花粉症の肌荒れの症状と市販薬や化粧水!皮膚科には行くべき?
花粉症の方は、花粉が飛散し始めると、目のかゆみやくしゃみだけでなく、肌がヒリヒリしたりといった肌荒れの症状を実感する方が多いと思います。
なので、花粉症の肌荒れで目の周りのブツブツや吹き出物、ニキビなどの症状の治し方で、市販薬について知りたいのではないでしょうか。
それから、花粉症による肌荒れの対策で、化粧水やワセリンなどスキンケアのオススメ、ファンデーションなどメイクや化粧品の注意点や、皮膚科には行くべきなのか、といったことについても気になりますよね。
そこで今回は、花粉症の肌荒れの症状と市販薬や化粧水について、また、皮膚科には行くべきか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
花粉症の肌荒れの症状と治し方は?
花粉が飛散すると、皮膚にも付着するので、それに対するアレルギー反応が起きて、
・ 赤みをおびる
・ ブツブツができる
・ かゆみを感じる
・ ヒリヒリする
・ 乾燥してカサカサする
といった肌荒れ症状が起き、悪化すると吹き出物やニキビができることもあります。
そして、こうした症状のことを花粉症皮膚炎というそうです。
特に、目や鼻をこすることによって、目の周りや鼻の下などの肌トラブルが起きやすく、花粉症の症状が普段ない方でも発症することがあります。
なので、花粉の時期になって肌荒れしやすくなる方は、花粉症皮膚炎を疑ってみてくださいね。
ただ、こうした花粉症皮膚炎の症状は、スキンケアやメイクのポイントを押さえて改善することができます。
花粉症の肌荒れの改善方法は?
1、 スキンケアのポイントは?
花粉症皮膚炎の症状を起こしている時は、肌のバリア機能が著しく低下しているため、スキンケアでは刺激の少ない物を選び、高保湿成分を配合しているものを使うことが重要です。
例えば、化粧水や美容液であればセラミドやコラーゲン配合のものがオススメですし、化学成分が多く配合されているものは刺激が強いので、成分表のチェックは重要ですね。
それから、皮膚の摩擦も肌荒れを悪化させるため、
・ 洗顔ではゴシゴシ擦らない
・ 家に帰ったらすぐにメイクを落とす
・ 洗顔後はしっかり保湿ケアを行う
といったポイントを押さえることが大切です。
例えば、クレンジングの時には刺激になるシートやオイルタイプは避けた方が良く、ミルクタイプなどで優しく落とし、洗顔の時にはたっぷりの泡で包み込むようにして洗い流しましょう。
そして、化粧水は手にとって十分にあたためてから優しくハンドプレスで皮膚につけ、目元や口元など、乾燥しやすいところは重ねづけすると良いでしょう。
さらに、乳液や美容液もつけて、たっぷりと保湿することを心がけてくださいね。
ちなみに、ワセリンは油分が多く、花粉を付着させやすいため、花粉の時期の利用はあまりオススメできません。
2、 メイクのポイントは?
花粉が肌に付着しにくいようにするためにも、メイクはしないよりはした方が良く、仕上げにパウダーファンデーションやフェイスパウダーで覆うようにし、常にさらっとした状態を保つようにしましょう。
そして、パウダー類は持ち歩き、出先でもこまめなメイク直しを心がけてくださいね。
それから、目の周りは皮膚も薄くデリケートなので、アイメイクによってかゆみや腫れや赤みが生じることも考えられるので、粘膜に近い部分のメイクは控えた方が良いかもしれません。
また、メイクではないですが、洋服の素材も毛羽だったものは避けて、花粉がつきにくいすべすべした素材のものにした方が良いですよ。
花粉症皮膚炎は顔だけでなく、体にも現れることがあるので、洋服も意識して選んでみてくださいね。
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皮膚科には行くべき?市販薬のオススメは?
花粉症は現在の医療では完治するのは難しいとされていますが、病院での治療によって症状を緩和・予防することはできるので、症状があまりにひどい場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。
そして、病院を受診する時間がなければ、市販薬でもすぐに買えて、花粉症皮膚炎に効果のある次のような薬が販売されています。
・ 新レスタミンコーワ軟膏30g…430円
病院で処方されることもある皮膚疾患用の薬で、低刺激なので敏感肌の方でも安心して使用できます。
・プロペトホーム100g…820円
医療用の薬と同じ白色ワセリンが成分になっているので、顔はもちろん、手などの肌荒れや皮膚の保護用に使うことができます。
・フルコートf 5g…818円
病院の処方薬と同じ成分が同量配合された市販薬で、ステロイド含有でやや強めの効果が期待できます。
・ HPローション50ml…1,780円
皮膚科などで処方される保湿・抗炎症作用のあるヒルロイドと同じ成分が配合されていて、ステロイド非配合なので、子供でも安心して使うことができます。
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花粉症の肌荒れには生活習慣の見直しも大切!
花粉症の季節に夜更かしをしたりと生活のリズムが乱れると肌の免疫機能が低下し、さらに花粉症皮膚炎の症状を悪化させることがあります。
そのため、
・ しっかり睡眠をとる
・ ストレスを溜めない
・ ホルモンバランスを整える
といった生活習慣の見直しも大切です。
そして、少なくとも6時間の睡眠は確保し、寝る3時間前から食事をとらないなど、毎日少しずつ意識しながら整えていくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、花粉症の肌荒れの症状と市販薬や化粧水について、また、皮膚科には行くべきか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。
花粉が飛散すると、元々花粉症でない方でも皮膚に花粉が付着することでアレルギー反応が起き、ブツブツや吹き出物などの肌荒れが起きるので、汚れは優しくしっかり落とし、たっぷり保湿するなどのスキンケアのポイントをお伝えしましたね。
そして、メイクではパウダーで仕上げてさらさらした状態を保ち、スキンケアの工夫でだいぶ改善されますが、あまりにひどい場合は皮膚科を受診するか、市販薬で対処することをオススメしました。
それから、花粉症皮膚炎の予防にはたっぷり睡眠を取るなど生活習慣を整えることも大切なので、体のバランスが崩れないようにしましょう。
また、食生活の改善もこうした花粉症による症状の対策になるので、次の記事もチェックしてみてくださいね!
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「花粉症を体質改善で治す方法!効果的な食べ物や食事と漢方など!」についての記事はコチラ!
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