目がしみるように痛いし涙が出る原因と病気!目薬などの対処法も

何もしていないけれど、急に目がしみるように痛いし、涙が出るときは一体何が起こったのだろうと心配になってしまうのではないでしょうか。

なので、目がしみるように痛いし涙が出る時の原因でコンタクト、眩しい、充血といった他の症状についても知りたいですよね。

それから、目がしみるように痛いし涙が出る時の目薬などの対処法についても気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、目がしみるように痛いし涙が出る原因と病気、また、目薬などの対処法などについても詳しくお伝えしていきます。

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目がしみるように痛いし涙が出る!原因と病気は?対処法も

これまではそんなことはなかったのに、ある日突然目がしみるように痛く、涙が出るといった症状を訴える方が増えているようです。

そして、他の人から見ると一見たいした症状ではないように思われがちですが、当の本人にとってはすごく気になりますし、目に意識がいってしまい集中できない・目を開けておくのがつらいなど、人によっては生活に支障をきたす方までいるようなのです。

それから、こうした目がしみるように痛い、涙が出るといった症状は、次のような原因と病気が考えられるそうです。

・ 原因1:ドライアイ

ドライアイは目の表面の涙が蒸発し、風などが当たっただけでも急に目がしみて痛く感じる症状です。

そして、目が乾くため涙も出ないのではと思われがちですが、目の表面の涙の層が短期的に破壊されるのがドライアイなので、角膜が刺激を受けると反射的に涙は出るのですが、乾燥しているといった状態になるようです。

・ 原因2:角膜の病気

目の表面の角膜に傷がついている、いわゆる「角膜炎」の場合にも目がしみるのですが、表面に傷がつく「表層角膜炎」、角膜上皮が剥がれる「角膜上皮びらん」、角膜上皮膚を通り越して奥の角膜実質層にまで障害が現れる「角膜腫瘍」など色々あります。

そして、最悪の場合は傷が悪化すると痛みやしみるだけでなく、視力の低下にも関係するので早期の対処が必要になります。

・ 原因3:コンタクトレンズ

これは原因1と2の原因とも言えますが、コンタクトレンズを使用している方は、取り外しの際に爪を立ててしまったり、目をこすって傷つけるなど、角膜障害の原因になりがちです。

それから、使い捨てのレンズを含むソフトコンタクトは水分を含んでいて、レンズ自体も乾燥し目が乾きやすいという特徴もあるので、コンタクトはくれぐれもつけっぱなしにせず、家の中ではメガネにするなど休み休み使うようにしましょう。

目がしみる以外の症状も現れていたら要注意

角膜は傷がつきやすいのですが、傷が治る能力も高いので、浅い傷であれば時間の経過と共に知らぬうちに改善されていることも多いようです。

しかし、目がしみる以外で、次のような症状がある場合は時間が必要です。

・ 目が開けられないほど痛い

・ 目が充血している

・ かすむ

・ 光がまぶしい

・ 黒目が白くなっている

・ 視力の低下

これらの症状がいくつも当てはまるようであれば、前述の通り角膜に強い影響を及ぼし、最悪の場合は極度の視力の低下や失明ということになりかねないので、厳重な注意が必要です。

対処法は?

目がしみて痛いし涙が出るといった症状には、まずは乾燥をふせぐために目薬で水分を補って目を潤してあげることが重要です。

しかし、ここで重要なのは使用する目薬の種類で、市販の充血を取る目薬にはそのほとんどが血管収縮剤や抗菌剤が含まれていて、かえって刺激が強くなったり、目薬をやめた時にリバウンドで充血がぶり返してしまうことがあるそうです。

そして、ドライアイの時には涙に近い成分の「人口涙液」や角膜を保護する粘性のあるヒアルロン酸が含まれている目薬がオススメなので、市販で購入する場合はチェックしてみてください。

または、最近では防腐剤フリーの使い捨て目薬も販売されているので、そうしたものでも良いかもしれないですね。

それから、エアコンや湿度のコントロール、パソコンは休み休み使うなど、日頃の生活環境にも配慮し無理をしないで目を大切にして、少しでも異変を感じたら早めに眼科を受診することで、重症化を防ぐようにしてください。

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目の疲労回復には42度のシャワーが良い?!

1日よく働いて疲れた目には、入浴の際に少し温かめの42度のシャワーを当てて目の周囲を温めるようにすると、目の疲労が回復するそうです。

そして、お風呂にも入れないくらい疲れているのであれば、蒸しタオルで目を暖め血行を良くして、目の周りをマッサージするのも効果的ですが、目の周りの皮膚は薄く、マッサージのしすぎはかえって症状を悪化させることもあるのでほどほどにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、目がしみるように痛いし涙が出る原因と病気、また、目薬などの対処法などについても詳しくお伝えしました。

目がしみるように痛いし涙が出る時は、ドライアイや角膜炎、コンタクトレンズの使用によるもの等の原因があり、特に光が眩しく感じる・充血しているなどの症状も現れているようであれば症状が悪化している危険性があるのでした。

そのため、こうした自覚症状があるようなら、日頃から人口涙液や使い捨ての防腐剤フリーの目薬で潤いを保つようにすると良く、パソコンなどは休みながら使い、湿度もコントロールすると良いのでしたね。

それから、角膜炎などは重症化すると最悪の場合失明などもありえるので、放っておかずに早めに対処し、大切な目を守ってあげるようにしてくださいね!

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