょうか。

それから、花粉症の方がトマトやメロンを摂った場合、ヒスタミン成分による吐き気やアレルギー、アナフィラキシーのリスクについても気になりますよね。

そこで今回は、花粉症へのトマトジュースの効果とアナフィラキシーの危険性などについて詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

花粉症へのトマトジュースの効果は?アナフィラキシーの危険性も

慢性的なアレルギー症状がとてもつらい花粉症ですが、実はトマトから抽出される「ナリンゲニンカルコン」という成分は花粉症の四大症状である「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ」全てにおいて改善効果があることが臨床試験で確認されたそうです。

しかも、代表的なスギ花粉だけでなく、ブタクサやヒノキによって起こる症状にも有効で、ハウスダストやダニなどのアレルギー症状にも効果が見られているそうなので、嬉しいですよね。

ちなみに、臨床試験では約1週間程度で効果が現れ始めたというのも興味深いデータですよね。

ただし、このナリンゲニンカルコンは生食用のトマトには含まれておらず、多く含まれているのはケチャップやトマトジュースなどに使用されている加工用のトマトの皮の部分なのだそうです。

ただし、通常では加工する過程で果皮は除去されてしまうため、市販のケチャップやジュースでも摂取は難しいとされています。

そのため、食事で摂取するには、加工用トマトを使ったスープなどを自炊で作り、それを食べるのが最も効果的と言えるようです。

とはいえ、トマトジュースには食物繊維が多く含まれているので、腸内の善玉菌のえさとなって腸内環境を改善し、免疫機能をUPさせる効果があるので、ナリンゲニンカルコンはほとんど含まれていなくても、間接的に花粉症への効果は期待できます。

そのため、善玉菌となるヨーグルトと共にトマトジュースを摂取すると、より具体的に花粉症の改善効果が見られるのではないでしょうか。

生トマトやメロンの場合はアナフィラキシーショックに注意!

花粉症は、花粉という異物が体外から入ってきたことによってヒスタミンという原因物質が働き、かゆみなどの症状を現している状態です。

そして、このヒスタミンという物質は、実は食べ物にも含まれており、今回のテーマであるトマトやメロンにも含まれているそうなんです。

つまり、花粉症の中でも原因の植物と野菜や果物が同じ種類である場合、花粉症の症状が改善されるばかりか悪化することがあるそうです。

そして、トマトで花粉症の症状が悪化するのは「スギ、ヒノキ、ヨノギ」それから、メロンで悪化するのは「ブタクサ」、さらにトマトとメロン両方で悪化するのは「イネ科、ハンノキ」などだそうです。

結構ありますよね。

こうしたNGの食べ物を該当する花粉症の方が食べてしまうと、吐き気が現れたり、ひどい場合だとアナフィラキシーショックといって危険なアレルギー症状が起きることもあるので、十分注意してください。

スポンサーリンク

混ぜるだけ!トマトとヨーグルトのスープがオススメ!

トマトとヨーグルトは、合わせて摂ると、花粉症の方でなくても腸内環境を改善できてオススメですし、意外と相性の良い味です。

そこで、市販のトマトジュース(有塩)と無糖のヨーグルト、エキストラバージンオリーブオイルをお好みで混ぜ合わせたお手軽スープはいかがでしょうか?

ちなみに、冬の場合はこのレシピだと冷えてしまうので、お鍋で混ぜ合わせ、少しだけ温めて飲んだり、おろし生姜を加えても美味しいですね。

ナリンゲニンカルのサプリでオススメは?

加工用のトマトなどに含まれるナリンゲニンカルは、食事から摂るのがやや難しいとのことでしたが、最近ではナリンゲニンカルのサプリも販売されています。

その中でもオススメなのが、キッコーマンが日本デルモンテと共同開発して製造・販売している「トマトのちから」です。

キッコーマンでは、前述の通りトマトポリフェノールの研究を行い、ナリンゲニンカルの効果を解明し、本製品を商品化している上に、トマトの加工技術や優良品種の開発を担う日本デルモンテとの共同開発ということで、効果の高さが期待できますよね。

そして、「トマトのちから」には加工用トマト約10~20個分のナリンゲニンカル(360mg)がたった3粒に含まれているとのことです。

ちなみに、気になる価格は、キッコーマンの公式サイトだと1袋あたり初回なら特別限定価格の2,673円(1ヶ月分)で販売されているので、チャレンジしやすい価格ですよね。

それから、乳酸菌がプラスされた「アレルクリアプラス」も1袋2,916円(それぞれ1ヶ月分)で販売されているので、より高い効果を気対する方にはこちらもオススメです。

というわけで、花粉症へのトマトジュースの効果を得たい方には、キッコーマンの「トマトのちから」がオススメなので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね!

*キッコーマンの公式サイトでは「アレルクリアプラス」も取り扱っています。

スポンサーリンク

このページの先頭へ